NCとMCの違い

Question

機械加工用語の質問です。
NCとMCの違いって何でしょう？
自分の中でほぼイコールって考えてますが・・・。
開いてる時間に、お願いします。

Answer

ども、旋盤屋をやっております。
うちではNC旋盤をNCと呼び、マシニングセンターをMCと呼んでおります、
多分そういう意味での質問ではないかなと思います。

一般的にこの二つの違いは、構造的には被削材が回転するか工具が回転するかの違いでしかないと思います。
まぁ、プログラムの組み方なんかも結構違ったりしますが……

古株の同僚は、旋盤屋の事を「挽き物屋」なんて言います、
挽き物にたいするのが、くり物。
主に木工ではそう言いますがフライスで金属加工の場合もそういうのかな？

Answer

こんばんは。
NCとは「Numerical Control」の略で数値制御という意味。
NCフライス盤は数値制御付きフライス盤のこと。
NC旋盤は数値制御付き旋盤のこと。
通常はATC(自動工具交換装置)が付いていないNCフライス盤のことです。
MCとはマシニングセンターの略で、ATCがついているNCフライス盤のこと。

Answer

うちの、ＮＣフライスには、油圧式のドローイングバーがついていて、
手動ですが、マシニングセンタと同様に、脱着が出来ます。オプションでしたが。
勿論、プルスタッドボルト式です。
マシニングと共用しています。
引きねじ式ばかりでは、無いと思います。
たとえ、引きねじ式でも、クイックチェンジ式を使えば、レンチ一本で
簡単に交換できます。
また、ＭＣでは、工具交換に大変な労力を使うという、意見も有りますが、
４０番、５０番用の、BIGで販売している、ツーリングメイトのようなもので
簡単に交換は出来ると思います。老婆心ながら。
本来の質問の趣旨とは、違いましたが。

Answer

TTTさんと回答が重複しますが、ＮＣとＭＣの加工内容は変わりません。
ＡＴＣが付いているかいないかです。
機械構造としては、機械を正面から見ても分かりませんが、シャンク（主軸のシャンク）がＮＣとＭＣとは形状が違うものを使います。
ＭＣの場合、ＡＴＣでシャンクごと自動に交換するためです。
後、あえて言うならばＭＣには主軸ロックと言うものはありません。
つまり、工具自体を新品に交換するときはＭＣでは結構大変な労力を使います。

参考になれば幸いです。

今お使いの機械がＭＣならばすぐに分かると思います。
ＭＣから見てすぐに取り付くテーパー（三角錐？：ＢＴシャンク）の付いたものです。（ＡＴＣに待機しているときのもの）
ＮＣならば少し分かりにくいですが、ＭＣと同じようなものが付いています。工具交換をするときレンチで開閉しますよね。その本体がシャンク（ＮＴシャンク）です。
ＮＣの場合のほとんどはそのテーパーシャンクを機械の上からネジで引っ張って固定している場合がほとんどだと思います。
そのためＮＣの場合は主軸の上のナットを緩めなければシャンクを取り外すことは出来ないと思います。（ウチのはレンチなどで開閉するのではなく、機械自身にシャンクの開閉ボタンが付いています。）

Answer

NCは数値制御装置単体の事で機械そのものではありません。

マシニングセンタはフライスにNCと工具交換装置（ATC)が付いている機械と私は認識しています。

復唱しますがNCは数値制御装置単体の事で機械そのものではありません。
「NC」と言う機械は存在しません。

例えばフライスにNCが付いている場合は「NCフライス」旋盤にNCが付いている場合は「NC旋盤（CNCとも言う）」とゆうようにNC自体は機械の各軸を制御するｺﾝﾋﾟｭｰﾀｰなのです。

ただこの業界では一般的にNC＝NCフライスという認識があり実際はNCだけでも通用します。

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