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2007/12/06 13:27
初めまして、今回初めて板金の金型(プレス)の製作を外注に製作依頼する事となりました。そこで、流れ的にどの様に外注先と取り決めをしていくのかがわからなく不安です。外注先に言われっぱなしにもならない為、今後もめる事が無いようにしたいのです、また今月中に工場へ見学させてもらう事になって
いるので、その時に全て決めておきたいのですが・・・。
板金はLot100/月ぐらいのペースで2~3年作る予定です。
疑問
・ショット数確認?
・メンテ代?単価乗せ?別途メンテ費用?
・試作台数?
・寸法確認(何台?)→外注先に頼むのか?寸法記入フォーマットに?
・どの時点でで検収をあげるのか
・焼入れはした方がいいのか?
・材料は何にした方がいいのか?
見積り以降何を決めてどこをゴールとするべきでしょうか?
初心者がわけも解らず言っているかと思いますが、
ご教授して頂けないでしょうか?
宜しくお願いします。
>板金はLot100/月ぐらいのペースで2~3年作る予定です。疑問
>・ショット数確認?
>・メンテ代?単価乗せ?別途メンテ費用?
>・試作台数?
>・寸法確認(何台?)→外注先に頼むのか?寸法記入フォーマットに?
>・どの時点でで検収をあげるのか
>・焼入れはした方がいいのか?
>・材料は何にした方がいいのか?
うちは、プレス金型設計製作量産を請け負っております
売り型は、ほとんど有りません
設備最大300tonサーボプレス
製品のサイズから言うと小型部品に入ります
最大加工サイズはコピー機の側板サイズ 紙サイズでA2 の大きさ位です
サイズの表記が無いので適宜うちに注文が来たとしての話で進めます
製品材質不明に就き SPCC基材のSECC t0.8 ~ t2.6位
総ロット数=max3600pcs
金型は単発型となります
この数量では多くて2LOT分くらいの生産量となります(極少量LOT)
精度を必要としない機構部材なら 抜き型ダイ材質はプリハードン鋼使用
製品がステンレスなら話は別です
精度部品で金型の経時変化(特に磨耗減損)を嫌うならSKD焼入れ
しっかり作れば300,000ショット保証(価格が上がります)
若干のメンテナンスは必要となる
試作台数は掛かる時間で判断します、最低半日は消化します
ですから1台~段取り時間を差し引いた残り時間で出来うる最大数
(200台位 月産数より多くなりますね)
寸法確認は全箇所測定は1~5台分を図面に指定寸法脇に記入
(当然測定一覧はEXCELにて別途作成)
資本金1億の境で変化します
超1億→完全検収合格後規定支払
1億未満→1次検収の合否に関らず規定支払(下請法)
これは事前によく打ち合わせを行なうこと
小企業では仕入れ金額分は最低でも支払わないと倒産の可能性があります
焼入れはした方が良いのですが先に述べたように焼入れ材を使うことにより
若干金型代が易くなります、焼を入れずに金型加工は出来ません
材料は価格と相談になります高いほど良いとは限りませんが
傾向的には否めない事実です
SK3・SKS・SKD・超硬・コーティング材等ダイの材質は
千差万別です(順に高くなっている)
高いからといって総ての加工法・加工材質に適してはいません
発注側禁止事項
1:不当な受領拒否は出来ない(キャンセルは不可)
2:下請け代金支払遅延の禁止
3:下請け代金の不当な値引き禁止
4:不当な返品の禁止
5:不当な買い叩きの禁止
6:強制購入の禁止
7:報復措置の禁止
8:有償支給原材料等の対価の早期決済禁止
9:割引困難な手形の交付
見積以降というよりは、それ以前の打ち合わせと信頼関係が
事後に影響します、特に品質関係の対応がどのようにできる
協力工場かが一番の問題点ではないでしょうか
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少し気付いたことを回答させていただきます。
新規の金型屋さんと打合せをされる場合、
御社のプレス仕様を確認された方が良いと思います。
プレスによってベットの大きさ、溝の幅、スライド量、ストローク量は
違いますので・・・・
間違えなく行っておられるとは思いますが、
相手先に行くのであれば念押ししておいた方が良いと思います。
又、寸法確認ですが当然、金型屋さんでトライをし
御社のプレスでトライをするのが通常ですが、トライ材は
相手に準備させるのではなく実際に使う物を準備して
支給する方が良いでしょう。
材料の購入先によって多少の変化がある場合がよくありますので・・
余計なお世話だったかもしれませんが、過去の苦い経験から
助言させていただきました。
参考になれば幸いです。
ウチはプレス金型の設計製作なので細かいことは分かりませんが、もしウチが試作屋だったとしてお答えします。
見積もり以降とありますが、何の見積もりでしょうか?
試作でも箱曲げとかではなく、形状がついているならば簡易型はこしらえると思います。
簡易型を作って、修正をして、レーザーカット。
もしくは金型を作る必要がないににてもレーザーカットして、ブレーキ。
そしてこれに人件費を乗せてショット数で割ると一つの製品の単価が出てくると思いますが・・。これが見積もりと思います。
その後にショット数の確認?
意味がよく分かりません。
「・寸法確認(何台?)→外注先に頼むのか?寸法記入フォーマットに?」
もちろん外注でもします。その上で御社でも確認するのが当たり前と思いますが・・。
「・どの時点でで検収をあげるのか」
ウチでするならばその月に上げた分だけと思います。
正確に言うと一ヶ月の御社の締め日までに収められた製品の数×製品単価だけでしょうね。
「・焼入れはした方がいいのか?」
これは板金屋と良く相談をしてください。
「・材料は何にした方がいいのか?」
これも上に同じです。
費用が多く出て、納期が十分にあるのならばそれなりに金型を頑丈に作ってもらえると思いますよ。
こっちらとしても基礎的な知識がないとぼられるかもしれませんが・・。
参考になれば幸いです。
>板金はLot100/月ぐらいのペースで2~3年作る予定
これでは、金型費用がペイ出来るか疑問なので金型を作らない方が宜しいのでは? 抜きならタレパン、曲げもブレーキで行うことが一般的でしょう。
作るとしても簡易型。場合によっては固定資産に計上する必要がない程度で出来ることも有り得ます。
・ショット数確認?
・メンテ代?単価乗せ?別途メンテ費用?
・試作台数?
Lot100/月、トータルで2~3千個ならこれ全て、必要性に乏しいでしょう。
一挙に全量を打ってしまってストックする方が良いです。その数量も、金型調整・試打ちで済んでしまうレベルの数量です。逆にLot100/月が絶対というなら金型セットの手間が面倒で、大量をこなすプレス屋では請けないと思います。
・寸法確認(何台?)→外注先に頼むのか?寸法記入フォーマットに?
これは精度によります。確かに金型レス、簡易金型であるほどバラツキますので、冶具等で全数検査する手間があるかもしれません。
・どの時点でで検収をあげるのか
・焼入れはした方がいいのか?
・材料は何にした方がいいのか?
1.さんの答えで合ってるかと存じます。
如何に開発費用があるとはいえ、数量に応じた最適な製造方法を考えられることをお奨めします。
以上の話は、車のフレームなどの大物で、金型が不可欠なものなら全く噛み合ってないですが。。。
金型費は別の開発費で製作するので、金銭的には問題ありません。
また、単価からしてもペイできる計算です。
質問内容に対して、何か教えていただけないでしょうか?
宜しくお願いします。
2007/12/06 16:15
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