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プラスチック製安全カミソリが使用中に破損

2007/08/15 00:20

こんばんわ、ここは初めてなのでよろしくお願いします。

先日、プラスチック製安全カミソリが使用中に破損が破損して、顔に怪我をしました。
メーカーに抗議したところ、破損した部品を送ってくれと言ってきたので、送ったところ、驚きの手紙が届きました。

>材質、品質上の欠陥もないことから、外的圧力などによって部品が破損
>したものと思われますので、メーカー側の製造責任はありません。

相手に電話して確認をとったところ「プラスチックには金属疲労のようなものは存在しない」との回答でした。

話が矛盾だらけなので破損部品の返還を求めると「検査で粉々にしてもうない」との無責任な回答でした。

そこで質問なのですが、プラスティックも絶えず応力がかかっていると、劣化、疲労すると思うのですが、その場合、プラステックの断面を電子顕微鏡でみれば、疲労で壊れたものかはビーチマーク、ストライエーションなどの特徴で容易に判断がつくと、ある方に教えられましたがどうなのでしょうか?
プラスティックの材質はポリカーボネートと表示されています。

先方はそんな事には一切触れず、テストデータ(誰が何処でいつどんな検査をしてどんなデータがでたか)もいっさい送ってくる気はないそうです。

電子顕微鏡で断面から判断がつくなら先方の言う「検査で粉々」というのは納得できません。

幸いですが、破損部品を送る前に念のため撮影しておいた画像があります。
使い捨てカミソリをカナズチで故意に割った写真も撮影しました。
私はプラスティックの素人ですが、両者の断面を較べて見ると明らかに違いがあるように見えます。

使用中に破損したカミソリは断面がいびつな感じで、なにかひび割れた後に割れたような感じです。
一方、故意に壊したプラスティックの断面は、割れ方がとてもシャープで、断面も、パキっと割れたようなはっきりとした感じで比較的なだらかです。

言葉では、わかりにくいので急きょ、ホームページを作り画像をアップしました。
http://homepage3.nifty.com/smartworld/

私はまったくの初心者でなにもわからないので、是非プラスティックの専門の方々のお知恵を拝借したいと思っています。
どうかよろしくご意見、ご感想お願いします。

国民生活センターからの事故品と同一の製品を分析したやっと結果が出ました。
前文載せると長くなるので要点だけ要約して載せます。

1.刃はヘッドとホルダーの間で反った形で固定されていることがわかった。
そのため、ヘッドには、ヘッド中央部方向へ、”刃からの反発力(刃が反った形から、元の平らな形に戻ろうとする力)がかかっていたものと思われる。

2.苦情同型品10個を分解し調べたすべての苦情同型品にヘッド中央部に沿ってヘッド表側に2個、ヘッド裏側に2個、計4個のウェルドラインがあり、また、これら4個のウェルドラインは苦情品の破断箇所と重なる位置にあることもわかった。

3.ヘッド裏側を観察すると、ウェルドラインがある部分は、周囲に比べて凹んでいることがわかった。そこでプラスティックの肉厚を測定したところ、ウェルドラインがある凹みの部分は最薄部約1mm、その周囲の最厚部は約3mmで、ウェルドラインがある部分は、その周囲の肉厚の1/3程度であることがわかった。
肉厚が薄い部分は、厚い部分よりも強度が低くなるため、破断の一因になったと考えられる。

再現テスト→過剰な締め付け→ヘッドのネジ部はねじ切れたものの、苦情品のようなヘッドの破断は再現しなかった。

落下テスト→150cmの高さから石タイルに10回させた。テストの結果、苦情品のようなヘッドの破断は再現しなかった。

薬剤との接触テスト→カミソリに接触する可能性があると思われる商品を選び、もっとも過酷なテスト条件となるよう苦情同型品のヘッドをその原液に浸して1週間放置した。
テストの結果、いずれも苦情品のようなヘッドの破断は再現しなかった。
(感想ですが、ヘッドだけではなく、刃を挟んだ応力のかかった状態でテストしていればと思います)

加速劣化テスト→これまでの各種再現テストでは苦情品のようなヘッドの破断は再現しなかった。そこで本商品は構造上、どの部分に応力がかかり、かつ、強度が低くなっているかを調べるために強制的に強度を加速劣化させた。
薬剤(四塩化炭素)を原液のまま容器に満たし、苦情同型品のヘッドを浸したところ、約3秒でヘッドが破断した。苦情同型品のヘッドは、ヘッド中央部に沿って3個に破断し、苦情品と同じような破断状況が再現した。(両者の写真が掲載されていますが、一目みただけではどちらが事故品か見分けがつかないくらい破断の仕方が酷似しています)
これよりヘッド中央部に応力がかかっており、ヘッド中央部の強度は低いことがわかった。このことは、ヘッドには、ヘッド中央部方向へ、”刃からの反発力”がかかっていることと、ヘッド中央部に沿ってウェルドラインが4個あり、このウェルドラインの肉厚が周囲よりも薄いために強度が低下していることを裏付けるものであった。

結論
・苦情品のヘッドは中央部に沿って3個に破断していた
・苦情同型品のヘッドには、ヘッド中央部方向へ、”刃からの反発力(刃が反った形から、元の平らな形に戻ろうとする力)がかかっていた
・苦情同型品のヘッド中央部に沿って、強度を低下させる可能性のあるウェルドラインが計4個あった
・苦情同型品のウェルドラインがある部分は、その周辺部分よりも肉厚が薄かった
・過剰なネジ締め付けなどの各テストでは苦情同型品のヘッドは破断しなかった。
・ヘッドが解ける溶剤(四塩化炭素)を用いて、苦情同型品のヘッドを強制的に加速劣化させたところ、ヘッド中央部に沿って3個に破断し、苦情品と同 じような破断状況が再現した。

以上より、1.ヘッド中央部方向に応力がかかっていたこと、2.ヘッド中央部に沿ってウェルドラインがあったこと3.ウェルドラインの肉厚が薄かったことなどから、今回の事故は、なんらかの影響でウェルドラインの部分に亀裂が入り、刃からの継続的な応力によって亀裂が成長し、構造体としての強度が足りなくなり破断に至った可能性が考えられる。
しかし、今回は苦情品現物を入手できなかったため(苦情品は、メーカーがテストさせて欲しいと申し入れてきたため、送ったがテストと称して粉々にしたとのこと、またなんらテストの客観的なデータ提出は私にも、消費者センターにも拒んだまま)ヘッドの破断に至った明らかな原因を特定することはできなかった。

以上が、国民生活センターのテスト結果の要約ですが、皆さんが指摘してくださったこととほぼ一致しています。

私は、この内容からでも十分欠陥品であると考えられると思いますが、ご専門の皆さんはどう考えられるでしょうか?
遠慮のないご意見どうかよろしくお願いします。

プラスティックの断面写真
http://homepage3.nifty.com/smartworld/

回答 (8件中 1~5件目)

2007/08/25 04:17
回答No.8

気になりだすと,確認しないと済まない性分でして
近くの100均に行ってみました。置いてありましたよ,同じものが。
1個100円(替刃2枚付き)ということと,このような事例に
当たることはそうそう無いので,2個買ってしまいました。
おっしゃるように,韓国製ですね。PCであることも書かれています。
メーカー名で検索すれば,HP(ハングルと英語)もありますね。
今回の商品も掲載されてます。

パッケージにロットナンバーを探したのですが,番号らしき
ものはバーコード(JAN13)ぐらいしか見当たりません。
JAN13では,国コード(2桁)+会社コード(7桁)+末尾チェックデジット(1桁)
で13桁のうち10桁を消費しますので,ロットナンバーまで入れることは
やらないと思います。また,印刷の方式も,感熱などのその都度プリンタ
印刷(スーパーなどの生鮮食料品のバーコード印刷)ではない,ちゃんとした
ものですので,たぶん残りの3桁は品番でしょう。
因みに,私が購入したものは,上記の番号を除いて070です。
下4桁から2桁までの数字です。

前置きが長くなりましたが,現物は掲載されている写真とはずいぶん
印象が異なりました。やはり,百聞は一見にしかず。
結論として,ゲートはサイドゲート(1点)で,コア側から回り込んで送り込む
やつみたいです(オーバーラップゲート?)。加えて,ネジ部だけが
スライドになっているようで,パートラインは扇型の部分までは
走っていません。扇型の形状の延長線上にある凹みは,相手(柄の部分)の
ボスが入り込むための逃がしです。替刃の穴にこのボスが入り,替刃を
仮固定します。

また,左右対称の○の印はエジャクターピンの押し跡です。
ボルトの終端部にもエジェクターの痕跡がありますので,
3箇所で押していますね。なのでボルト側がコアです。

とりあえずご報告しておきます。

1,締め付け

パッケージ裏面にある取り扱い説明文に従い強く締めるには,カミソリが露出して
いますので,実際怖くて強く回すことはできませんね。
指で摘まんで回す程度ですから,大したトルクはかけられません。
危ないので替刃を外して,かなり頑張って締めてみましたが,どこかが破損して
外れる気配すらありません。手が痛くなったので,途中で止めました。

因みに,柄の部分とヘッドの部分は,柄の部分を少々引っ張れば,
あっけなく引っこ抜けますね。意外と単純な構造です。
いったいこれの何処に安全装置があるのか,さっぱり分かりません。

2,破断再現

割れた箇所は違ったみたいですが,意外とあっさり壊れたみたいですね。
対照試験として,水道水だけで平行して追試を行っていれば,良かった
かもしれませんね。水道水だけの場合に壊れなければ,石鹸による
ソルベントクラックである可能性は非常に高いと思います。

3,断面観察

プラスチック破断面の解析については,専門家ではないのでなんとも言え
ませんが,技術資料でよく見かけるのは,電顕写真が多いですね。
参考として以下をご覧下さい。

http://www.umgabs.co.jp/jp/solution/trouble/t_10.htm

http://www.sb-r.co.jp/techno/technicalnote/2_06.html

http://www.ube-ind.co.jp/usal/service/polymer_property/p199b.pdf

専門家のお墨付きが必要でしたら,検査内容も含めて検査機関に相談されたら
いかがでしょうか?とりあえず,電顕写真だけでも撮っておいて,後から何か
必要であれば,追加というふうにしてもいいのではと思います。

破断面は大事な部分なので,他のものと接触したりしないようきちんと保護
しておいた方が良いと思います。又,折れた相手側も観察した方が良いと思い
ますが,もぐり込んで取り出せそうもないようでしたら,下手に手を出さず,
検査機関に任せた方が良いでしょう。電顕で観察する場合,大きなサンプル
ですと裁断するはずなので,検査機関にはそのための道具があるはずです。
プロに任せましょう。

4,バーコード

先のレスのバーコードについて間違いがありました。この商品のバーコードを
検索して調べましたら,2001年改定前のものが使われているようです。
よって,下6桁から下2桁までが商品コードになります。よって,以前申し上げた
数字の前に50を付けたのが商品コードです。調査不足ですみません。

> それに、1万2千円のところは大阪工業研究所といって、プラスティックの射出成型の
> ウェルドからの崩壊なんかに関する書物も出版しているところなので期待していたのですが、
> 先方の話しによると「たとえソルベントクラックによって壊れたものであっても、電顕でそれ
> がきれいに再現されるかは、難しい、むしろ少ない」ということをきかされまして二の足を踏
> んでいます。
> samuneさんはそのことどう思われますか?

色々調べましたら,破断面だけの観察で割れの原因を特定することは難しいみたいですね。
観察自体は原因追及の非常に大事な要素ですが,推定までということらしいです。
参考までに以下を参照下さい。

http://www.plastics-net.com/mail_news/0607/35_02.html

ちょっと視点を変えまして,例えば実際の使用状況のもと,破断するかどうか
という商品テストを,消費者生活センターにやってもらえないのでしょうか?
本来の目的は,この商品に欠陥があるかどうか証明することですから,
通常の使用状況で破断が起これば,欠陥と言えるような気もしますが...。
運悪く使用中に破壊が起これば,それが即事故につながるであろうことは,
容易に想像が付くと思うのですが,そんな内容じゃ,ダメなんですかね?
法解釈も必要になるので,弁護士の意見も聞いてみないといけないと思いますが。


> もし強度検査や素材の検査なども並行してやれば、今回のあっけない2回目の損壊(実際こん
> なに簡単に起こると思っていなかった)と製品の特性(いつも下からのひっぱり応力がか
> かっている)からも欠陥商品であることを証明することは難しくない(事実こういうタイプの
> プラスティック製品を作っているのは私の調べた限りは韓国のここだけ、後、刃物で有名な
> ドイツの会社が同じタイプのものを、金属製で高価な値段で製造しているだけでした)と
> 思っているのですが、検査費用にいったいいくらかかることやら。
> samune さんはこの製品の仕様をどう思われますか?


応力と薬品(界面活性剤など)に加えて,刃だけ替えて繰り返し使用される訳ですから,
PCにとっては,かなり過酷な環境と思います。
以下を参照下さい。

http://www.jaame.or.jp/kanren/anzensei/03125196.html

これが,今回の件と等価ではありませんが,PC使用は敬遠したくなります。
因みに,報告の中のポリソルベートというのは,色々種類がありますが,
化粧水、乳液、クリーム、洗顔料、石けん、美白クリーム、メイクアップ化粧品など
広く使用されている界面活性剤です。

補足

わざわざお買いにまでなってありがとうございます。
私が新たに買ったものも070です。

下に書いたようにまた見事に壊れてしまいました。
ただ、今回はテストで何人かの方に強く締めてもらっているのでそれが少し気がかりですが。

でも samuneさんは、直接実物をお持ちなので、そんなに強く締めるといってもたかが知れているのはおわかりになると思います。

ただ、相手は強く締めすぎても、安全装置が働いて自動的にヘッド部分がはずれるだけで壊れはしないと前言を翻してきた(初めは締めすぎて壊れたのが原因だと言っていた)が、全然はずれませんでした。

今回は壊れた部分が全然違うのですが写真に撮ったらすぐにUPします。

また、こんどはちゃんと検査してもらうつもりですが、どんな検査をすればいいのでしょう?
やはり電子顕微鏡での断面検査が第一でしょうか?

検査機関にも様々な検査内容があるみたいで、値段も以外とバカにできない値段なので。

なにからなにまで、本当にありがとうございます。

とりあえず、消費生活センターにまた、壊れたとの報告をいれましたが、汚い言葉ですがクソのつっぱりにもならない税金の無駄遣い機関ですね。
センターには一応テストセンターもあって電顕もあるそうですが、テストしたとしても口頭でしか結果を伝えられないとの事。

それに写真は見ても分析はしない(つまり、ソルベントクラックであるとか)し、またプラスティックに対するそういう知識もないとのこと。

いったい電顕写真のなにを口頭で伝えるんでしょうね(笑)

まあ、逆提訴とかを怖がっているとしか考えられません。
裁判材料になるような情報はお伝えできないとのことです。

で、自分で検査機関色々と当たってみたんですが、
値段がむちゃくちゃ高い。
下は1万2千円から上は5万円、たかだか電顕で写真を撮ってもらうだけなのにと、素人は思ってしまいます。

それに、1万2千円のところは大阪工業研究所といって、プラスティックの射出成型のウェルドからの崩壊なんかに関する書物も出版しているところなので期待していたのですが、先方の話しによると「たとえソルベントクラックによって壊れたものであっても、電顕でそれがきれいに再現されるかは、難しい、むしろ少ない」ということをきかされまして二の足を踏んでいます。
samuneさんはそのことどう思われますか?

もし強度検査や素材の検査なども並行してやれば、今回のあっけない2回目の損壊(実際こんなに簡単に起こると思っていなかった)と製品の特性(いつも下からのひっぱり応力がかかっている)からも欠陥商品であることを証明することは難しくない(事実こういうタイプのプラスティック製品を作っているのは私の調べた限りは韓国のここだけ、後、刃物で有名なドイツの会社が同じタイプのものを、金属製で高価な値段で製造しているだけでした)と思っているのですが、検査費用にいったいいくらかかることやら。
samune さんはこの製品の仕様をどう思われますか?

とりあえず、話し(製造責任)のことを話すと、みな一様に及び腰になりますね。
それと個人相手ではなくメーカー相手という感じのところがほとんどでした。

愚痴ですが、こういう小さいことでも放置していくと別の社会的大きな事件が起こってきます(すでに、あっちこちで企業の不祥事が起こっているが)

以前なにかで読んだのですが、ジャンボジェットなどの大きな事故にも、それに至る過程で小さな予兆(トラブル)があって、それを安易に見過ごしている場合がある、というものでした。

今の日本の社会システムと似ていますね。

とりあえずは、以前弟が射出成型の仕事をしていたプラスティック屋さんでも尋ねてみようと考えています。

samuneさんには1から10まで色々と教えて頂いて本当に感謝しています。
また、よいお知恵があればお聞かせください。

2007/08/30 01:03

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質問する
2007/08/24 17:05
回答No.7

ABSと界面活性剤(洗剤に使われています)のソルベントクラックで
苦い経験をした者です。界面活性剤の種類によっては,1日足らずで
みごとに割れてしまい,愕然としました。しかし,応力がかかっていないと
びくともしないのです。よって,界面活性剤と接触することが避けられない
場合は,なるべく応力がかからないような形状の設計が必要ですし,樹脂の
選定も慎重にしなければなりません。ましてや,危ない部位にウェルドが
来ないようなゲートの配置は絶対必要でしょう。ただ,最終成形品できちんと
検証していれば,欠陥品は外に出ないんですけど...。

さて,写真では,未使用品もお持ちのようですが,これは今現在も確保されて
いるのでしょうか?もしお持ちなら,以下の確認をされたら方が良いと
思います。「小さな突起」というのは未使用品で確認しても,なんら問題ありません。

○の印は,直径どの程度でした?
定規を当てて測ってみて下さい。
○の中心部にさらに小さな突起かキズのような痕跡があれば,それがゲート
ですね。ということは2点ゲートですから,ウェルドは避けられないと思います。
この程度の大きさと形状で2点必要なのか疑問ですが...。

また,もし○印の中心に何もなく綺麗なフラットな状態で,丸い輪郭の痕跡だけ
でしたら,エジェクターピンの押した跡だと考えられます。その場合,ゲートは
反対側のボルト形状の先端部と予想されます。ボルト先端をよく観察して下さい。
何か突起やキズなどの痕跡がないでしょうか?
もしそれらしい痕跡が有ったら,そこがゲートで,1点となります。この場合,
この形状から破断した部位にウェルドが発生することはちょっと考えられないです。
たぶん,ウェルド自体発生しないのではないかと思います。

ということで,ゲートの点数や位置によって,ウェルドの発生予想が全然違って
きます。

ただ,ウェルドが有ってもなくても,相当の応力がかかっていれば,ひげそり時に
使う石鹸などが内部に残留しているでしょうし,それを放置して除々に乾燥して
いけば石鹸の濃度はどうどん上昇するわけですから,そのうち割れそうな気がして
なりません。個人的には,設計ミスのような気がします。

既に追試をなさっているようですが,設計ミスなら同じような現象が出てくると
思いますよ。中途半端に破断すると,気付かずに使ってしまいますよね。
追試で確認されれば,相手の態度もコロっと変わるんではないでしょうか。

補足

回答ありがとうございます。
ゲートのことは上のsamune が、買ってまで調べてくれましたのでその通りなのだと思います。

下にも書きましたが、今ゲートを調べていたら、扇形先端のネジ部分から折れて、本体に埋まったままです。

>ABSと界面活性剤(洗剤に使われています)のソルベントクラック

素人ですので、はっきりとした事はいえないのですが、このカミソリの構造
上、さきほど分解したところ、ネジ穴からは水滴が垂れてきました。
多分、石鹸などの成分も含んでいると思われます。

>設計ミスなら同じような現象が出てくると
>思いますよ。中途半端に破断すると,気付かずに使ってしまいますよね。

そうなんですよ、今回はなにげに触っている時だったのでケガもせずに済んだのが幸いでした。

すいません。samuneさんの”さん”が抜けていました。
謝ります。

2007/08/30 00:46

2007/08/24 15:42
回答No.6

検査で粉々を皆さんありえないとおっしゃっていますが、プラスチックの物性評価でMI値を測定するのは基本ではないでしょうか。この評価を行う時には溶融するため、粉々にします。まるっきりの嘘ではないと思います。

補足

回答ありがとうございます。
あなたのおっしゃっていることは素人ですがわかります。
しかし、プラスティックを全部を粉々にする必要のある検査なのでしょうか?
またその検査によってなにがわかるのでしょうか?
教えていただければ幸いです。

2007/08/30 00:36

2007/08/23 18:46
回答No.5

 PCやABSのような非晶性樹脂は、環境応力破壊を起こします。薬品に触れた状態で応力をかけると薬品に触れない状態より早く破壊する現象です。ここで言う薬品とは、洗剤や油なども含みます。カミソリですから石鹸などに触れますよね。また、応力とは外部からの力によるものもありますが、成形時に発生する内部応力も含みます。つまり、下手な成形品を石鹸液に触れた状態で放置すると割れてしまう可能性があると言うことです。
 また、証拠を手放してしまったことはたいへん痛いですね。破壊した面を顕微鏡などで観察すると、破壊の起点や種類(衝撃破壊やクリープ破壊など)を推測することができる場合があります(状況にもよりますが、私はけっこうよく分かると思います)。破壊の起点では、成形表面のしわや内部の空洞など破壊の原因になりやすいもの(ウェルドラインやパーティングなども)があるかなどは、たいへん良く分かります。
 100均の製品のようですので、そんなに耐久性を考えて作られたものとは思えません。しかし、刃物ですからいろんな使い方を想定して、安全性の高いものを作って欲しいですね。

補足

回答ありがとうございます、お返事遅れて申し訳ありません。
私自身もPL法やプラスティック関連の本を何冊か借りてきまして
忙しくしていたもので・・・

いや、つい今上の方のゲート位置などの質問で新しく使い始めているカミソリを調べていたところ、なんの力も加えていないのに扇型の先端(ネジの部分)が突然折れて、本体の中にとどまったままです。

レシートの日付は7月26日となっていますね。
数回使っただけなんですがね。
折れ方も本体中にネジ部分が残って出て来ないので、こんな折れ方故意にできるものじゃないでしょう。

これを分析すればいいんですね。
いや^、しかしここの商品脆いねえ。

2007/08/30 00:33

2007/08/20 15:23
回答No.4

以前PC部品にクラックが生じ、原因が特定できず困った経験を持っております。
成形品不良が原因の不良なら他にも発生するはずです。
同一時期のロットのものを購入し、複数個同じ条件にして、確認すると、何がしかの不具合もしくはその予兆が出てくると思われます。  
ただ、PCに限らず一部の樹脂は耐薬品性、耐候性等に弱点を持つものがあります。 例えば消毒のために使用後はずっとアルコールに浸けているとか、窓際に置いて紫外線をずっと浴びているとか‥。
でも私は、これがトラブルを誘発しても、メーカーに問題が無いと言っている訳ではありません。 
メーカーはトラブルが発生する恐れがあるなら、この旨を取扱説明書等に注意点として記載すべきだと思います。 
堂々と「検査で粉々にしてもうない」と胸を張っていうような所なのだからお里が知れています。 
これもあくまで想像でしかありませんが、PCと書いてあっても、どんなレベルのPCか、大量の再生材どころか、何が混入しているか分からないし、金型も成形条件もいいかげんかも知れません。 こんなところでは買うべき商品では無かったということでしょうね。

補足

回答ありがとうございます。
uralytさんがご指摘の通り、他の方にも再生材の可能性(色がそれっぽいらしい)をいわれました。

後、製造過程でも色々と注意すべきことがあるんですね。
現在、同じ製品を購入して同じ条件で使用中です。

大手メーカーの方から次ぎのことを教えて頂きました。

>応力が持続的にかかるとクリープという現象を起こして、変形します。
>ほとんどのプラスチックがクリープを起こします。

皆さんの話を色々と聞いて、破損の原因が多様であることを知りました。
1.素材の問題
2.形成時の問題
3.使用と製品仕様の問題、今回の場合、応力が常にかかっている設計上クリープからの破壊も考えられます。
4.上記の複合的な結果の破損

これらを考えてみると、技術者から見て写真からの判定はほぼ不可能ということでしょうか?

直接証拠を相手に渡してしまった後では、戦うとしたら法的には間接証拠(相手との電話での会話など)になってしまいますね。

ほんと、こんなところでは買うべき商品では無かったということでしょうね
uralytさんがいう様にこんなところでは買うべきではなかったと反省しております。

2007/08/23 00:42

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