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2007/04/05 12:00
A6061に黒アルマイトした後で表面に印刷等を行って焼き付けで加熱するとアルマイトが剥がれて下地のアルミが剥き出しになり、ムラになることがたまにあります。
加工先のアルマイト屋では原因が判らず何時起きるか、対策も無い状態で心配なまま生産している状況です。
どなたか情報お持ちの方、御教示お願いします。
剥離している部分は電気絶縁性を失っているでしょうか?
黒アルマイトの染色された表面層のみが剥離しているのではないでしょうか。
染色せずにアルミ金属の黒色自然発色を使われれば剥離はしないと思います。
アルマイト技術の未熟さによるバリア層の脆弱性も有ると思います。
遅レスで申し訳有りません。
御教示ありがとうございます。
その後も頻度は低い物の散発するので気が抜けません。
アルマイト屋さんが原因不明と言っている状態なので、対策は出来ていない状態です。
次回大量発生したときは通電確認等行ってみます。
2009/01/22 17:24
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アルマイト層はアルミより熱膨張率が低く、印刷に使われる材料で層の構成のメインになるのは樹脂(一般に熱膨張率は比較的高い)系が多いと思われますので、アルマイト層と印刷材料層(インクからコーティング剤まで含んだもの)の熱膨張率の差で加熱した際にアルマイト層が印刷材料層に引きずられる形で剥離が起こる可能性がありそうに思いました。
そうするとアルマイト層の強度と印刷層の厚みのバランスが条件になってくると想像します。
アルマイト業者さんが普通の業者さんであればアルマイト処理の治具に引っ掛ける位置や治具そのものの位置で印刷対象となる部分のアルマイト層の厚みにバラツキが出ます。通常であれば問題にならないバラツキと印刷材料層の厚みのバラツキがこのケースの大きな要因になっているのではないでしょうか。
アルマイト処理をする上での対策としては、アルマイトの厚みをもう少し厚めにするか、アルマイト処理をする時に1個当たりの電流をを増やしてもらうことが考えられます。理由は印刷層に対してアルマイト層が薄い場合に剥離が起こり、厚い場合は剥離しようとする応力に耐えていると思われるためです。
手間からいえばアルマイト層の厚みを厚くするのが一番簡単です。が、何らかの事情で全体の厚みをあまり変更できない場合は電極を増やしてもらうのが有効と思われます(治具に吊るしている数量を減らすことが有効なケースもあります)。
ロットごとの傾向ではないようなので主に厚みを問題として考えましたが、アルマイト層の強度という面では封孔処理がしっかり出来ているかも大きなポイントになってきますので業者さんに今までよりシッカリ目にシメてもらうようお願いするのも有効かもしれません。
mzkさん、回答ありがとうございます。
概ねそのようなことはアルマイト材料屋、顔料屋さん等から聞いているので、原因は膨張率の違いだとは思いますが、必ず剥がれるわけではなく時稀になので困っています。 付け直せば痩せるので使い物になりませんし。
バリヤー層の密着が悪い為と相乗して起きていると見ているのですが、判別方法もなく難儀しています。
2007/04/05 14:57
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