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モーターの良否の判断方法及び装置を探しています
2023/10/16 02:28
- モーターの良否の判断方法及び装置を探しています。負荷のイナーシャ(慣性)が大きい、運転、停止を頻繁に繰り返す、モーター自体に振動が加わる、周囲の湿度が高いなど非常に悪い環境で使用しており、消耗が激しいためモーターを交換するタイミングを判断したいです。
- 現在、モーターの交換タイミングをメガーテスターにより絶縁抵抗を計測した結果で判断していますが、絶縁に問題がない物でもユーザー先でブレーカーが作動して使えないケースがあります。このため、メーカーに何度尋ねても良否判断方法を示してもらえず困っています。
- 年間に交換するモーターの数が100台前後に上るため、確固とした判断基準を持ちたいです。レイヤーショートを含め、このような事例に対応できる検査方法や検査器具があれば教えていただきたいです。
モーターの良否の判断方法及び装置を探しています
2008/09/13 11:26
自社製品に使用しているモーターに関する質問です。
・負荷のイナーシャ(慣性)が大きい
・運転、停止を頻繁に繰り返す
・モーター自体に振動が加わる
・周囲の湿度が高い
といった非常に悪い環境で使用しています。
モーターの定格を特殊定格(起動トルクを上げる等)にしたり、
絶縁の定格を標準より高いものにする等、できるだけの対策は
とっていますが、それでも消耗が激しい為、モーター自体は
消耗品扱いとしております。
現在モーターを交換するタイミングは、メガーテスターにより
絶縁抵抗を計測した結果をもって判断基準としておりますが、
中には絶縁には全く問題がない(テスターの針が振れない)物
でも、実際にユーザー先で使用するとブレーカー(漏電ブレーカー
やモーターブレーカー等様々)が作動して、使えないといった
モーターが少なからずあります。
従って、現在では客先よりブレーカーが作動して使えないと
いった理由が提示された場合は、メガーテストで問題がなくても
モーターを交換するようにしています。
モーターのメーカーに何度尋ねても「レイヤーショートではない
だろうか・・・」程度の返事で、どういう良否判断方法がある
かすら示してもらえません。
年間に交換するモーターの数が100台前後に上る為、確固と
した判断基準を持ちたいのですが、「レイヤーショート」を
含め、このような事例に対応できる検査方法はないのでしょうか?
また、検査器具(テスター等)がありましたら、教えて頂けると
非常に助かります。
宜しくお願い致します。
追伸:モーターは1.5kw特殊定格です。
インバーターは使っていません。
インバーターによるソフトスタートが製品の性格上不都合な
為、直入れによるインチング始動方式を採っています。
これも、モーターに負担を強いる原因のひとつなのですが。
回答 (8件中 6~8件目)
モータの良否の問題と少し離れますが、サーボシステムに移行すること
を検討されると良いと思います。
サーボシステムにしますと、次のような特長があり、このような用途に
最適だと思います。
1)カゴ形モータよりも、より大きな負荷の慣性モーメントに耐えられる。
2)カゴ形モータ直入れ始動より、高頻度の運転/停止に耐えられる。
・モータの構造が異なります。回転子に永久磁石を使用している。
・この部分の損失が大幅に小さくなっています。
モータの交換費用・メンテ費用・稼働時間の減少等を考慮したら、一次的
な費用は高くなりますが、相対的に経済的になると思います。
実際には装置の諸元を打合せして、サーボシステムメーカに相談して選定
してもらうと良いでしょう。
なお、この場合でも振動や湿度については、別途検討する必要があります。
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モータコイルのレイヤショートを判定するには
低抵抗計(ミリオームテスタ)
http://hioki.jp/3541/index.html
http://www.yokogawa.co.jp/tm/Bu/7556/
を使います
これでU-V、V-W、W-Uの各相間の抵抗を測定して
それぞれのバラツキを見て判断します
でも例えば、U-V間10.1Ω、V-W間10.2Ω、W-U間10.2Ω
とかで有った場合、
それが必ずしもレイヤーショートしてるかどうかは判断できません
つまり、前もって良品のデータを記録しておく必要があります
また、良品であってもそれなりのバラツキを持っています
10Ωと5Ωなら不良品と判断できるでしょうけれど
必ずしもそれくらいハッキリと計測できるとは限りません
ただ、憶測ですがモータが小さいだけと思います
>為、直入れによるインチング始動方式を採っています。
この場合モータには定格の数倍以上の電流が流れます
負荷イナーシャが大きければ10倍を超える事もあります
負荷イナーシャからモータ容量を見直した方が良いでしょう
単純にモータを3.7kwに変えるだけでこのトラブルは減ると思います
もしくはサーボモータに変えるかですね
コストの問題もあるでしょうけれど
もっとも、3,7kwに変えると加速電流はそれなりに流れるが
加速完了するとほとんど無負荷電流になるでしょうけれど
お礼
2008/09/16 13:14
早速のアドバイス有難う御座います。
ご指摘の通りモーター容量に対して過負荷だということは、
私も重々解っているのですが、設置スペースの問題や
既に市場に出回っている台数が多いこともあり、中々
モーターの容量変更までに至らないのが実情です。
さて、レイヤーショートの判別ですが、察するところ
厳然とした判断基準というより、どこまでを良否とするか
の線引きが曖昧なようですね。
早速、機器を購入してデータの蓄積に励んでみます。
・インバータは使用していますか?
お礼
2008/09/16 13:28
アドバイス有難う御座います。
サーボモーター = 高度な制御用 = 高価
というイメージがあり、導入を考えたことはありませんでした。
一度メーカーに相談してみようと思います。
ただ、先にも述べましたが、既に市場に出回っているものが、
数千台にのぼるため互換性の問題が立ちはだかっています。