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PBTガラス30%箱型形状部品の底面反り対策

2008/06/30 00:30

凹型形状部品ですが左右非対称で、深さ20mm位の部品ですが底面平面度が欲しいのですが、低反りグレードでも0.5mm位の反りが部分的に発生しており、対策を検討しています。形状は側面壁片側は垂直壁、反対側は円弧の壁となっており、円弧側の底面のみが凸となります。底面側は固定側で、凹のへこんだ側から突き出されるので、一般的な冷却順としては底面がまず冷え、その後へこんだ側が冷える順番かと思います(冷却パイプ等の有無は未確認)。

反りは部品冷却時差による収縮で起きると理解しておりますが、対策として凹内側にリブをたてて底面の反りを矯正出来ないかと考えています。

私は設計者で成形素人で、部品形状も文章で上手く説明できていませんが、成形業者に相談しても案が出てこない為、わかる範囲で皆さんのプロのアドバイスを宜しくお願いいたします。個人的にはこの材料であれば、保圧時間を長く取れば収まる気もするのですが・・・。

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2008/06/30 11:05
回答No.1

反りは部品冷却時差による収縮だけが原因ではありません。
PBTの代表的なガラス繊維強化グレードでは,成形時にガラス繊維が配向して反りが発生します。ガラス繊維を部分的に配向が少ない無機フィラーに変更したり,非晶性ポリマーとアロイ化する,なども視野に入れては如何でしょうか。樹脂メーカーさんにご相談されることをお勧めいたします。
以前、違った形状ではありますが、同じ結晶性樹脂であるガラス繊維入りのPOMをタルク入りに変えたら、かなり反りが収まりましたよ。ただし、強度が劣るので使用上問題が無いかの確認は必要です。

お礼

回答ありがとうございます。

そうですね。確かに配向性は反りの原因になりますね。うっかりしていました。現状反り方向に対して直角方向が樹脂流れ方向です。これは上下サイドゲートというベンダーの反り改善提案で実施しました。

材料変更は低反りグレードを試しましたが、思うほどの効果はありませんでした。他樹脂は仕様上許容されないので、リブ追加等で対応してみます。

2008/07/01 23:25

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