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角パイプ片持ち梁の許容加重とたわみ量
2023/10/16 11:19
- 無限大の強度を有する完全剛体壁面に溶接された、断面サイズ40mmX40mm、長さ300mmの角パイプ片持ち梁の先端に200Kgの集中荷重をかけたいのですが、可能でしょうか?
- 可能な場合、角パイプの厚みおよび材質は何でしょうか?また、たわみ量はどの程度でしょうか?(あまり高価な材質でない方がありがたいです。)
- 全周溶接の場合と両サイド溶接のみの場合とでは、強度差はどの程度でしょうか?製作を依頼する場合、どういったところにお願いすればよいでしょうか?
角パイプ片持ち梁の許容加重とたわみ量
2008/04/16 00:23
無限大の強度を有する完全剛体壁面に溶接された、
断面サイズ40mmX40mm、長さ300mmの角パイプ片持ち梁の先端に200Kgの集中荷重をかけたいのですが、可能でしょうか?【Q1】
可能な場合、角パイプの厚みおよび材質は何でしょうか?また、たわみ量はどの程度でしょうか?(あまり高価な材質でない方がありがたいです。)【Q2】
全周溶接の場合と両サイド溶接のみの場合とでは、強度差はどの程度でしょうか?【Q3】
製作を依頼する場合、どういったところにお願いすればよいでしょうか?【Q4】
経験者の方が居られましたら、よろしくお願いいたします。
回答 (8件中 6~8件目)
課題に直面したら、その専門書を購入して、自らも確認して下さい。
そうしないと、毎回人に確認を依頼する事になりますよ。
相談内容は、基本中の基本です。
専門書の例題に、類似内容は、多分掲載されています。
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角パイプではなく角材を使いましょう。
それでたわみは0.4mm、曲げ応力も580kg/cm2で安心です。
すみ肉脚長3mmの場合、全周の方が7倍強いです。
全周で7.6kg/mm2なので全周でなければ無理です。
私は現場サイドの人間で、強度計算などは出来ませんが。
【Q1】屋内であれば可能かと思います。(角パイプは断面形状が変形すると極端に強度が落ちるので、出来れば型鋼をお勧めします。サイズ的に角パイプをお使いになるのであれば、リブ、または筋交いを付けられた方が無難だと思います。)
【Q2】経験的なカンで申し上げますと鉄パイプで4.5tは必要だと思います。(手配が難しいかもしれませんが)
【Q3】
溶接は全周溶接でしょう。両サイドの溶接のみでは溶接の上端部に応力が集中してしまいます。
もし、二面のみの溶接にするのであれば上下二面の方が応力集中を避けることが出来ます。(極力、二面溶接は避けた方がいいでしょう。)
【Q4】制作上の注意点ですが屋外に設置されるのであれば出来れば角パイプは避けるべきです。パイプの内部から錆が発生してしまいますから。
それと角パイプの壁面側にリブ付きのベースプレートを取り付けると壁面に対しての応力集中を避けることも出来ますし壁面に対しての取り付け作業も楽になります。
蛇足ながら、「吊り下げる」と言うことで気になるのはパイプに付ける吊具の取り付けですが、板状の吊具をパイプの下面にパイプと平行に直に付けますと断面形状が変形する危険があるので避けて下さい。
お礼
2008/04/16 01:26
アドバイス、ありがとうございます。
4.5tは入手がむつかしいかもしれませんが、できるだけ肉厚にしたいと思います。
また、「錆び」については全く考慮していませんでした。一応、屋外ではないのですが、防錆対策はしたいと思います。