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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:マシニングセンタのガラススケールの熱膨張に関する…)

マシニングセンタのガラススケールの熱膨張に関する質問

2009/12/17 11:53

このQ&Aのポイント
  • マシニングセンタのガラススケールの熱膨張についての質問です。
  • 熱との関係を究明し、高精度加工を行いたいです。
  • ガラススケールの膨張率の問題が気になります。
※ 以下は、質問の原文です

マシニングセンタのガラススケールの熱膨張に関する…

マシニングセンタのガラススケールの熱膨張に関する質問

大学院生のものです、どうぞよろしくお願いします。
共同研究で、マシニングセンタの加工精度向上技術の開発をやっています。
特に熱との関係の究明など・・・・

温度が変化すると、機械は当然姿勢変化、膨張などが発生します。ワークも同じです。各原因を一つずつ究明して、補正値として高精度加工を行いたいです。
方法としては、強制的に機械の温度を変化させ(約10℃)、機械の姿勢変化など研究しています。
使用している機械はガラススケールでフィードバックして、送り精度を決めます。(特製)ガラスですから、膨張率はとても小さいはずです。機械もワークも膨張しても、問題がないはずです。
そうして、10℃を温度変化させて、機上測定装置による測定を行いました。結果は、ワークのX軸方向の幅(相対座標による計算)は計算通り膨張しました(S55C、線膨張係数約12^10(-6))。でもY軸方向の幅はほとんど膨張しない、ちょっと考えられません。 
*:
1、ワークは正方形なものです、X,Yは同じ膨張発生します。
2、クランパの締め力は膨張に影響ないように工夫しています。
3、主軸頭の倒れの影響を防ぐために、測定の前、心出しのやり直しと相対座標から幅を計算する。
4、機上測定装置の精度は修正しました、かなりいい精度をなっています。

そうしたら、問題はガラススケールではないかなぁと思っています。問題は出る前にはずっとガラススケールの膨張率が小さいだと思います。調べによる、ガラススケールの膨張率は調整できるらしいです。ほとんど膨張しないほうと機械に合わせて膨張する2タイプがあるらしいです。実際の状況はなんですか?
詳しい方がございましたら、ぜひよろしく御願致します。(かなり悩んでいます;;)

回答 (6件中 1~5件目)

2009/12/17 21:03
回答No.6

たぶん 熱以前に 精度の問題があると思う

>>ワークは正方形なものです、X,Yは同じ膨張発生します。

と書いてあるので側面削りだと思います
この場合 側面を削るため 機械の構造上 横に逃げるので精度が出ません
いろんな力が複雑に絡んでる

また、あわせ面がたくさんあり 0にはできないから
焼きバメのミーリングチャックは コレット 部分のあわせをなくしただけ(それでも効果はあるけど)




実験方法を Z軸だけに絞った方がいいです
Z軸は 上記の問題が発生しないので 熱膨張 と 回転軸の触れだけになります

回転軸の触れは 同径のものなら無視できます

現実の問題として
主軸の温度により工具長が変わることはしられていますので
普通は主軸を伸ばしきって加工するんですけどね

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解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。

質問する
2009/12/17 18:47
回答No.5

※機械の構造
※スケールの取付方法
※ワークの取付方法
※測定室の環境
※素材の均一性

考えれば色々と疑問点がある

個々に評価の妥当性を検証する必要があると思う。

(一例)
○Y軸のボールネジがダブルアンカー方式でねじの伸びを相殺している?
○機械の上面と床との温度差
○その他・・・・

通常 機械は20度で精度が管理されます。
当然 慣らし運転後に精度の調整(補正)がなされる。
機械本体に付加される温調装置そのものも発熱要因となる。

この文面だけでは正確な解答は期待できないと思う。

失礼、勘違いの点が・・・・
>Y軸のボールネジがダブルアンカー方式でねじの伸びを相殺している?
スケールフィードバックでしたね。

2009/12/17 17:49
回答No.4

ワークだと表面粗さが問題になるのでブロックゲージを使われたほうがいいかと。 X軸測定Y軸測定とで固定しなおさないといけないですが。

ブロックゲージだと信用できるので、各温度での測定値を記録すればいいかと。

お礼

2009/12/17 18:04

ご回答どうもありがとうございます。
使用しているワークは高精度な基準面を作りました。粗さには問題がないと思います。

質問者
2009/12/17 16:09
回答No.3

機械に搭載するスケールは2種類あります。
1.低膨張率タイプ
2.膨張率を鉄に近づけたタイプ

どちらもガラスを使用した光学スケールです。

1の場合、スケールからのフィードバック(距離の正確さ)は信用できるが、
機械(鉄部品)との取付の関係は信頼できない。
(温度上昇で鉄(スケールの取り付けられているベース)はのびるが、
スケールガラスがのびない為、スケールを歪ませる。または、これを
回避する為、ガラスの把持が弱い)

2の場合、温度でガラスが伸びるため、フィードバック(距離の
正確さ)は信頼できないが、取付がしっかりしている。距離の正確さは
信頼できないが、短時間の任意の同じポイントでの繰り返し性は信頼できる。

1は振動などが無い、測定器のような環境、2は劣悪な環境でも強い
工作機械の様な感じと思って頂ければよろしいと思います。

工作機械では、熱膨張を「メカ的に相殺させる」機構を取り入れています。
加工ポイント(例えば、テーブルと主軸先端の距離)において、
上昇温度と距離の変位が計算通りならない場合、(思ったよりも変位が
少ない場合)は、この機構(構造)がしっかり機能していると考えられ
ます。・・・とすれば、低膨張ガラスを使用しなくても、繰り返し
再現性を得られる、安価なガラススケールでもOKと言うことになります。

それと・・・スケールの伸びを気にするくらい、
「スケール読みとりヘッドの位置変化」も気にしてください。
ヘッドが取り付いている部品も伸び縮みして、スケール読みとりに
影響しますから。

あなたの研究テーマは奥が深い。頑張ってください。

お礼

2009/12/17 18:06

ご回答どうもありがとうございます。
メーカに問い合わせしました。やはり<膨張率を鉄に近づけたタイプ>のスケールをしようしました。
ですから、問題発生原因がわかりました。どうもありがとうございます。

質問者
2009/12/17 13:18
回答No.2

石英等のガラスは、鉄鋼の約1/10の線膨張係数です。
さて、絶対値での計測では、線膨張係数が小さい方が望ましいですが、
機械が鉄鋼製で、加工ワークも鉄鋼製なら、スケールも鉄鋼製が望ましいと考えます。
同じ熱膨張で相似となるので、温度毎の測定値も鉄鋼製の計測器で測れば、誤差が少なく
なります。
但し、恒温室で高性能加工を行なう場合には、石英等のガラス(鉄鋼の約1/10の線膨張係数)
を使用した方が良いのですかね。
御免なさい、専門家で無いので…。

URLが表示できてないみたいです。再度
http://www.iwataglass.com/glass.htm
を確認下さい。“特殊ガラス ”を。
さて、石英ガラスの線膨張係数は、5.4×10^-7( ℃-1)です。
パイコールガラス(7900)は、8×10^-7( ℃-1)で、
パイレックスガラス(7740)は、32.5×10^-7( ℃-1)です。
パイレックスガラス(7740)一般的理科用ガラスです。

小生は、金属(主に鉄鋼)の線膨張係数の
約1/10倍が、石英ガラスを代表とするガラス類
約10倍が、樹脂類
と覚えています。
ガラスや樹脂類の中には、それに該当する物ではない物もありますが、
設計をする上で目安にして、熱膨張対策の計画をします。

お礼

2009/12/17 18:09

ご回答ありがとうございます。
原因は膨張率高いガラススケールを使用したため・・・・
ちなみに膨張率は約 8*10^(-6)です。金属とそんなに変わりはありません。悔しいです。

質問者

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