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ゲージR&Rの繰り返し数とは?初心者に向けたアドバイスを教えてください
2009/10/19 14:56
- ゲージR&Rでは、サンプル数や測定員数、繰り返し数などが求められますが、3次元CNCのような自動測定器の場合、測定員数の意味は無いと考えられます。その場合、繰り返し数を大目に設定して評価することが一般的です。
- また、ゲージR&Rの繰り返し数は要求公差や測定器の精度を考慮して決める必要があります。要求公差が狭い場合や測定器の精度が低い場合は、より多くの繰り返し数が必要となります。
- 初心者の方には、サンプル数や測定員数、繰り返し数などの基本的な概念を理解することが重要です。また、自動測定器の場合は測定員数の意味が無いため、繰り返し数を大目に設定して評価することが一般的です。要求公差や測定器の精度に応じて繰り返し数を調整することも重要です。
ゲージR&Rの繰り返し数
初心者です。
ゲージR&Rではサンプル数=10程度、測定員n=2~3、繰り返し数n=2~3
程度を求められるかと思いますが、3次元CNCのような自動の測定器の場合は測定員のnの意味は無いと思います。そのような場合繰り返し数を大目に(n=4とか5)にして評価するのですか。
それとも、その場合も繰り返し数は2~3で十分と考えるのでしょうか?
それとも繰り返し数は要求公差と測定器の精度を勘案し決めるものなのでしょうか?
アドバイスお願いいたします。
回答 (1件中 1~1件目)
自動測定器へのサンプルのセットは測定員が行います。セットによる測定値の偏差が発生します。自動測定のプログラムや手順に違いはありませんか?
まずは、ゲージR&Rの仕様に基づいて実施してみることをお勧めします。
もう少し厳密に考えましょう
”2.プローブの付け替え”の再現精度は?数ミクロンのオーダーで変化しませんか?
”3.ワークの固定”作業の仕方で位置は変わります。治具と製品に隙間がないとセットが出来ませんね ゆえに偏差はあります
見方が単純すぎます 自動 何がどうなっているか見たことはありますか
本当に再現性は0ミクロンと言い切れますか???
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お礼
2009/10/20 07:49
早速のご回答ありがとうございました。
測定は測定台に固定されたジグにワークを固定して行います。
また測定はプログラムをスタートするだけのものです。
即ちオペレータの作業は、
1.測定器の起動
2.プローブの付け替え(異なるプローブがついている場合)
3.ワークの固定
4.プログラムの起動
4.測定済みワークの取り外し
の作業になります。
また、ワークが自動的に流れてきて自動測定するような場合は
どう考えればよろしいのですか。
ご教示お願いいたします。
更なるご教示ありがとうございます。
今回弊社顧客の指示(命令?)により10個のサンプル、3人の測定者で
各3回ずつ測定し評価を行いました。
結果ですがAV=0(測定者変動)となりました。
AV=0とはどういう状態を意味するかご存知ですか?
ご存知でしたらご教示ください。
ちなみに%EV=11.68、%GRR=11.68、%PV=99.32 ndc=11.99
公差GRR=1.89でした。
また自動機に関してですが、オペレータの実作業としては、装置に部品を供給するためパレットに部品をならべ、そのパレットを装置に投入する作業があります。
しかしながら、装置内のロボット(カメラ付)がパレットから部品(便宜上Aとします)を取り出し、あるステージに部品をセットし、またその同じロボットが他の部品(B)をAに接着し自動機内を流れるコンベアに戻します。その中間品をまた別のロボットがコンベアから取り出し、作業を行いまたコンベアに戻すといった作業が4回あります。その後その自動機に付属している測定ステージにやはり他のロボットがワークをセットし測定が行われます。オペレータのパレットへの供給する位置等により、製品の寸法や特性の差は出てくるかもしれませんが、コンベア上でワークは静止しているわけではなく回転、横ずれ等動きますので、パレットへの供給作業が測定値に影響を及ぼすとは考えにくい状況です。
また同じ部品を用い、オペレータを変更し測定(部品投入)する事はできません。繰り返しに関しては、完成品を再度ラインに途中から投入できますので可能ですが、通常の装置の動作と異なりますのでこの装置でのGRR評価を行う上で多少疑問は感じております。オペレータを変更することは部品を変更することとなってしまいます。
上記3次元の場合や自動機の場合、顧客の要求通り10個-3人-3回をできるだけ守るのが正しい方法なのか、それとも3人を1人としても個数や繰り返し回数を増やしたほうがより正しいGRR評価が行えるのかの疑問があり投稿した次第です。