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空気の膨張によるポリタンクの破損
2023/10/17 11:36
- 10リットルのポリタンクに液体を90%充填し、20℃でキャップを締めたところ、60℃と80℃で一年間保管した結果、キャップが全て破損しました。
- タンク内の空気の膨張によりキャップに負荷が加わり、疲労破壊が生じた可能性があります。
- また、20℃から60℃と80℃への温度上昇により、キャップにかかる圧力も増加しています。
空気の膨張について
2009/09/18 15:05
10リットルのポリタンクに液体を90%充たして、20℃の状態でキャップをしめて
60℃と80℃で一年ほど保管していたらキャップが全て破損していました。
これはタンク中の空気の膨張でキャップに負荷が継続的に掛かって
疲労破壊したのでしょうか。 また、両温度でのキャップに掛かる圧力は
20℃からどの位増えているのか、お分かりなる方がいらしたらご教示願います。
回答 (1件中 1~1件目)
液体からのアウトガスにて、圧力が上がる事は考えられないでしょうか?
さて、
? ポロタンクの熱膨張係数から、
20℃での内容量、60℃での内容量、80℃での内容量を計算します
? 液体の熱膨張係数から、
20℃での容量、60℃での容量、80℃での容量を計算します
そして、其々の温度で?-?を計算し、空気の容積変化を確認して、
ボイル・シャルルの法則から、容積変化での圧力変化を計算します。
そして、空気が20℃⇒60℃に変化した場合の圧力変化も、ボイル・シャルル
の法則で計算します。空気が20℃⇒80℃に変化した場合も同様に計算して、
最終の圧力上昇値を確認します。
但し、キャップの材質の樹脂には、一定の荷重のもとで、材料の変形が時間
とともに増加していく現象であるクリープ(creep)が起きます。そして、
そのクリープは、加重が多きほど、かつ温度が高いほど顕著になります。
<鉄鋼類は、100℃以下ではクリープは顕著でありませんが、樹脂は考慮が
必要です>
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お礼
2009/09/23 08:11
後の先、アフターユー様
お忙しい所、アドバイス大変ありがとうございました。
早速検討してみます。
まずはお礼までに!