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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:三相モーターの巻線について)

三相モーターの巻線について

2023/10/17 12:38

このQ&Aのポイント
  • 三相モーターの固定子コイル巻線について詳しく解説します。
  • 定格電圧を変更する際の巻数と線径の変更方法についてご説明します。
  • 50Hzから60Hzへの変更時の巻数と線径の変更方法を解説します。
※ 以下は、質問の原文です

三相モーターの巻線について

2009/08/23 15:59

三相モーターの固定子コイル巻線についてある本に、「定格電圧をn倍に変更する場合、巻数をn倍、銅線の断面積を1/n倍にすればよい。」と書いてありました。では、50Hzから60Hz、もしくはその反対に変更したい場合は、巻数及び線径はどう変更すればいいのでしょうか?電気初心者なので、どなたか解り易くご教示お願いします。

回答 (2件中 1~2件目)

2009/08/24 11:44
回答No.2

失礼とは思いますが回答1さんの意見に疑問があります

確かに日本は50Hz地域と、60Hz地域がありモーターの在庫を合理化するために、共用可能な設計で市販されていますが、この答えがベストではありません

50Hz専用で設計をすると市販の電動機の設計とは少し異なった結果になります
60Hzも同じです

質問者がどのような立場なのかはわかりませんが、電動機を購入して使用する立場なら、回答1さんのアドバイスが正解になります

実際に電動機を作る立場なら
50Hzから60Hzに変更する場合には巻数は5/6に、線の断面積を5/6にします
但し、見本にした電動機が50Hz専用であることが前提です

実際にはこの程度の知識では電動機は出来ません
市販されている銅線のサイズを選定して、最適な設計をすることになります
また、負荷時の発熱、放熱、鉄心の放熱、効率の最適化など、1冊の専門書がかけるくらいの情報とノウハウがあります

スロットの隙間は当然処置する必要があります

50Hz専用の電動機を60Hzで使用する場合に
巻き直しは必須条件ではありません
効率が少し下がりますが充分実用になります

心配ならテストベンチを持っている公的機関に依頼して
負荷試験をして確認すればわかります
50Hzと60Hzの違いはこの程度のものです
ですから共用の電動機が出来るわけです

お礼

2009/08/24 22:01

ありがとうございます。
私も、国内向け電動機なら50Hz,60Hz共用なので・・・のところが引っ掛かっていました。定格出力7.5kwぐらいまでならそれもわかるのですが、15kw以上ぐらいになると、定格表示銘板に50Hzもしくは60Hzと指定されているのが多いように思います。
前に電動機を設計なさる方に話を少し伺った時に、「今は50or60共用のモーターばかりだけど、厳密にはあんなのではダメだ。」と聞いたことがあります。(大手重電メーカー電動機設計課の方)
少ししか知識がないのですが、回答者様に質問してもよろしいでしょうか?
巻数5/6、線の断面積5/6に変更した場合、コイルを納めるスロット内部の空隙が多くなりそうな気がするのですが、そこは無視しても構わないのでしょうか?

ありがとうございました。
もっときちんと自分で勉強してから出直します・・・・
また分らないことがあればおねがいします。

質問者

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解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。

質問する
2009/08/23 16:39
回答No.1

回答(1)
 日本国内仕様モータの場合、通常は50Hz/60Hz共用の仕様になって
いますから、巻数を変更する必要はありません。

回答(2):周波数変更の一般論
 周波数を変更するということは、回転数が変化することを意味します。
?定格トルクが変わらないように仕様変更したいのであれば、周波数に従って
定格出力も変化することになります。
?周波数を変更したときに、定格出力を一定に保ちたいのであれば、回転数
の上昇に伴いトルクが減少することになります。

 上記の例でご理解頂けると思いますが、周波数変更に際してはモータの定格
をすべて変更前と同様に保ったまま周波数のみを変更することはできません。
従って、どの定格(特性)を保つようにして巻線仕様を変更するか、何らかの
条件を与える必要が生じます。

 仮に、磁束密度を一定とすることを条件とすれば、50Hzから60Hzに変更
する場合、巻数を50/60=83.3%に減らせばいいことになります。線径はそのま
までもいいのですが、断面積を60/50=1.2倍に拡大することができます。

>それから定格電圧n倍なら巻数n倍、断面積1/n倍
 教科書的には合っています。

巻数を決める基本は、磁束密度を一定にするという考え方です。
 V=-N×dΦ/dt=-N×dAB/dt
   ここで、Vは巻線に発生する電圧
       Nは巻数
       Φは磁束
       Aは磁路の断面積 
       Bは磁束密度
(磁束Φは、磁路の断面積Aと磁束密度Bの積で表せます)
 時間微分d/dtの形で書いてあるところは、
 周波数fを使って2πfに置き換えて考えることができます。
 単純化した結論は、
   N = C×V/f  です。  ここでCは定数です。

上記は、あくまで「初級教科書」の内容です。

実際に巻き直しをするには、巻線の機械的強度や耐電圧などを十分に確保
する必要がありますので、これだけの知識で巻き直しは行わないでください。


 
     

お礼

2009/08/23 17:18

ありがとうございます。ちなみに60Hzから50Hzに変更の場合は、巻数を1.2倍、断面積83.3%減ということでいいのでしょうか?線径そのままだとコイルの全体の断面積が増えて不都合がありそうな・・・
それから定格電圧n倍なら巻数n倍、断面積1/n倍というのは正しいのでしょうか?

わかりやすい説明をありがとうございました。実際に巻き直しなどは、まったく知識も技術も無いので、やりようもありませんが、ちょっと興味があったもので。
またよろしくお願いします。

質問者

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