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テーパシャンクの設計方法
2009/08/05 11:34
- テーパシャンクとソケットを使用したい用途について設計方法を考えています。
- 公差について疑問があります。挿入してホールドする機能を考慮するため、ラフな公差は避けたいです。
- また、長手方向の寸法についても短く設計する可能性があるのか気になっています。ホールド性や求芯性の低下が心配です。
テーパシャンクの設計方法
今回、テーパシャンクとソケットをある用途で使用したいと思い、規格に基づいて設計しているのですが、2点ほど疑問があります。
< 公差について >
規格では、径寸法や角度寸法がかなり細かく記載されていますが、
公差の設定はどの程度まで許容されるのでしょうか。
挿入してホールドする機能を考慮すると、あまりラフな公差には
できないのではないかとは感じております。
< 長手方向の寸法について >
モールステーパの場合、径寸法に対して長手方向の寸法が長めに感じます。
もう少しコンパクトに収めたい場合、長手方向の寸法を
短く設計することは、可能なのでしょうか。
可能な場合、どの程度まで許容されるのでしょうか。
ホールド性や求芯性などの低下が心配です。
以上、ご教示賜れれば幸いです。
回答 (7件中 6~7件目)
マシニングセンタのBT主軸スピンドルのテーパは、メーカ間で
微妙に長さが異なっていると聞いたことがあります。
(数ミリ程度短めにしている)
回答(1)さんのおっしゃられるとおり、大径側前当たりの傾向を
つけたり、図面だけでは表現できない研磨ノウハウがあるみたい
です。
「設計/製作の時間/手間/製作費」と「ユニットを外注」でコストを比較し
てみるのも一案です。
相談相手としてはアルプスツールさんや福田交易さんなどが有名かと。
(殆どのツーリングメーカもメス側テーパの製作が可能と思われます)
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現実的には模範あわせが基本です。
MT・NT・JT などの模範を用意してブリューなどを塗って
○○%あたりで評価します。
通常は大径部を良くあたるようにして 75~85%が合格ライン
長手寸法については それほど気にする事は無い。
メーカーによって独自の設定をする場合があります。
お客様で簡単に作れないようにする為ですが、基本は安全の為にです。
まあ、メーカーの儲けの為もありますが。
少し器用な客先なら自社で模範を作製して作ってしまいます。
まず、ゲージ模範の作成をしないと・・・・。