プルバーの引張り力について

再度の投稿お許し下さい。

通常、皿バネが割れていれば異音や振動で気が付くと思いますよ

もし、気になるなら主軸にドライバーなどをあてて耳をつけて確認すれば良い。
割れていたら異常を感じるはずです。

軽切削の機械と重切削を意識した機械とでは引っ張り力は大きく違います
どの数値が適正かはバネのヘタリも含めメーカーに確認するしか無いでしょう

それと、プルバーという言い方は適切では無いように思います
ドローバー(ドローイングバー)とプルスタッドボルトが適切な表現では？
年をとると こんな事も気になってしまう
気を悪くしないで下さいね。

高い買い物をしているのだから商社やメーカーにも遠慮なく問い合わせて下さい。
私も 機械屋の端くれなのだが日々の業務に追れていても
お客様の疑問には出来る限りお答えしようと思っています。
現在は厳しい状況ですが機械は動かして「なんぼ」
商社の営業マンもお客様の要望に応える事で育っていきます。

※自分自身へもう一度言い聞かす意味も含めて

機械メーカー、機種、場合よってオプション選定でも クランプ力には違いがあります。

昔の記憶をたどると・・・・・・？
BT40の立型で 500Kg～850Kg だったと思う
BT50なら約２倍、BT30なら約1/2と記憶している。


黒田精工で「クランプ力確認ツール」がある
３段階で判定までしてくれる優れものだが・・・・
私の記憶と少し違う

たまたま見つけた機械のスペック(旧日平トヤマ)には BT50で9.8kNとある

大昭和のBIGプラスのカタログの一文にBT40で800Kg・BT50で2.000Kgともある
これなら私の記憶と大差ない

ツールの規格は DIN・MAS・ISO など入り乱れているがJISにもあり
JIS規格のプルボルトの最大引張り力は(Ａ・Ｂで若干違うが）
30番　20.8kN
40番　40.2kN
50番　88.0kN

JIS Ｂ6339 02 より

結局、メーカーに聞くのが一番ですね。
この程度の回答でカンベンして下さい。

福田交易の資料を忘れていました。

ＯＴＴ（ドイツ）
http://www.fukudaco.co.jp/item/maker/OTT.htm

この資料だと黒田精工の「クランプ力確認ツール」は適正値見たいです。