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2009/02/24 14:38
下記インチのインボリュートセレーションについて、
Z=22
DP=24/48
PA=45°
DP24:歯の大きさ(モジュール表示で1.058)
DP48:歯丈(モジュール表示で0.529)
の低歯なのだと思うのですが、
旧JIS B 1602 インボリュートセレーションの基本式にあります
基準ピッチ円直径 do=zm
軸:大径 d=(z+1)m
小径 dr=d-2m
歯末のたけ hk=0.5m
歯元のたけ hf=0.5m
(途中式略)
の項目を計算する場合、mにはどの値を入れれば良いのでしょうか?
(最終的には小径(歯底円直径)が知りたいのです。)
よろしくお願い致します。
少し勘違いしていたようです。インボリュート歯車の基本事項は同じだと
思いますので,この場合通常のモジュールはm=DP48=d/z=0.529mm だと
考えられます。そうすれば全歯たけ=h=hk+hf=DP24=1m,歯末のたけ
hk=0.5m,歯元のたけ hf=0.5m,頂隙 0.5m(転位量と考えるべきかもしれ
ませんが) とすれば
軸:大径(歯先円) d=(z+1)m, 小径(歯底円) dr=(z-2)m=d-2m
に合致します。この考えにもとずけば
ピッチ円直径は d=zm=22×0.529=11.628 mm
小径は dr=d-2m=10.580 mm
となり,一応つじつまが合います。
なお,切り下げしない最小歯数は Zu=2/(sinα)^2=4 (α=45°)ですから
加工面の問題もなさそうです。
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小径モジュール m=25.4/DP=1.058 mm
ピッチ円直径 do=zm=24×1.058=25.4 mm
0.5mは頂隙ではありませんか?とすれば
小径の歯底円直径 dr=do-2m-m=22.23 mm となります。
2009/02/24 17:10
ご回答ありがとうございます。
ですが、少し違う気がします。私の質問にJISの引用が含まれていて分かりにくかったのかもしれません。すみません補足させて頂きます。
Z=歯数
大径=歯先円直径
小径=歯底円直径
JISの記載ですと、この小径を求めるのに歯末のたけ、歯元のたけは不必要ですので、この項目は忘れてください。(0.5mは頂隙では無さそうです)
JISによりますと
小径dr=(z-1)m=d-2m
とありますが、並歯であれば悩むことなくモジュールを入れればすぐに出てきますが、低歯の場合にはどうするのか?DP48のモジュールを入れるのかなと思ったのですが、よく分からなかったので質問させて頂きました。
恐れ入りますが、ご存知でしたらご教授頂けたらと思います。
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お礼
2009/02/25 15:21
ご回答ありがとうございます。
実は過去の物で現物(軸)が既に存在しており、検品したいと思い調べておりました。ザックリと測って大径が24mm、小径が22mm程度でした。
昨日から色々自分でも調べ直してみました。
ANSI B92及びJIS B1603 インボリュートスプラインから下記計算式が見つかりました。(一部を書きます)
({ }は下付き添字とする)
Pitch:P/Ps
P:diametral pitch
Ps:stub pitch
ピッチ円径:D=mz
最大大径 45°丸底:D{ee max}=m(z+0.8)+es{v}/tanα{D}
最大小径 45°丸底:D{ie max}=m(z-1.2)+es{v}/tanα{D}
最小小径 45°丸底:D{ie min}=D{ie max}-(T+λ)/tanα{D} (T+λ)は7級を使用する
es{v}:寸法許容差,軸、歯厚修正量、k,js,h,f,e,dから決まる(基礎となるkの場合は0とする)
(T+λ):全公差、歯溝幅又は歯厚 7級は(40i+160i) i=0.4*CUR(D)+0.001D (D<=500mmのとき) (CUR:三乗根)
以上より
m=25.4/24=1.058
D=1.058*22=23.276
D{ee max}=1.058*(22+0.8)=24.12
D{ie max}=1.058+(22-1.2)=22.01
i=1.165
(T+λ)=(40i+160i)=202.34 μm =0.202mm
D{ie min}=22.01-0.202/tan45°=21.81
になるのかなと思いました。
自信があるという訳ではありませんので、
誤りやお気づきの点ございましたら、ご指摘お願い致します。