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表面実装LEDの故障判定基準
2023/10/17 22:31
- 表面実装用赤外LEDの故障判定基準について
表面実装LEDの故障判定基準
2009/01/08 23:25
表面実装の赤外LEDを基板につけて使用したいと
考えています。
表面実装用赤外LEDの個別データを見ると放射強度の故障判定基準のところに
Initial×0.5>、初期値×0.6>などと記載されていますが、
このInitialや初期値とはどの値をいうのでしょうか?
?メーカーで出荷検査したときの値
?基板につけて初めて電流をながしたときの値
?その他
LEDを基板につけるときにかなりの熱がかかりますが、そのときの変動分も
0.5や0.6の中に含まれるのでしょうか?
*その他の場合はいつの値のことを言うか教えてください。
質問者が選んだベストアンサー
LEDメーカーでは,製品認定する際に規定に従って何項目もの評価試験を行
います。
この評価試験を開始する(ストレスを加える)前に測った特性が初期値であ
り,規定時間の評価試験(ストレスを加えた)後の特性と比較しているものです。
従って,ユーザーの手元の個々の素子について,どの時点の特性を言うのかと
は無関係です。同じ設計,同じ条件で製造した素子なので,同様の挙動をする
ものと推定できるということです。
基板実装時の熱履歴は含まれません。熱履歴については,個別の評価試験項目
として実施します。
可視光LEDの仕様書例を参考URLに貼っておきます。
6.信頼性に(1)試験項目と試験結果の一覧表があるので参照してください。
試験は項目毎に個別に行うものです。
赤外LEDでも評価試験の考え方は変わりません。
基板実装後に明るさが50%とか60%まで低下してしまうことはありません
が,僅かな変化は起こる可能性があります。
変化する原因
・熱履歴(高温)によって樹脂材料の透過率や反射率が変化する
・はんだ付けのフラックス等による汚れが生じる
・プリント基板の反射率などの条件により,実装状態では単体態に比べて光出力が変化する
(LEDは裏面への漏れ光があるので,実装状態では基板の条件次第で漏れ光分
に相当する分の変動の可能性がある)
補足
2009/01/09 23:43
ありがとうございました。
実際に基板実装の前後で、LEDが暗くなったりすることはあるのでしょうか?
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お礼
2009/01/12 12:22
ありがとうございました。
いろいろ勉強になりました。