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締切済み
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:真円度不良で材料が悪いというのはあるのでしょうか。)

真円度不良で材料が悪いというのはあるのでしょうか

2023/10/18 00:48

このQ&Aのポイント
  • リング状の焼入れ鋼の内径を旋盤で加工しているが真円度が良くならない
  • 材料の良し悪しによって真円度など精度に影響する可能性がある
  • 材質はSCM31、浸炭窒化、表面硬さHRC57~63でチップは京セラのKBN10Mを使っている
※ 以下は、質問の原文です

真円度不良で材料が悪いというのはあるのでしょうか。

2010/10/15 21:15

 毎々お世話になります。
 現在、リング状の焼入れ鋼の内径を旋盤で加工しているのですが、
真円度が良くなりません。
このワークは量産で月6千ほど加工しているのですが、いつもの段取りをしても一向に良くなりません。
ですので、チャック圧を変えたりチャックの振れ、キズを見ているのですが、寸法に入るものの、以前より楕円になってしまいます。
機械を替えても変わりません。
 そこでタイトルの通りなのですが、材料の良し悪しによって真円度など精度に影響するのでしょうか。例えば通常の材質でなかったり、焼きが甘かったりなどです。
 ちなみに、材質はSCM31、浸炭窒化、表面硬さHRC57~63でチップは京セラのKBN10Mを使っております。
 あまり材料のせいにしたくないですが、このようなことってあるのかなと思いまして…
お忙しいとは思いますが、ご教授お願い致します。

  

回答 (8件中 6~8件目)

2010/10/18 12:36
回答No.3

真円度が良くなりません
とありますが、1μm単位ですか? 0.01mm単位ですか?
内径の大きさは100mm? それとも1000mm?
数値がないと、技術にならないと思います。
材料も当然要因ですし、加工も当然要因だと思います。

旋盤の作業なら悪くないと思います。
通常3~5μに入っており、たまにそれが外れるということを言われていると思いますが、数量が多いことから熱上昇の問題があると思います。またこれ以上の精度なら一工程追加するしかないのでは?

お礼

2010/10/18 12:47

ご回答有難うございます。
数値が抜けておりました。申し訳ございません。
真円度は図面では8μまでで、通常3~5μに入っております。
内径寸法はφ26.1です。
よろしくお願い致します。

ご報告としまして、材料、チャック時と、削り代を0.05ずつ変化させたものの
真円度を測った所、材料が9.0~36.0μとバラつきがありました。
これらを上記の条件で加工したところ、どのような条件でも材料の約半分ほどの真円度になりました。
今までの材料がないので比べようがないのですが、焼入れすると縮んだりなどで、バラつき出るものなんでしょうか。

質問者

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質問する
2010/10/17 23:19
回答No.2

確かに加工条件による可能性もあるものの、材料の良し悪しで発生する可能性もあるでしょうね。

焼入の焼きの入り具合、不均一の問題もあるかもしれませんし、浸炭窒化の入り具合(硬さ、深さ)もあるかもしれません。

浸炭窒化によって、表面に圧縮残留応力が掛かっているはずですが、内径側を削ることで、バランスが崩れる分変形している可能性もあるかもしれません。
以前より、熱処理条件や素材の変化で、浸炭窒化の入り方が浅くなって、旋盤内径加工による応力バランスの崩れに敏感になったとか?

削り代と真円度の関係で、どこかで一気に真円度が悪くなる削り代がないか見てみてはどうでしょうか?

大きさが小さい製品の様なので、熱処理応力によるよりも浸炭窒化層に加わっている圧縮応力の外径側と内径側のバランスの崩れによって変形したということの方が怪しそうですね。

内径の取代0.15mmというのは、浸炭窒化層の過半が除去されるかもしれない結構微妙な削り代かもしれません。

他の回答者の方がアドバイスされている通り、削り前、チャキング時、削り代を0.05,0.10,0.15,0.20mmと変えて見て、真円度がどの様に変化するかで、判断が付く様な気がします。

取引先に話をしてもいいかどうか?
取引先の方が加工技術、材料技術の知見が高くて、問題解決のアプローチを進めることが出来るかどうか次第ですが、期待出来ないのであれば、幾らかでも自分で検証してみたからの方がいいのかもしれません。
最悪は、責任を押し付けられる可能性ですが、期待出来るのであれば、不良が増えて困っているのですから、加工の問題の可能性はさておき、報告するべきですね。

素材は真円度一定のものが、加工で真円度が悪くなると理解していましたが、加工の真円度が悪くなったのは、素材の真円度が悪くなったからと理解しても良さそうですね。

焼入れの加熱、冷却の不均一や、熱処理前の残留応力の影響などバラつきの可能性は考えられるところですね。

お礼

2010/10/18 13:03

ご回答有難うございます。
恥ずかしながら「応力」という言葉の意味が解らず調べてしまいました。

>削り代と真円度の関係で、どこかで一気に真円度が悪くなる削り代がないか見てみてはどうでしょうか?

お伝えしてませんでしたが、内径の取代は0.15で1回で加工しております。
申し訳ありません。

このような現象が起こったことを取引先に話してもよろしいのでしょうか?
もちろん私のセッティングの至らなさも十分あると考えておりますが。
よろしくお願い致します。

アドバイス有難うございます。
状況によっての真円度の調査をして行きたいと思います。

取引先にはおっしゃるとおり、不良が多く出てしまっている以上、
報告しなければと思います。

ご報告としまして、材料、チャック時と、削り代を0.05ずつ変化させたものの
真円度を測った所、材料が9.0~36.0μとバラつきがありました。
これらを上記の条件で加工したところ、どのような条件でも材料の約半分ほどの真円度になりました。
今までの材料がないので比べようがないのですが、焼入れすると縮んだりなどで、バラつき出るものなんでしょうか。

なんとか問題が解決?できたのも皆様のおかげです。
大変勉強になりました。有難うございました。

質問者
2010/10/15 22:37
回答No.1

焼き入れの状態は、リングの各部で均質でしょうか?
また、焼き入れに伴う応力が発生していれば、応力が加わっている部分を
加工によって削り取ると変形が発生する可能性はありそうに思います。

お礼

2010/10/18 12:40

ご回答有難うございます。
現物を見てみると、通常と変わらないですね。
このような現象が起こってるということを取引先に伝えてもよろしいのでしょうかでしょうか?

質問者

お礼をおくりました

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