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クーリングタワーから吐出される水量を知りたい
2023/10/18 04:28
- 工場配管内のゲージは0.2MPaであり、工場内配管の内径は27.6mmです。
- ベルヌーイの式を用いても正確な水量が求まりません。
- クーリングタワーの水量(L/min)を知りたいです。
流量の算出方法
2010/06/21 16:31
クーリングタワーから吐出される水量を知りたいのですが、
工場配管内のゲージは0.2MPaであり、工場内配管は25Aなので、内径は27.6mmとなると思います。
この条件から、水量(L/min)は求まりますでしょうか?
ベルヌーイの式を用いても、なんか違うようなという気がするのです。
どなたか教えてください!
質問者が選んだベストアンサー
> しかしまだわからないのです。。トリチェリの定理からもわかるように流速を求める
> と、V=20(m/s)=2000(cm/s)になると思います。
流速v≒20m/secで、配管の断面積はπ/4×(内径φ27.6mm)^2≒598mm^2なので、
20000mm/sec×598mm^2=11960000mm^3/sec=11.96L/sec=717L/minで約720L/minです。
> 因みに0.2MPaとは吐出口の圧力なので、圧力損失は無視してもよいとおもうのですが。
???です。0.2MPaとは吐出口圧力ですが、配管を循環してタンクに戻った時の流量で
その経路の圧力損失はありますし、多分ポンプの圧力なのでポンプから配管につなぐ箇所
では形状係数は利いてきます(これも圧力損失です)
配管を循環しタンクに戻る直前の圧力は0.2MPaよりずっと低いと思います。
一度、ゲージを付けて測ってみると良いんじゃないんでしょうか?
消防用小型ポンプは放水圧が高い方で0.1MPaで50A程度の配管ですが、筒先は絞りがあり、
絞って放水しますが、結構の流量が出ます。
http://www.shibaura-bousai.ne.jp/pdf/SF-ZX_k.pdf
↑ 水冷式消防ポンプの取扱説明書(流量のグラフ等を確認下さい)
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その他の回答 (6件中 1~5件目)
トリチェリの定理である v=√2gHの式で、H≒20mの時に底面に0.2MPaの圧力が加わる
から、v=√2gH=√2×9.8[m/sec^2]×20[m]=√392[m^2/sec^2]≒20[m/sec]です。
トリチェリーの定理のURL類リストを以下に記しますから、数点確認下さい。
また、クーリングタワー(冷却塔)のURLの以下に記します。
その中の“冷却塔のしくみ”の絵がありますが、貴殿記述の工場配管内ゲージ0.2MPaは、
ポンプの出口付近か冷凍機と記述の付近と推測します。
そして、そこで配管を切断すると約20[m/sec]の流速で水が噴き出ますが、温度上昇した
水がタンクに帰る時の流速は、それまでの配管抵抗で遅くなっていますし、圧力も低下して
います。(以上の内容を前回記述しましたが、判り難かったでしょうか?)
それと、最初の投稿のURLを今一度確認下さい。(特に、3つ目を)
> v^2=(P/ρg)x2gとなると、gは打ち消されて、v^2=2x(P/ρ) よって
> v=√2x(P/ρ)となるように思いますがどこを勘違いしていますでしょうか?
小生の若い時と同じで、単位での確認をしている事に感心します。
さて、最近のSI単位系のベルヌーイの定理を詳細に確認していなかったので以下の
不条理に気が付きませんでした。
速度水頭(v^2/2g)=位置水頭(Z)で、トリチェリの定理 v=√2gH。(ZもHも位置水頭)
位置水頭(Z)=圧力水頭(P/ρg)なので、トリチェリの定理の変形はv=√2g(P/ρg)。
gを消去すると、貴殿の内容になりますね。
さて、言い訳みたいになりますが、小生が習った時は圧力水頭(P/γ)です。
γは比重量で、(流体の重量/流体の体積)で単位は[kg/m^3]でした。
何故、比重量γが密度ρ×gと変化したかは??です。
多分、昔はkgが単位で下が、SI系単位になりkgfとなりfが付いたのでgで割る必要
があったと考えます。
小生は未だに、比重量γでの計算をしていますし、それで単位系の不条理に気が付き
ませんでした。
纏まりのない内容で、御免なさい。
>ちょっとつまづいているのですが、v=√2g×(P/ρg)=v=√2×(P/ρ)となると思います。
>Pの単位はN/m^2,密度はg/cm^3となると、いくら次元をそろえようとしても、速度単位
>のsecが入ってこないので、速度が求まらないのですが、…???
勘違いをしています。
重力加速度であるGは、1.0 G = 9.80665m/sec^2です。
(P/ρg)の中にgがあり、単位は[m/sec^2]で、sec^2の√はsecになります。
v=√2g×(P/ρg)=v=√2×(P/ρ)となると思いますの記述根拠が??です。
お礼
2010/06/24 13:44
速度水頭(v^2/2g)=圧力水頭(P/ρg)の式は理解できます。
ここから、変形させていくとv^2=(P/ρg)x2gとなると、gは打ち消されて、v^2=2x(P/ρ) よってv=√2x(P/ρ)となるように思いますがどこを勘違いしていますでしょうか?何度もすみません。ご教授していただけると助かります
回答(1)さんに補足させていただきます。クーリングタワーから工場内配管
の系統の配管図(コーナーや曲り部は要注意)を描きます。チェックするポイ
ントの基準高さ、配管径を記入しておきます。クーリングタワーからは大気
圧放出ですから、ΔP=0.2MPaの差圧が流量に影響します。管路の摩擦損失が
なければ 流速はV=√2g×(ΔP/ρg)で与えられますが,管路の全摩擦損失
を推算して有効な差圧を算出する必要があります。
下記サイトに配管圧損の計算シートがありますので、計算してみてください。
ベルヌーイ定理でも求まりますよ。
速度水頭(v^2/2g)=圧力水頭(P/ρg)で式を構成させ、v=√2g×(P/ρg)とし、
流速を求め、(配管断面積×流速)=流量(水量)が求まります。
水量の単位が(L/min)なので、多分(m^3/sec)から変換しないと駄目ですが。
v : 流線にそった流速、g : 重力加速度、p : 圧力、ρ : 密度
(圧力損失等を事前に考慮した圧力で計算下さい)
ですが、トリチェリの定理で求めてもよいです。v=√2gHの式です。
これは、ベルヌーイ定理の位置水頭(Z)=圧力水頭(P/ρg)で、前述のv=√2g×(P/ρg)
式の圧力水頭(P/ρg)を位置水頭(Z)に置き換えただけです。(ZもHも液体の高さなので)
水は、位置水頭が10mなら圧力水頭が1kgf/cm^2になるから、1mでは0.1kgf/cm^2、
10cmでは0.01kgf/cm^2、1cmでは0.001kgf/cm^2となります。
0.2MPa≒2kgf/cm^2なので約20mがHとなり、v[m/sec]=√2g×20m計算で流速が求まります。
後の配管損失等は、URLにて確認下さい。
お礼
2010/06/23 15:07
わかりやすい説明ありがとうございます。
ちょっとつまづいているのですが、v=√2g×(P/ρg)=v=√2×(P/ρ)
となるとおもいます。Pの単位はN/m^2,密度はg/cm^3となると、
いくら次元をそろえようとしても、速度単位のsecが入ってこないので、
速度が求まらないのですが、私は何を勘違いしているのでしょうか?
お礼
2010/06/24 17:03
ご返事ありがとうございます。すっきりしました!
しかしまだわからないのです。。トリチェリの定理からもわかるように流速を求めると、V=20(m/s)=2000(cm/s)になると思います。
あと、配管が25Aなので、経路面積Aは約6cm^2となると思います。
よって流量Qは Q=AV=2000x6=12000(cm^3/s)=12(L/s)=720(L/min)となります。
1分間に720Lなんてことはありえないだろう!?と思うのですが、
何回やっても、この値しか出ないように思うのです。
もしかして、これで正解なんでしょうか?
ちなみに0.2MPaとは吐出口の圧力なので、圧力損失は無視してもよいとおもうのですが。