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2010/05/01 23:38
旋盤加工で奥行き幅が30mmでΦ4.05のSUSで外径削りの練習をしているのですが、仕上げ加工をしてもモノの先端の径がチャック側より0.03程小さかったでした。
原因は刃先の芯が旋盤の主軸より低いということは分かっているのですが、心押台でセンター押さえをしているのに何故芯が低いとこのようなテーパ形になるのでしょうか?
加工機のチャックとセンターの芯は結構誤差があります。
段取りの仕方、チャック、センターの精度、熱変位等にもよりますが。
その他、テールストック(センター)のセット位置によっても誤差は違います(古い機械では、いつも使う位置ではスライド面が磨耗し低くなっています)一度機械精度検査をされ、精度を把握し、どうしても精度が必要な場合は段取り時シム等で調整するのも1案かも、汎用機で高精度加工(数ミクロンミクロ精度)を出す場合はこの方法をとっていました。
超高精度の製品は、センターが高さ、前後に微調整機構(1ミクロン単位で0.1mm程度の調整機構)が付いており、加工前に芯がゼロになるまで調整し加工しています。
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原因として主に考えられるのは機械精度
具体的には「主軸と心押台との同軸」が合っていない。
心押台自体の同軸が出ていてもセンターの精度が悪い場合も多い
たとえ新品のセンターでも油断は大敵
センターの先端の真円も重要
センターの取付用のモールステーパーに傷があっても狂いが生じます。
主軸にピックを固定して確認は可能ですが
治具でも作ってしっかりと固定しないと正確には測定できません。
余談だが
センターを押しても径に対して長さが長いと
切削抵抗を十分に受けきれないで中心部が太くなります。
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