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C形止め輪への亜鉛めっき
2023/10/18 10:26
- C形止め輪(SK5相当)への亜鉛めっきを行う場合、ベーキングを行なう予定ですが、その際に問題が起こる可能性があるのか疑問です。
- 亜鉛めっきは他のめっきと比較しても問題が起こりにくいため、C形止め輪への亜鉛めっきでも大丈夫な可能性があります。
- 亜鉛めっきにはベーキングが必要な場合がありますが、その際に問題が起こるかどうかは詳細な要件によります。
C形止め輪への亜鉛めっき
2010/01/29 14:58
C形止め輪(SK5相当)への亜鉛めっきを考えています。ベーキングは行なう予定です。ベーキングを行なっても何か問題が起こるものなのでしょうか?また、他のめっきであれば大丈夫なのでしょか?
以上、よろしくお願いします。
回答 (4件中 1~4件目)
荷重がどのくらいか判りませが、止め輪の表面処理は、パーカー処理が一般的ではないでしょうか。パーカー処理の場合、膜厚はせいぜい2~5μです。
3価クロムのメッキですと膜厚は8μ以上になるとおもいます。
弊社で受注したSK5の製品は熱処理するしないにかかわらず、パーカー処理の指定です。
強度を要求されるBoltのメッキ品はベーキング処理をしてますが。
宜しく。
追加です。パーカー処理、種類が8種類ほどあるそうです。防錆の良い(高価格)、若干落ちる等々有るらしいです。メーカーに確認すると良いです。弊社もパーカー処理メーカーと付き合ってますが、深く聞いてません。
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水素ぜい性の問題で電機亜鉛メッキでは心配が拭い切れないようでしたら、
いっその事、ジオメット(旧ダクロ)処理は如何でしょうか?
量産用に対応してますしコストもクロメートよりは高いですが極々一般的に使われてます。
それと水素脆性除去でベーキング処理で鋼中水素を除去、飛ばす、無くすと解釈されがちですが厳密には水素原子は無くならず、ベーキング処理で拡散させるが正解です。よって処理物の硬度が増せば増すほど心配は拭いきれないと思いますよ。
ベーキングは即やること、温度、処理時間が規定されてます。
↓のサイトの記述では
亜鉛めっきの場合一般的には200℃で4~6時間程度の加熱保持が必要です。
しかしながら、いくらかの水素原子は残っており、処理時間の最も長い規定の
ある航空機スペック(190℃×23Hr以上)で行っても0%までいかないのが現状です。
それと感受性は硬いほど高い。 C形止め輪は HRC44~53 と硬く、ベーキングしても問題が無くなるとは言えない気がする。
部品としては挿入の瞬間だけに高応力が掛かるのが救いではないか。
スプリングワッシャには平気でメッキするが、C形止め輪には経験無しです。
水素ぜい性は電気めっきなら起きます。
このサイトで、前処理の酸洗いでも起きること、バレルめっきのスパッタリングなる現象があることを知りました。
止め輪には燐酸塩皮膜加工がほどこされています。
それより強力な錆止め加工が必要であれば亜鉛メッキではだめだと思いますがそれとも色合いだけでしょうか。
お礼
2010/01/29 20:01
回答ありがとうございます。
今回水がかかる場所で使用するため、防錆のためのめっきを考えています。
やはり亜鉛めっきはだめですか。
お礼
2010/01/29 20:07
回答ありがとうございます。
航空機スペックのベーキングがあることを初めて知りました。
市販品で亜鉛めっき品がないことを考えると、違うめっきの方が無難ですね。ありがとうございました。