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タップの加工について困っています。質問・要約・ハッシュタグをお願いします。
2023/10/18 11:47
- 鋳物の製品にタップの加工がうまくできず、困っています。
- 加工者がタップができないと主張していますが、メーカーによればリジットタップ機能があるため問題ないはずです。
- 毎月20個もの作業があり、加工者は原価が厳しいため、5軸の工程ですべての穴作業を行いたいと考えていますが、タップが折れてしまうことがあります。
タップの加工について
2011/11/24 22:44
もともと営業をしていましたが、最近、工場の工程を手伝いする事になりました素人です。現在、鋳物の製品にタップの加工がうまくできず困っています。
材質ダクタイル鋳物 外径400・長さ30程度のフランジ形状に正面の方向、横穴方向にタップM5X8 12箇所X2X毎月20ヶ ※そのほかにもキリ穴あり
作業機械 ミツイセイキ 5軸 5年前に購入
加工者の言い分としては、タップがおれたり、かじったりするからできないとの言い方をされ、メーカーに聞けば、タップができないMCなんて聞いたことないとの事で、リジットタップ機能があるから大丈夫とのことでやらせましたが、タップが現に折れてしまいました。放電でその場は処理しました。毎月20個もこの作業があるため、改善もしなければいけないのですが、加工者はだからいったじゃないかと関係まで悪くなってしまい、そうはいっても原価がきびしいので、5軸の工程ですべての穴作業を行いたいのですが、普段からポキポキ折れるものなのでしょうか?切削油や送り速度に問題があるのでしょうか?作業者への的確な指示の仕方にも経験不足で悩んでいます。ベテラン工程者・作業者様のアドバイス等、是非とも御教授ください。
質問者が選んだベストアンサー
タップ加工は単純でありしかし時にやっかいな問題も生まれてくるようですね。
先輩のお答えのように機械条件や設定条件も必要になると思います。
当社はFCD600も時々加工するのですがタッピングに愛知県の小さなメーカーらしい所のタッピンググリスやタッピングミストオイルを使用して成功しています。
その会社のHPを紹介いたします。
チタンやステンレス加工にもつかえるので当社はこれのみで加工システムを作っています。
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
日々のご苦労、お察しします…。
M5は確かに細い方ですので難しいとは思いますが、皆さんが回答をされているようにそこまで難しいというものではないように思います。
折損の位置とタイミングは?
A:ランダムor1穴目or一定加工後
B:止まり穴or通り穴
C:平面側or横穴側
それぞれで原因が大きく変わってきます。1穴目~数穴目で必ず折損をする場合は、設備上の問題が大きいと思います。折れなくてもゲージが不良であれば同様です。止まり穴でランダムであれば、切り粉の可能性が高まります。M5のような細いものは、少しでも噛み込めば、即折損につながってしまいます。切削油の流れを気にして、しっかりと流れ出てくれるかどうかをイメージしてみてください。
もし横穴側の場合は、下穴の芯ズレにご注意下さい。
健闘を祈ります。
お礼
2011/11/28 22:07
ご回答ありがとうございます。実際は全部できているものもあれば、ランダムにおこりました。流して1回目なので、皆様から頂いたグリースや油に工夫をしてみます。切り粉の可能性もあるかもしれませんので、注意してみます。
アドバイス有難うございます。
1.曲面にタップを立てる場合は、回答1の方の追記に書き込まれている平面を作ってからの加工を行っていない場合。
2.かじったりすると言う表現がありますので、タッピングペースト等の切削油を使用していない。
3.ダクタイル鋳鉄とありますがFCD600以上になっているなら下孔径を多少大きくする。(図面やユーザー様にもよりますが)
もちろん、回転数・送り・ツールは適正とします。
FC・FCDの加工を中心に仕事をしている当社では、
>加工者はだからいったじゃないか
等とは言わせません。(仕事になりません。)
特に難しい加工ではありません。
M3やM4等でも普通に加工できます。
指示に従い難い作業者の場合は、刃具メーカーの人に御社まで来て頂いて説明していただくのも一つの方法ではないでしょうか。
お礼
2011/11/25 13:02
回答ありがとうございました。
材質はFCD400でした。下穴をすこし大きくしてみたり、タッピングペーストもありますので、再度、チャレンジしてみます。有難うございました。
タップ加工は過去にいろいろ質問がでています。
直近では、No.38882 と No.38974
そこで貼ってあったURLを再掲します。
先ずは技術資料を一読して現在の状況と照らし合わせてみて下さい。
また、リジットタップ機能も完璧とは言い難いので、誤差を吸収
するような、シンクロタップ用ホルダの使用をお勧めします。
普通に考えれば、
・適切な下穴径の加工
・適切なタップの選定
・適切なホルダの選定
・確実なクーラントの供給
を守れば加工できるハズです。
あとは、プログラムミス(タップのピッチが間違っているとか)
も再度ご確認を。
M5とタップが細いので、下穴加工が重要です。
把握力が強く精度の高いコレットチャックホルダに
超硬ドリルを取り付けて、振れ精度を0.02mm以下に抑える
ことをお勧めします。
また、平面でない側面の穴あけの前に、エンドミルでフラット
面加工を行なっているでしょうか?
お礼
2011/11/25 12:54
わかりやすい回答ありがとうございます。
シンクロタップ用ホルダや下穴の加工・等注意点を説明してみます。
補足・側面の面は旋盤加工でいっぱつひいてました。
お礼
2011/11/28 22:02
ご回答ありがとうございました。HPの方、さっそくみてみましたがグリース等の紹介がなかったので直接、伺って見ます。ご丁寧にアドバイス有難うございました。