このQ&Aは役に立ちましたか?
2011/03/25 11:57
ASME Sec.? QW-153.1の中の引張試験合否基準の中に、「試験片が溶接部又は溶接境界部より外側の母材で切断された時、その強度が母材の最小規定引張強さの5%以上下回らない値であれば容認できる」とあります。
5%以内は容認しても大丈夫であるという理由があるのでしょうか?現在、溶接について学んでいるところなのですが、施工法認定試験の要領書を作成し、上司に確認してもらう際に「施工法を認定をする試験で、溶接部じゃないと言っても基準値下回る数値でいいのか?その5%という数字はどこからきたのか?」と質問を受けました。
過去の実績、JIS規格等調べ前任のエンジニアにも確認しましたが、5%以内が許容される理由について、上司を納得させられる回答が得られませんでした。
申し訳ありませんが、どなたか上記の件について解答頂けないでしょうか?
自分自身知識に乏しいところが多い為、お手柔かに回答の方、
宜しくお願い致します。
和訳はJIS Z3040 溶接施工方法の確認試験方法
抜粋
http://info.shiga-irc.go.jp/public/data/130/102.pdf
だろうが、類似した書き方の規定は他にもあったと思う。
常識的に考えて、
材料強度にもバラツキは許容されている。試験合格とはそのロット全部全箇所に付いて強さを保障するものではない。
JIS G 3101:2004 一般構造用圧延鋼材
http://www.nagai-giken.com/snonfm09.html
9.2 再検査
引張試験及び曲げ試験で合格にならなかった鋼材は、JIS G 0404 の 9.8(再試験)に
よって、再試験を行って合否を決定してもよい。
追試があるのです!!
せっかくギリギリ合格オメデトウを、溶接でアウトにされるのは納得いかない。
5%は2σで管理してるからとかのコジツケ。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
関連するQ&A
メッキ前後の処理について
初めて質問させていただきます。 内容についてはタイトルの通りなのですが、鉄材の防蝕のために鍍金処理を自分で行いたいと思い質問させていただきました。 母材:S...
金属引張試験
金属の引張試験で誤差がしょうじる原因は何ですか? 計測ミスや環境的要因は無でお願いします
A5052とSUS304はどう使い分けますか?
私は現在、ある製品の動作性能(羽の回転量の精度)を確認するための試験治具の組図および部品図を上司の指導の下作成しているのですが、その試験治具の部品においてA50...
ピンゲージによる検査の判定基準について教えて下さい
Φ14(+0.04,+0.02)穴のピンゲージにる検査について 加工としてはΦ14.02で加工後、手加工による磨き工程があります。 Φ14.02のピンゲージが通...
1級技能検定要素試験の仕上げ加工の判定について。
こんにちは、今回初めてマシニング1級を受験するのですが、課題5の 仕上げ加工の判定について、「このエンドミルで仕上げ加工を行ってもよいかどうかの適否」及び「勾配...
ベストアンサーを選ぶと質問が締切られます。
なおベストアンサーを選びなおすことはできません。
お礼
2011/03/25 17:34
回答ありがとうございました。
わざわざ資料まで添付して頂き、分かり易くてとても参考になりました。
素材自体の成分にバラつきがあるのは、当然のことですよね。
それを考慮し、規格上の許容範囲があるというのも当然のことだと思います。
もう一度上司に説明してみます。
ありがとうございました。