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鋼の光沢をなくすにはどのような方法があるか?
2023/10/19 13:46
- 鋼の光沢をなくすために利用できる成分や方法を知りたいです。以前使用した錆取り剤は光沢を残す結果となりました。
- ナイタールを薄めて使用しても光沢をうまく消せないため、他の方法を探しています。光沢を止める方法や寸法変化を起こさない方法について教えてください。
- S45CやSCMなどの加工品で、厚さ測定をする際に光沢による干渉が発生しています。ナイタールを使えば光沢は消せますが、使用後に問題が生じるため別の方法を探しています。後工程にも影響しない光沢の除去方法を教えてください。
鋼の光沢をなくす
2016/10/18 14:34
以前、2液性の錆取り剤を使用したとき、表面が曇りました。
そのような金属光沢をとるもの(色は変えずに光沢だけなくす)を
探しているのですが、どのような成分が作用したかわかりますでしょうか?
最近、同じような錆取り剤で試してみても光沢が残ったままです。
顕微鏡観察に使うナイタールをかなり薄めて使ってみましたが、ちょうどいい具合に止めるのが難しいです。
また、その他の方法を何かご存知でしょうか。
光沢を止められれば結構です。
寸法変化は、無いようにしたいです。
よろしくお願いします。
いろいろ回答ありがとうございます。
多くは語れないのですが、S45CやSCM等の加工品で
小さく複雑形状なので非接触で形状測定したところ
凸凹のハレーション?多重反射?でどうもレーザーが干渉しているのではないか
という状態になりました。
ナイタールで変色させれば測定できたましたが
その後、使用できませんので光沢だけ取りたい状況です。
まだ後工程はあります。
計測器を何とかできないかとも思っていろいろやりましたが、
光沢なくす方が簡単にあるのかなと思った次第です。
質問者が選んだベストアンサー
回答(1)再
測定のためだけなら、黒染でよいのでは。
本格的パーカー処理でない、殆ど色付けのみの市販黒染め液でも使えるかも。
寸法変化は無いと見なしてよく、
続く加工ではネグれるし、メッキなど後の処理のため除去するのも簡単です。
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再出です。
> スコッチブライトで傷つける感じにして、若干光沢おさまったと思ってもダメでした。
スコッチブライトで傷つける感じにしたら、逆に磨きあげてしまったなのでは?
レーザーは直進性があり強い光ですから、
? 乱反射しても光密度が減り難い
? 乱反射させても光吸収性が上がらない
ので、色にて光吸収性を上げるしかないですね。
(貴殿が記載しているようにか、何かを塗布する)
お礼
2016/10/21 08:23
スコッチブライトは少し曇った感じになりました。
寸法が変化しないように色を付けて取れやすいものにしたいと思います。
ありがとうございました。
記憶頼りで申し訳ないが、
レーザ測定の様ですので、
確か反射防止スプレーがあったように思います。
どれが良いとかなどの紹介まではできませんけど。
測定精度にもよりますが、
写真撮影用のぼかしスプレーでも流用できるかもしれません。
お礼
2016/10/20 16:16
反射防止スプレーなるもの知りませんでした。
調べてみます。
金属光沢は、光の反射率です。
表面仕上げが良いと、表面の乱反射が少なくなり金属光沢のよいものになります。
当然ですが、炭素鋼や鋳物(炭素で表面が黒っぽくなり、かつ炭素部分は光を反射しなく吸収する
採用が高いから)より、ステンレスの方が白っぽいので金属光沢のよいものになります。
(色の反射率)
表面に凸凹やディンプル的なものを作るには、サンドブラストやショットブラストを用います。
化学的なリキッドエッチングで微細な凸凹を作るのは、酸洗いです。
これ等の凸凹は、表面積を増やす効果と剥離作用の低減をするので、表面処理下地や防錆処理
の錆止め下地をする時にも用います。
暗い色の下地の方が、その上から塗装色が引き立つので、そのようにしますが、金属光沢とは
別物です。
URLにステンレスの光沢に関しての資料を添付します。
補足
2016/10/20 14:53
資料ありがとうございます。
スコッチブライトで傷つける感じにして、若干光沢おさまったと
思ってもダメでした。
老婆心です。
光沢除去被材料は何ですか。
Steelの場合
一般的な酸洗い等々は光沢も色も変わりますが如何か。
低濃度であれば光沢は残る可能性はあります。
宣伝にならない程度
松○○のマイクロスコープで多機能計測ソフトというものが有ります。
焦点の合わない凹凸を上から順番に写真保存して
最後に合成するというものです。
デモ機がありますので試してみては如何か。
お礼
2016/10/20 14:38
おっしゃる通り、希塩酸をさらに薄めてやると光沢が残るところと
消えるところがまだらになりました。
現在、溶融亜鉛メッキの製品を設計しるので、非常にタイムリーで気になった。
ので覚書も兼ね↓に、余計な親切なのだが参考urlを張らせていただきました。
戻ってメッキではなく、何処も何故か、”めっき”と表現するのが少し意外だ。
更に気に掛かったのが、野外に放置して赤錆を発錆させたることもあるようだが
果たして、めっきの前処理としては都合が良いのか悪いのだろうか?っという
疑問も生じてしまった。この点を本日、専門業者に確認し皆さんに報告したい。
ちなみに、ステンレスならば艶消しは梨地処理があるのは知っている。。。
>野外に放置して赤錆を発錆
めっきの場合は脱脂水槽が赤錆で汚れてしまうために、塗装の下地処理と違い
極力錆びないように保管するべきだそうです。。。なるほどですね。
以上 ご連絡まで
お礼
2016/10/19 08:52
資料ありがとうございます。
前処理だけやってもらえるとは知らなかったので、業者に確認してみます。
お礼
2016/10/20 16:25
市販の黒染め液もそんなに高くなさそうなので
真っ黒にせず、すぐにとめればいいかもしれませんね。