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顕微鏡の十字線の太さについて
2023/10/19 22:32
- 顕微鏡の倍率と実寸法から計算した見える十字線の太さは0.2μm
- カーソル線の太さに関して、顕微鏡の倍率が50倍であり、実寸法が10μmであるため、見えるカーソル線の太さは0.2μmとなる
- 金属加工業において顕微鏡はよく使用され、見えるカーソル線の太さは顕微鏡の倍率と実寸法によって計算される
顕微鏡の十字線の太さについて
2018/10/24 09:08
久しぶりの投稿です。弊社は金属加工を生業としておりますが、加工した部品の測定に工具顕微鏡や光学顕微鏡をよく使用します。最近その顕微鏡を覗いた時に見える十字線(私どもはカーソル線と呼んでおりますが・・)の太さのサイズを聞かれ、分からないので調査をした所以下の様な結果が出ました。十字線太さの実寸法は10μm、顕微鏡の倍率は50倍、これを元に顕微鏡を覗いた時に見える十字線の太さは【10μm÷50倍=0.2μm】という計算結果が出ました。そこで質問なのですが、この計算は正しいでしょうか?あまりにも細すぎる結果で信憑性に自信がありません。御教授頂けると幸いです。宜しくお願い申し上げます。
回答 (8件中 6~8件目)
>十字線(私どもはカーソル線と呼んでおりますが・・)の太さのサイズを
>聞かれ、分からないので調査をした所以下の様な結果が出ました。
>十字線太さの実寸法は10μm
この測定方法は、どの様な方法なのでしょうか?
おそらく、エッジの出ているブロックのエッジに焦点を合わせ、
十字線のX軸線を実測する場合は、線幅の上から下までをY方向に
実測、或いは、Y軸線をX方向に実測したと考えられますが、
このような方法で実測した結果で「10μm」であれば、そのものです。
倍率を変化させても結果は変わらないと思いますが・・・
ただ、倍率を上げた方が見やすくなり、誤差は少なくなると思います。
工具顕微鏡で測定する場合、X方向の測定では十字線のY軸の左、
Y方向の測定では十字線のX軸の上に被測定物の測定部を合わせ、
十字線の線幅を考慮して測定します。
これを無視しますと線幅10μmでは、最大±20μmの誤差が生じます。
製品公差にもよりますが、合否判定に重大な影響が出ます。
(カタログ値は、線幅5μmだと思いますが?)
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うろ覚えですが
顕微鏡のスケールは接眼レンズ奥の1次結像の位置に置くものなので
対物レンズの倍率で見た目の太さが決まるのではないでしょうか。
対物レンズの倍率が10倍ならば、10um幅の十字線は
試料上では1um幅に相当して見えていると思います。
お礼
2018/10/24 10:48
早速の御回答ありがとうございます。弊社顕微鏡の倍率ですが接眼レンズが10倍、対物レンズが5倍でトータル50倍の倍率です。確かに仰る様にスケールは接眼レンズの奥にありますが「トータル倍率で計算する」という話を聴いておりましたのでこの様な計算値になりました。もう一度そこのところを調べてみます。また何かアドバイス等ありましたら宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました。
お礼
2018/10/24 10:41
早速の御回答ありがとうございます。>この測定方法は、どの様な方法なのでしょうか?<との御質問ですが、十字線の実太さをどの様な方法で測定したのか、という内容の御質問だと解釈して回答致します。顕微鏡の接眼部分を分解し、十字線が描かれているパーツのみを画像測定機にかけて太さを複数回測定し平均値を出した値です。以前人から投影機等でも倍率が20倍なら投影機上で見える十字線の太さは【十字線実測値÷20】になると教わったものですから、今回もそれに倣って計算をした次第です。また何かアドバイス等ありましたら宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました。