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2022/03/16 18:10
駄文にて失礼いたします。
当方、旋盤加工にて鋳物加工しているのですが、図面指示Φ62+0.005+0.019の内径加工で内径Φ61.998~Φ62.002で仕上がってしまったものが多数あり、出来てしまったものを内径修正して公差内に収めたいと思っています。他の図面寸法の都合上、もう一度チャッキングして旋削することが難しいです。
現状の考えとして旋盤にチャッキングして手動運転にて主軸回転させ400~600番程度の紙ヤスリを当て手作業で0.007位内径を大きくしようと思っています。
他に効率よく迅速に修正できる方法はありますでしょうか?
自動車のエンジンのシリンダ内面などを簡易な工具で研磨するホーニングツールがあります。能率の面は差し置いて、ワークの幾何的形状を確保する上では、サンドペパーを使うより安心のように思います。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w1026782696
その一方で、+0.005+0.019のような公差幅の狭い仕事を行う旋盤で、ベッドの摺動面に砥粒が飛び散るような加工を行うことはお勧めできないと思います。砥粒によってベッドが摩耗すれば、高精度の加工が難しくなります。第一線を退いた機械を使うとか、砥粒が摺動面に付着しないように特別の防護策を行うなどご検討になることをお勧めします。
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その内径に対してしっくり嵌る軸を使って、手研磨する方法はあります。
油砥石を削った粉末とオイルを混ぜ、即席の液体研磨剤にして内径に塗り付け、軸と擦り合わせるように削ります。
チャッキングしてのヤスリ加工の場合には過度に修正しすぎる可能性がありますが、こちらの方法なら(手間はかかりますが)過修正のリスクは低いです。
また旋盤で回転させている物に対して手作業を実施するのは巻き込まれる可能性がありますから、そうしたリスクも低く抑えられます。
その内径に真円度や他の要素(外径など)との同軸度などが指示されている場合は使いにくい方法になりますが、これはヤスリ手作業も同様ですね。
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