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MTRの録音時の音質について
2023/10/12 13:23
- MTRについての質問です。普通のCDの規格はサンプリング周波数なのに、高価なMTRではそれ以上の音質で録音するのは何故ですか?
- 最終的に音質を落とすのなら最初から44.1kHz、16ビットで録音しても良いのでは?
- ローランドのMTRはなぜ複数のサンプリング周波数を持っているのでしょうか?
MTRの録音時の音質について
2006/05/07 16:33
MTRについての質問です。普通のCD(CD-DA)の規格はサンプリング周波数なのに、高価なMTRではそれ以上の音質、例えばローランドのもの→サンプリング周波数:96.0/88.2/64.0/48.0/44.1/32.0kHz、24ビット、ヤマハのもの、→サンプリング周波数:44.1 / 48kHz、16ビット / 24ビットなど、で録音するのは何故ですか?
最終的に音質を落とすのなら最初から44.1kHz、16ビットで録音しても良いのでは?と思ってしまうんですが、何故でしょうか?
あと、上のローランドのものは何のためにサンプリング周波数がいくつもあるんでしょうか?
教えてください。
質問者が選んだベストアンサー
44.1KHz 16ビットで最良の物を作ろうとしたら、
その元素材はそれよりも良い音質で作られていなければ
なりません。
また、最終的なCDでは、レベルの自動調整が行われ
るのが通例ですが(ピークをフルビットにする)
収録時にそのような音量調整をすることは
不可能ですから、多少余裕をもったセッティングにして
後で16ビットに落とすところで余裕分を抜きます。
このため、16ビットのCDを作る場合は
24ビットが必須とされています。
サンプリング周波数が高いのは
音への影響を避けるためです。
44.1KHzで取ると、上限は22KHzですが、
フィルタの関係で20KHz以上では音が悪くなります。
これを88.2KHzで取れば、上限は44KHz、
音が悪くなるのは40KHz付近となり、
20KHz付近での音の悪化が防げます。
なお、48KHzはデジタル放送や業務用デジタル機器の
標準。96KHzも同様。
88.2KHzは44.1KHzの倍で、44.1KHzへの
変換がしやすい周波数です。
64KHzは32KHzの倍で、16KHzへの変換がしやすく
16KHzは上限が15KHzで放送用に向いています。
サンプリング周波数を半分にするときは
2つのデータを足して2で割れば良いので、
音が全く損なわれません。(他は損なわれる)
このため、高音質を狙うときは
本来の用途の倍にセットするのが普通です。
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