BOSS DS-2を使用したX JAPANの音に近づく方法

テレキャスターのピックアップがシングルコイルならネック側のほうに切り替えて使ってみれば、ソロ時の「ポー」って感じとかは出るかもしれないですね。ハムバッカーPU搭載のモデルなら問題なく出そうですが。

一番惜しいのは、DS-2を購入されてしまったことでしょうか。DS-2はもろにマーシャルアンプをシミュレートしたようなエフェクトですので、あなたはマーシャルアンプを２台つなげて使っているようなものでしょうか。マーシャルは小さくても単体でかなりの歪みを産むアンプです。
同系統な歪みである「ディストーション」はマーシャルとはミスマッチと言われます。
Xのサウンドとは違いますが、一般的な王道パターンは「ハムバッカー→オーバードライブ(ブースター)→歪む状態のマーシャルアンプ」です。
だから、DS-2でなくSD-1だったら・・・
もしくはマーシャルを歪ませずクリーン専門で使い、MT-2メタルゾーンなどの、もっと歪みの強い、イコライザーの充実してるエフェクトのみで音を作ったほうがXに近くなれると思います。

今、お手持ちの機器で実験してみるとすれば、
１、ギターのトーンノブを０～３あたりにする(ハムバッカーなら問題ないが)。それでも高音がきついならネック側PU。
２、クリーンなアンプで、DS-2による音作り(セッティング例は説明書、もしくはBOSSのサイトにありますが)できるだけスラッシュに近いサウンドがいいですので、ドライブは最大、トーンも耳障りにならない程度最大に、レベルで音量コントロール、モード１/２はお好みで。
(ここではリフ時の音をつくってます。)
３、マーシャルアンプでソロ時に足す「オーバードライブ」を作ります(DS-2はOFFで)。ドライブCHでクリーン時より中域が高めで音量が大きくなるようなセッティングで、「こもったような音」のイメージです。

リフのときはDS-2のみON、ソロ時はアンプをドライブCHに切り替えてオーバードライブをミックス(フットスイッチがない限り手で切り替えなければならないが(-_-;))。
これは本来のエフェクターとアンプの役割を逆転させている発想ですので、うまくいかないのかもしれませんが、あくまでお手持ちの機器でやってみるとしたら・・・という机上の理論です。

ちなみにHIDEやPATAはディレイとかも使ってるはずなんで、前述の方の言うように、使用機材を調べて本人たちと近くするのが１番早いですよね。