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ギターアンプの質問
2023/10/12 15:21
- Micro-CUBEというギターアンプについて知りたい
- エフェクターの取り付け場所について教えてください
- COSMアンプとは何か知りたい
ギターアンプについて質問です。
2008/08/18 23:26
まずはじめに、ギターについては初心者です。
Micro-CUBEというギターアンプが気になっています。このアンプには6タイプのデジタル・エフェクトというものがついているらしいです。このアンプを買えばエフェクターは不要ですか?
エフェクターというものは、どこに取り付けるものなんですか?
COSMアンプが7種類ある、とも書いてあるのですが、COSMアンプというのは何なのでしょうか?
いろいろと質問して申し訳ないです。
回答 (3件中 1~3件目)
ども。
まずMicro-Cubeの前に、「エフェクタ」について
確認したいですね。
ギター用の「エフェクタ」っていうのは、
ギターの音に「特殊な効果」を付けるもの
を示しています。
ギター⇒エフェクタ⇒アンプ
の順番に繋ぐことで、ギターの音をエフェクタで特殊効果を
つけて、アンプから出すことができます。
代表的なものでは
・オーバードライブ=ギターの音をロックっぽく歪ませる
・ディレイ = ギター音にエコーを掛ける(ヤマビコみたいなもの)
・コーラス = ギターの音を揺らす
なんていうものがあります。
これは文章説明ではなかなか理解できないと思うので、実際に
お店なんかで試してみても良いと思います。
この他にもイロイロな種類のエフェクタ(=特殊効果を付ける機器)が
各メーカーから発売されています。
また、同じ種類のエフェクタでも、メーカーによっては
音色や効果やそのバリエーションが違ったりしているので
プロはもちろん、コダワリのあるアマチュアも
自分好みのエフェクタを探している人が大勢います。
そんなエフェクタの「あくまで代表的なモノ」が
Micro-CUBEにはいくつか入っています。
正直、それ程のコダワリが無ければ、趣味的な個人練習や
友人とのちょっとした遊びのセッション程度であれば
MICRO-CUBEのエフェクタは結構つかえるモノが入っているので
不足を感じることはないでしょう。
初心者さんで、本番のライブで使う!なんてことをしない限りは
当面はエフェクタは要らない可能性が高いです。
ただ、イロイロ分かってくれば、アンプ付属のエフェクタには
いろいろな制約(同時使用数とか)が付いてしまうので、きっと
個別に追加したくなったりして必要なエフェクタも
出てくるとは思いますが。。。
私も実は持っていたりしますが、友人とちょっとバーベキュー
なんかやったりする時に、遊びで使っています。
もちろん遊びですので、追加エフェクタは不要です。
COSMアンプっていうのは、モデリングアンプのことです。
「アンプ」と一言で言っても、いろいろなメーカーが
数え切れないくらいのアンプを発売しています。
これらのアンプは、それぞれが個性を持っていて、
同じ音がするアンプは(理論的には回路が違うので)1つも
ありません。
そんな数多くのアンプをそろえることは不可能なので
コンピューターで「シミュレートして音を作る」研究を
最近のメーカーさんは行っています。
MICRO-CUBEを作っているBOSSも独自の「音のシミュレート」研究
を進めており、その総称を「COSM」と
名づけているので、COSMアンプと呼んでいるようですね。
と、いろいろな質問があったので、長文になってしまいした。
参考になれば良いのですが。
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Micro-CUBEには、エフェクター機能も搭載されています。その付属しているエフェクトについて満足な効果が得られるのであれば、エフェクターを別途用意する必要はないでしょう。
ただ、アンプ内蔵エフェクトはパラメータの設定や同時に使用できるエフェクトの数などに制限がある場合があります。そうした点での自由度を求める場合は、エフェクターを個別に用意した方が良い場合もあります。Micro-CUBEでは、コーラス・フェイザー・フランジャー・トレモロの4つをひとつのつまみで、ディレイとリバーブをもうひとつのつまみで調整するので、コーラス・フェイザー・フランジャー・トレモロ箱の4つの中からどれか一つを選択、ディレイとリバーブもどちらかを選択して使うという形になります。同じつまみで調節するエフェクト同士は、同時にかけることができません。
いずれにしても、そのアンプ付属の機能に満足できればエフェクターは不要ですし、そうでなければエフェクターを別途用意する必要が出るということになるでしょう。
なお、将来的にバンドを組み、スタジオなどで音を出すという場合、Micro-CUBEなどエフェクト内蔵アンプのエフェクトに頼った音作りでは外にその設定を持ち出せないことから、別にエフェクターを調達する必要が出るかもしれません。
ちなみに、歪みについてはアンプ内蔵エフェクトには搭載されないのが普通です。歪みはもともとアンプに過負荷をかけた時の音割れで、歪み系エフェクトはそれを再現するためのものです。通常はこうしたエフェクト内蔵アンプの場合、ゲインコントロールで歪みを作ることができるので、歪み系のエフェクトは内蔵エフェクトとして用意されません。
エフェクターの接続については、通常はギターとアンプの間に入れることになります。ギターからエフェクターのインプットにつなぎ、エフェクターのアウトからアンプのインプットにつなぎます。
ただし、エフェクターはつなぎ順によってどの時点でエフェクトがかかるかが変わり、エフェクトの載り具合も変化します。エフェクターを複数利用する場合は、どの順番で接続するかも重要な要素になります。通常はワウ→コンプ→歪み系→モジュレーション系→空間系というようなつなぎ順が一般的ですが、必ずしもこれに則らなければならないということではありません。しかし、モジュレーション系や空間系はひずみの後に置くのがセオリーといえます。アンプで歪みを作る場合、これらのエフェクトはアンプの前にはつなげない方が無難です。
エフェクト機能搭載のアンプの場合は、エフェクト機能はアンプの内部に格納されているので、特にユーザーが接続方法を考える必要はありません。こちらの場合は、内部構造的にはプリアンプの後、パワーアンプの前に内蔵エフェクトがつながれていると思います。
COSMというのは、BOSSが開発したモデリング技術の名称です。モデリング技術というのは、名機と呼ばれる機材の挙動を真似して、その名機を使わなくてもそれっぽい音が出るようにする機能のことをいいます。Micro-CUBEの場合は、このCOSMという技術を使って、6種類のアンプの挙動を真似た音を出すことができます(正確には6種類のギターアンプのモデリングとボーカルマイク入力で計7つのモード)。
http://www.roland.co.jp/products/jp/exp/COSM.html
参考まで。乱文失礼しました。