PCスピーカーを光デジタル入力可能な機種に変更する際の注意点

No.4です。
「デジタル接続が圧倒的に良い」というのが
どういう前提で言っているのかわかりませんが。
マザーのオンボードサウンド(音がでりゃいい)基準だったら
わからなくもないですけど。
質問者様はそこそこいいサウンドボードを使われていますから
デジタル化のメリットはPC内部ノイズの排除くらいしか
ないと思います。
(現状でノイズが気にならなければメリットなにもなしか)

仕様を見ただけで実際に音を聞いたわけではないですが。
GX-D90(ONKYO)とOWL-SPWL22(Owltech)を比べてみました。
デジタル化は関係なくスピーカ性能の比較として。

GX-D90は仕様が詳しく書かれていて、
仕様から見ると結構よさそうな感じがします。
こだわり技術(特長)とかも説明されていますね。

OWL-SPWL22は音質に関する仕様がほとんどわからない。
スピーカ(部品)の説明がないどころか、
普通はあたりまえに表示されている再生周波数範囲すら書いてない。
わかるのは定格出力くらいなもんです。
外観だけで見れば、そこそこな音は出そうな気はするが。

そもそもですが。
ONKYOはその名のとおり、もともと音響機器の専門メーカです。
高級な音響システムとかも作っています。
(今はPC屋さんのSOTECを吸収してPCも売ってますが)
OwltechはPC関連機器(パーツ，周辺機器)のメーカ
(というか販売屋？)です。
音へのこだわりなら間違いなくONKYOです。
数値ではあらわせない部分でもいろいろ違うんだろうと想像します。
仕様もまともに書けないところの製品はちょっと・・・。
ちなみにEDIROL(Roland)は音響機器屋さんで電子楽器とか
ミキサー装置とか作ってます。

PC用としてそこそこでいいならOwltechでもいいと思いますが、
こだわりがあってお金が許すならONKYOにしたほうが
幸せな気分になれそうな気がします。
ONKYOはお金を出した分の期待は裏切らないかと。
(No.2様のようにテレビをつなげてもよし)

個別のスピーカの評価は他の方におまかせします。
「デジタル出力化」と「音質の向上」の関連について、
理屈っぽい話ですすみません。

音質への影響は主にD/A(デジタル/アナログ)変換よりあとの
アナログ処理(増幅)部と電気/音変換するスピーカ部品
(回路含んだスピーカ装置ではなく単体のスピーカ部品)
の性能が効いてくると思います。
ですから、スピーカユニットなどアナログ処理(増幅)部
以降の部分が変わる(性能向上する)ことによる
音質向上はあるでしょうけど、
「デジタル出力化」すること自体のメリットではないです。

「デジタル出力化」することの主なメリットは、
アナログ処理部をすべてPC外に出すことで
PC内でアナログ部に載るノイズ影響が排除できることと、
PCに内蔵できない(大きさ的とか電源的とか)ような高品質な
オーディオ回路を採用できることではないでしょうか。
「デジタル出力化」しちゃうとSE-90PCIのような
いい感じのサウンドボードはもったいなくなっちゃいますかね。
一番大きなLSIがデジタル処理で中央付近のムカデがD/A変換かな。
コンデンサとかL/R遮蔽板とかアナログ部に高級感がありますよね。
「デジタル出力化」という意味では、
マザーのオンボード機能(デジタル出力があれば)とか
安価なサウンドボードでもあまり変わらないかもしれませんね。
(もちろん買い直す必要はないですけど)

PC程度ならアナログ、デジタルの差はあまりないです。
スピーカー、アンプによる差が一番大きいです。
PCにデジタル出力が付いてるので、AV機器用から引退したAVアンプに接続してます。
音にこだわるなら安価なAVアンプ、小さなスピーカーとサブウーファーの3つもありですよ。
でも、普段の作業ではモニタのスピーカーですけどね。

テレビだと用途でテレビのスピーカーを使ったり、AVアンプにしてます。
AV再生機器、ゲーム機の接続はHDMI、光デジタル、同軸ですが、CDなどの場合はアナログ2CHで聴いたりします。

ＧＸ-Ｄ90をテレビにつなげて
使ってますが、
もう感動する位の音します。

低音域なんか、ものすごい柔らかな
音で、今でも感動しまくりです。

ONKYO製品のこの手のスピーカーは
デジタルをアナログに変換する
サンプリングが性能良いので
いい音しますね。

値段も15000円位なので
買ってみてはどうでしょうか。

PC内の音楽データはデジタルで、スピーカーから出される音というのはアナログです。
ですから、どこかでデジアナの変換をしなければなりません。
今ですとSE-90PCIで行なっていて、アナログスピーカーから出ている状況です。
それをスピーカーに任せようということになるわけですね。
その変換性能ですが、カード、スピーカー共にONKYOとするなら、どちらで変換してもさほど違いはないかと思います。（SE-90PCIで十分だと思いますけどね）
似た回路を搭載しているので。
だから、問題はスピーカーの音質だけが問題となります。（アナログ部分が重要）
もちろん、好みで幾分かは変わりますけど、基本的に上位のほうが良いはずですよ。この場合はGX-77M。

EDIROLのMA-10Dついてですが、一応、元ユーザーの立場から言うと、当時（7年ほど前）非常に満足できる製品であったことは間違いないですね。
置いたときの質感も結構ありましたしね。（1万5千円もすれば安物ではないよね？）
デジアナどちらもいい音でしたけどアナログのほうが柔らかい感じでしたでしょうか。
結局はアナログをメインで使ってましたけど。
PCは2台持ちでアナログとデジタルの両方を使っていました。
今はおそらく廃盤かと思います。市場にあるのはMA-15DかMA-20Dあたりです。

最後に、デジタルにしたから音質が向上するというものでもありません。
あくまでもデジアナ変換性能と、スピーカーの性能によります。
スピーカーの変換性能がカスだと当然出てくる音は従前に比べて劣化しています。
ＳＣ-Ｃ77からであれば、どちらにしても買い替えでしょうし、デジタルアナログ両入力対応品を買ってどちらか好きなほうで行くのが一番です。

おまけ
今の環境はSE-U55SXを使っていて、スピーカーに対してはアナログ入力としています。