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なぜ無痛分娩を基本にしないのでしょうか?
2022/10/16 16:47
痛みを伴って産まないと母性が目覚めないとかカビ臭い考え方はどうでも良いとして、痛みがなけりゃそれに越したことはないですよね?
歯を抜くときだって麻酔をします。
痛みを伴って歯を抜いてもらった方が歯に愛着が湧いて大切にするようになるなんてアホなこと言ってる歯医者なんて見たことないですし。
産科医や助産師だって喚き散らして暴れる妊婦を押さえつけながらより、まったりと産んでもらった方が良いと思います。
だったら、歯を抜く時は麻酔というくらい当たり前に、出産は無痛分娩がまず基本ってことにした方が、妊婦にも医療関係者にも良いと思うんですが、なんでそうしないの?
無痛分娩が普及してる海外ですら全体の7割に留まってますよね?
これって「妊婦が希望すれば」だからだと思うんですが、つまり痛みが伴う普通の分娩がまだ当たり前ってことですよね。
逆になぜ妊婦が希望したときだけ、もしくは麻酔が使えない体質など事情があるときだけ、通常の分娩するという方法を取るという形にしないんでしょうか?
分娩のために麻酔医を常駐させてたらいくら予算があっても足りん!とか?
そういうお金の事情?
それとも母性神話を抜きにした医学的な根拠があるんでしょうか?
質問者が選んだベストアンサー
出産時の痛みは子供を押し出す子宮が収縮する時のものです
無痛分娩のリスク
1)麻酔薬の影響で陣痛が弱くなることで分娩所要時間が長くなる
2)上記を改善するために陣痛促進剤で人工的に陣痛を起こすことで胎児機能不全が起きる可能性がある、また胎児を引き出す鉗子や吸引器を使用することで母体や赤ちゃんの頭を傷つけるリスクもある
3)娩の進行が遅れることで、赤ちゃんの頭が長時間お母さんの神経を圧迫し、排尿障害や神経障害(足のしびれや感覚麻痺)のリスクが高まる
4)麻酔の副作用、母親に足の感覚が鈍くなることや足の力が入りにくくなることがある、ほかに血圧が下がる、尿意が弱くなる、尿が出しにくい、熱が出る、かゆみが出るなどがある
5)費用が高くなる、麻酔医が必要だし、無痛分娩の管理料等の費用が追加される
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その他の回答 (5件中 1~5件目)
なぜ無痛を選べない前提なのでしょう?
普通に母体が選べば無痛だろうが和痛だろうが実施されていますよ?
基本じゃなくたって選べるんだからいいじゃないの。
あなたは無痛を希望したのに誰かに妨害されたのですか?
貴方の夫や家族が反対したのですか?
そうでなければご自身で無痛分娩の出来る産院を選び、医師にその旨を伝えればいいだけでしょう。
周りがそういうからっていうだけで自分の望む方法を得られないというのは違うと思います。
世の中の女性には自然で産んでみたいと言う人も一定数います。
自分は耐えられる、その能力があると言いたい女もいます。
そういう人からすればなぜ私は自然に産めるのに麻酔なんぞされなきゃいけないのかって言いだしますよ。
今の時点では望めば医学的に問題なければできるのであえて変えるほどの事でもないと思います。
標準・基準が変わったところで、選ぶのは産む本人ですからね。
麻酔をしたことが無いという人は多いんじゃないでしょうか?
アレルギーテストをして大丈夫でも実際、使うとアレルギー様の症状が出たりということも有るかと。
お産だけでも、トラブルが有るのに(訴訟は多い)それプラス麻酔でのトラブルとなると医師一人では対応しきれないかと。
複数の医師を入れてということになると採算が合わないでしょう。
麻酔科医も少ないですし。
まあ要するに「麻酔医を安定的に確保できない」ってことみたいです。
麻酔関係の詳しい事情は分かりませんが、歯医者さんの麻酔に比べると妊婦への無痛分娩のための麻酔ってのは産婦人科医の片手間でできることではないようです。だから専門の麻酔医が必要。
でもその麻酔医は大学病院や大きな病院で働いている人が多く、産婦人科はそこらへんの町医者が多いですから、そこまでとても麻酔医の手が回らないというのが現実みたいですね。
ちなみにお医者さんは眼科や耳鼻科あたりは供給過剰みたいですが、その他の科目は慢性的な人材不足だそうです。眼科と耳鼻科が余っているのは、はっきりいってそっちが楽だからです。そりゃね、誰だってラクして生活できるならそっちがいいですわね。
少子化なのに、産婦人科医も不足しがちだそうですよ。産婦人科が嫌われるのは、他の科目に比べて圧倒的に訴訟が多いからです。誰だって赤ちゃんや母体を殺したくて医者をやってるわけではいのですが、裁判沙汰になったらお金もそうですけれど、心理的なストレスも大きいですよね。
さて、アメリカでは無痛分娩が普通になっていますが、アメリカの産婦人科事情もとてもいいとは正直思えないですね。
アメリカでは、お産は陣痛促進剤を使って無痛分娩にして帝王切開で出すのがセオリーです。ベルトコンベヤー式にそうされるらしいですよ。だから無痛分娩ができるみたいです。
アメリカにも助産師はいるのですが社会的にも立場が低く、産科の医療システムからは事実上外されているそうです。
そういうアメリカのドキュメンタリー番組を見たことがありますが、アメリカの産科システムを批判するそのドキュメンタリー番組が「理想的な産科システム」と絶賛していたのが、日本でした・笑。
産婦人科医や助産師などとの連携がとれていて「自然な出産」が選べる国だって。
ついでに、麻酔医から麻酔を受けるときは、今は麻酔に関するインフォームドコンセントを受けます。私も若いときに緊急手術を受けたことがありますが、ちゃんと麻酔医から説明を受けました。
麻酔の先生は「あのー、ごく稀ではあるのですけれど、麻酔を受けることによって死亡することがあります」とにこやかにおっしゃっていました・笑。いわなきゃいけないんですよね、それは事実だから。
だから無痛分娩が行われるときはお医者さんから「可能性は稀ですけれど、赤ちゃんとお母さんが死ぬこともあります」と説明を受けて同意書にサインをしなきゃいけないのです。日本人の気質的に、かなりこれって精神的ハードルが高いと思います。
私も手術を受けるときに40度くらい熱があったところに「麻酔で死ぬこともあるかもね。同意してくれる?」と説明を受けて、同意書にサインするのにちょっと躊躇しましたもの。実はその後に手術を受ける段階になって麻酔のせいで体の震えが止まらなくなって、同意書にサインしたことをたっぷり後悔する羽目になりました・笑。
補足
2022/10/16 17:24
わからないから訊いてるんです