ワクチン４回目接種

残念ながら、開発中であることは間違いありませんが、承認時期ははっきりとした情報は公開されていないです。いずれも治験中です。

ワクチンの治験をざっくり説明すると、試験管内や動物での実験から、人間に安全であるかの試験になり、人間に期待どおりの効果がでるか調べられます。(この説明は乱暴すぎると専門家の人から叱られるかもしれません)

治験は、このような段階的に試験されることをご理解ください。そして、人間にそれほど効果が確認されなかった場合、開発は打ち切りとなります。海外のドイツの話ではありますが、治験していたmRNAワクチンの効果が40%台だったため開発打ち切りになりました。

以下は厚生労働省が公開している、ワクチン開発状況です。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00223.html
これを見ると、第Ⅲ相試験に達しているのは、塩野義製薬のものだけですね。

ただ、3回目以降の接種(ブースター)の試験として、先ほどの塩野義製薬のものと、第一三共の2つのワクチンが先行して試験されています。試験の結果次第ではありますが、もしかしたら、ブースター向けの特別承認がされるかもしれません。もちろん効果がなければ使用は承認されないです。

あとは、容器移し替えではなく、技術支援込みで国内生産されるワクチンがあります。ノババックス社が開発し、武田薬品工業が国内生産します。ノババックスのワクチンは、インドネシアは緊急使用を承認済みで、米国やEUやWHOも承認しています。こちらも、ブースター向けに使用される可能性があります。

まとめますと、
・国内開発のワクチンは、治験途中
・治験途中だが、ブースター試験は開始
・開発は海外だが、国内で生産されるワクチンがある
という感じです。

※
私てきには、ノババックス／武田薬品工業のワクチンに期待しています。とても高い効果が確認されているのと、生産が国内であるからです。4回目はこれにしたいと思っています。

以上、参考にならなかったらごめんなさい。

お礼

2022/03/01 12:18

ありがとうございます。
ワクチンは治験が何段階もあり、途中で良い結果が出なかったらそれまでの資金と労力は無になってしまうのですね。研究者の方は大変ですね・・・

質問者