コロナはいつまで続くのか？

例えば、「感染したかな？と思ったら、薬局で市販されているCOVID-19向けのお薬を服用する」という世界になるか、「SARS-CoV-2含め全てのコロナウイルスに効果があるユニバーサルワクチンが開発され、世界中の人間のほとんどが接種完了した」という世界になれば、コロナ以前の生活に戻りやすくなると思います。

しかし残念ですが、安全な市販COVID-19治療薬どころか、「医師による診断が必須のCOVID-19向け治療薬ですら量産できておらず、感染者全員に処方できる目処はたってない」という状態です。ワクチンのほうは、mRNAワクチンは100日あれば変異株に調整したものを量産開始可能ではあるようですが、ユニバーサルワクチンの目処はたっていないです。

そしてCOVID-19は、脳・肺・心臓・膵臓・肝臓・腎臓といった重要な臓器に長く続く症状を出すことが確認済みです。つまり、(ありえないのですが)COVID-19が急に今日に収束したとしても、先ほどの後遺症に悩まされた人は、一生生活が困る可能性がある訳です。その人たちに以前の生活は戻りません。このことを考慮するならそれらの人が死亡されるまで「数十年間は続く」と言えます。
男性限定で、男性性機能不全や男性不妊という後遺症が出たという事例も、いくつか確認されています。

そして、SARSやMERSといったコロナウイルス感染が過去あったことや、SARS-CoV-2のもともとの宿主はコウモリと考えられている点や、オミクロン株の起源は齧歯類に感染したものが人類に戻ってきた可能性がある、ということから分かるように、コロナウイルスと人類の戦いは終わらないです。COVID-19が終わってもまた次があります。

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新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、いままでになかったウイルスです。インフルエンザやノロや麻疹や風疹、恐ろしいエボラ出血熱、いずれも【感染してから、他人の感染させるのは、発症してから】ということが定番でした。正確には、ごく一部の特異体質の人だと、発症せず他人へ感染させることはありましたが、病気の仕組みは発症してから感染だったのです。
SARS-CoV-2は、それを破壊し、【無症状で他人に感染させる】という特性を獲得しました。これにより、【無症状でも常に予防】する必要が出てしまいました。

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この【無症状で他人に感染させる】は、言い換えると【免疫がウイルスを検知できないまま体内で大量増殖している】ことです。これにより、全身の重要な臓器に悪影響が出る可能性があると見られています。

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Apple Watchなどスマートウォッチが少しずつ流行してますが、COVID-19か診断するスマートマスクみたいなものができても、収束に役立つ可能性はあります。24時間365日着用するマスクが、常時ウイルス検査してくれるのです。いまよりも感染予防ができると思います。もちろんまだ出来ていません。

以上、参考にならなかったらごめんなさい。