どうしたら・・・切羽詰まっております。

Question

東北に実家があり、今現在１００歳の父親が独り住まいです。

すぐ隣に姉夫婦住んでます。
歩いて１０分弱に兄夫婦が父母の介護の為に越してきました。
母は２年前亡くなりました。

母親が認知になった時、兄夫婦が同居をしてくれることを申し出ましたが、
リフォームの設計図ができたにも関わらず、頑固で我がままな父親は難癖をつけ、
その話しは白紙に戻り兄夫婦は近所に越してきてくれました。

母親の介護と家事全般は姉、兄嫁、
男仕事は仕事の合間をみて、兄がよくやってくれました（今も続いてます）
勿論関東地区に住んでる私も月に２回くらい頑張って介護に帰省してました。

父親は家族の為に良く働いてきてくれた恩は私たち兄姉は忘れません。
経済的にも未だに自立してます。

ただ、お酒と口うるさい細かいこと、暴力で、
穏やかな優しい母親を束縛し苦しめてきたのを私たちは見ています。

２年前に母親が亡くなり、朝、夕方と姉と兄嫁が家事と体調伺いに毎日通ってます。
姉たちは、洗濯する時も料理をする時も父が口うるさく指示することに辟易してる様子は手に取るように分かります。
私は愚痴を聞き役になってます。

以前から電話魔でしたが、それが益々ひどくなり子供たちの家、携帯に電話をよこします。
内容は自分が見た夢や、母親の葬式に不手際はなかったか、
１００歳のお祝い返しはきちんと済ませたかをなどなど、全てきちんと終わらせた事への確認です。

そんな同じことを毎日毎日一日１０回くらい電話をしまくります（特に隣の姉にはひどいです）

足腰は弱りトイレに間に合わず、大も小ももらします。
朝から安定剤がわりにお酒を飲みます。
姉がようやく説得してリハビリパンツをはいてもらったそうですが、
夕方行くと、それを勿体ないとお風呂場で洗ったりして、
片付けは私、怒りと虚しさで泣きたくなると・・・姉は愚痴ります。

先日私が帰省した時、滅茶苦茶な記憶ながらおしゃべりをしてあげました。
「又来てくれな・・・」と嬉しそうにして、子供と旦那にお土産を買ってと５万円渡してくれました。

帰った次の日、姉から電話があり、父は私からお金を用立ててくれと頼まれ５万渡した・・・と言ったそうです。

誰もそんなこと信じませんが、とうとう斑呆けというものだと益々頭を抱えました。

今は姉を母親と勘違いして束縛、都合も関係なく「直ぐ来てくれ」と呼び出し、朝と昼の逆転で
朝の４時ごろ「今晩の刺身はサーモンにして頂戴」などなどが頻繁になりました。

母親が亡くなった時、やんわりと良い施設の話しをしましたが
「子供がこんなにいてなんでそんな処に入らなければならない！親不孝者たちが！」の剣幕です。

ヘルパーさんも「他人が入ると気を遣うからイヤだ！そんなに親の面倒が嫌なら来なくていい！」
とまた怒ります。

私が「ほっとけば」と言うと姉は「行くまで電話をよこすもの」
せっかく仲が良かった姉妹兄もトゲトゲしい会話になることがあります。

昨日の電話では「私お父さん殺してしまうかもしれない。もしかすると自分かも」
と悲痛な叫びをもらしました。

姉に「優しすぎたのね」というと「お父さんの威圧感を知らないから、私だって知らん振りできたらどんなにいいか」と泣かれてしまいました。

父親のいい思い出まで無くなり心の中では「早く死んでくれないと皆参ってしまう」と恐ろしい考えまでしてしまいます。

こちらで出来ることは何か・・・私が引き取ることも考えましたが
「俺はこの家を離れない！」と聞く耳を持たず、不機嫌になります。

強制的に入院をさせられないだろうかなどと無謀なことも考えます。
どうしたら姉たちに心の平安を与えられるでしょうか・・・？

長文を読んでくださりありがとうございました。

Accepted Answer

６０歳の「男子」です。

貴女の父上にかかわることにおいて
あなた方ごきょうだいの状況は
もはや「過酷」といっていい状態だとおもいます。
そしてそのなかで皆さん実によくなさってらっしゃる。
本当に頭がさがる。

そのようなお話を伺うと
そのような辛さをかかえていない
私の今の生活がなんだかもうしわけないような気さえしてきます。

ただ同じような過酷な介護の状況にある人達も
実はたくさんいらっしゃるのも現実ではあるようですね。
そして貴女のお姉様の仰るように本当に殺してしまう
ということになるということもよくニュースになったりもする。

それにしても老いるというのはなんと残酷でつらいことなのでしょう。
そしてなんと人は皆老いる。

実は私の家族（主に妻）も
私の寝たきりの実母を我が家で５年介護し、
その母は去年９２歳で在宅のまま旅立ちました。
特に妻はよくしてくれたと心から感謝しております。

その母はやはり実に我の強い人であり
介護の具体的なことより
言葉や態度の自己中心性に接することは
とても精神的につらいことでした。

その中である時から私はいかに我々の心のつらさを軽減するかを
一番に考えるようになりました。
それでそのためにさまざまな対処をいたしました。
まず母は寝たきりだったので自分ではなにもすることができない
ということでベッドにワイヤレスのベルのスイッチをおき
鳴るほうのベルを居間に置いていたのです。
なにかほしいものや取ってもらいたいものなどがあったら
それを鳴らし誰かにきてもらうということにしていたのです。
死ぬ３年ほど前にはもう大きな声も出せなくなっていたからです。
しかし、そうするとそのベルを鳴らすのがしだいに頻繁になり
（２，３０分に一回・・・一日に２，３０回）
こちらもはっきりいえばいい加減その呪縛のような状況に
うんざりしてきたのでついに私はそのベルはとりはずしました。
そして食事のときと床ずれをふせぐために体の向きを変えに
いく程度にしたのです。
母にとってはそれはさぞつらいことだったのでしょう。
身動きもとれずほとんど孤独状態で放置されるわけですから。
しかし、私は躊躇しませんでした。

他にもいろいろ自分達が身もこころもできるだけ楽になることを
中心にいろいろ手をうちました。
母の最期はもう身体に医者のすすめるまま勝手に栄養を入れる
だけであとはただ天井を眺めているままそっと息をひきとりました。
「胃ろう」は私がことわりました。

そのような半ば放置されていたとき母はきっと過去の記憶の情景や
それからつくられる妄想の世界にいたのではないかと思っております。
第一それしかやること、できることがなかったのですから。
しかし、私はそれも一つの生きる姿であると思っているのです。
なにも以前と同じ生活のありかた、生きかたを維持することのみが
生きること、人生とはいえないでしょう。
ある意味それは差別といってもいい。

老いるというのは劣化するということです。
それは残念でとてもつらいことだけど仕方ないことだ。
そしてそれを人はどうしても受け入れなければならないのです。
クオリティー　オブ　ライフなどといって
前と同じような生活をできるだけ維持することが
幸せな人生だ、なんていうのは浅はかで幼稚な考えです。
生きるとは「変化に応じる」ということでもあるのですから。

人は様々な「しかたないこと」を受け入れて生きていくものです。
またそうあるべきでしょう。
大金持ちでないから、美人でないから
といってすねたり嘆き怒り他人にそれをぶつけても
どうしようもないのと同じです。

さて、あなた方はすでに充分すぎるぐらい父上につくされている。
もはや父上の満足をいかに満たすかということより
まずなによりもご自分たちの心身の楽と安らぎを重視すべきなのです。
放っておくと電話が頻繁にかかるというなら
あなた方の電話番号を変えるか
お父上のお宅の電話をお切りなさい。
そして父上にも無理にでもいろいろ我慢してもらい
なるべく接する機会を最低限にし
かつ介護も極力機械的にやるのです。
料理も作る人の家でつくりあとはそれを置いて帰ってくるぐらいでいい。
さらにお金で済むことがあればご本人がどう言おうが
できる範囲でそれを遠慮なく利用なさればいい。
（貴女が引き取るなんてもってのほかです。）

それでも歩いてたずねてくるとかでそれじゃあすまないようなら
いまさら簡単に引越しもできないでしょうから
強制的に施設にいれてもいいでしょう。
決してそれは貴女がおっしゃる「無謀なこと」などではまったくないのですよ。

父上も人として老いたことを受け入れるべきなのです。
受け入れないというなら
周りはそれに付き合うのではなく
本人に受け入れさせる、無理にでも受け入れてもらうべきなのです。
それが「道理」というものでしょう。

そしてさらにおまけでもうひとつ。
いつかご自分たちがこのように老いたときには
老いて劣化することの残酷さを
この機会にありのまま受け入れる覚悟を
今のうちからあなた方もつけておくのです。
そうすれば老い方にもなにか凛とした尊厳がそなわるのかもしれません。
介護が必要になっても
その人達はそれをあまり苦痛に感じなくなるかもしれない。

さあ、一刻もはやく楽にできる介護だけをする方法をどうか遠慮せずに
考え実行してください。
それは決してけっしてひどいことではないのですからね。

Answer

皆様の回答が集まりもう付け加える事も無いとは思いましたが、応援団は少しでも多い方が良いかとも思い付け加えます。

お父様はもう常人の域を超えていらっしゃいます。既に人間としての判断力を超えています。とても家族だけの世話ではやりきれません。

私は家族での世話は排便が自分で出来る内でと思います。それを超えると、専門家と専門施設がないと管理不能です。

我が家の経験では、風呂に入らない、掃除はさせない、ヘルパーさんは家に入れさせない、やっと頼めば泥棒呼ばわりする、家族に世話しなくていいと言い、のたれ死にするからほっとけといい、そうは言っても、気分が悪いと勝手に医者を電話で呼び、医者が来たら治療は拒否する。診察は受けるが、投薬は拒否する、言う事、する事全て矛盾ですが、本人は平気。家はゴミ屋敷。

もちろん病院は受け付けて呉れません。老人ホーム以外頼めるところはありません。
区役所にでも相談に行って、要介護の認定を貰って、ケアマネージャーに相談して、老人ホームを決めましょう。
少々お金は掛かりますが、一族共倒れになるよりはいいでしょう。

大体、ご本人が正気だったら、子供達の家族の生活を壊してまで自分の余生を大事にしたいと思うはずないですよ。
あなただってそうでしょう。こんなに一生懸命育てている子供の人生を自分の老後の世話のためにめちゃくちゃに壊したいですか。
だから出来る範囲でやり、出来無いところは専門家にお願いするしか無いです。
悲しいですけどそれが人生です。

かなり強引に入所させまして、半年位は海賊に誘拐されたと騒いでおりましたが、そのうちすっかり慣れて、施設の生活を楽しんでおります。今は血糖値も下がるし、血圧も下がるし・・・もしかしたらこちらより長生きしそうで・・・・ぶるっています。

施設は家族がたびたび訪問して上げるのはいいみたいですし、しっかりした家族が保証人としていないと入所も出来ませんよ。

Answer

私は６０歳で、先般父母を相次いで老人ホームで看取りました。父９１歳、母８６歳でした。

私たちは３人兄弟ですが、両親の介護をそれぞれ、ましてや１人だけで介護などは無理と結論付けて、早々と有料老人ホームに入所させました。お金は掛かりましたが、両親の蓄えや、父の年金で、最後まで何とかまかなえました。

父は私たちが子供の頃「親を養老院へ入れるなんて、親不孝もののすることだ」とよく言ってました。事実、祖母が自立できなくなったとき、自宅で介護しました。そのために母は仕事をやめ、母が中心に祖母の介護をしました。母は献身的に介護をしていましたが、姑の嫁いじめで、祖母は介護されながらも事あるごとに母にいやみを言ってました。でも母も古い人間ですからじっと耐えて、祖母の介護をしていました。

私たち兄弟はそんな様子を子供の頃から見て育ちましたから、兄弟やその嫁だけで両親の同時介護は不可能と結論付けていました。評判の良い有料老人ホームをさがして入所させました。親には「養老院」という言葉だけは使わないよう気をつけました。

年を取り、動けなくなると誰でもボケます。変なことを言います。でもホームの人はよく心得ていて、よく両親の介護をしてくれました。両親は息子たちに直接介護されず、むしろ幸せだったのではないかと思っています。

質問者様、後ろめたい心を持つ必要はありません。なんとかお父様をうまく言いくるめて、老人ホームへ入所していただくべきです。さもないと現役の兄姉様たちがとんでもなく大変です。幸い経済的に自立しておられるそうなので、老人ホームを当ってみてはいかがでしょうか。有料老人ホームは費用はかかりますが、サービスは良いです。特別養護老人ホームは費用は安いですが、入所は何年待ちというのが常識で、介護の質もそれなりです。評判のよい有料老人ホームをお探しになると良いと思います。

それぞれが週１程度お見舞いに行けば、それで十分親孝行だと思います。

Answer

病気なんですよ。

病人を　病院に入れないで　素人だけで看護しようというのは　おこがましいと思いますが。

Answer

大変ですね。

私の母も、似たようなものでした。

弟夫婦と暮らしてましたが、、。

弟が殺したくなる、、、と言ってました。

母は、89歳。父親は、10年前に亡くなりました。

弟が、とうとう、業をにやして、近所にある精神病院に無理やり入院させました。

病院の方は、さすがにプロで扱いが上手いです。

母も最初は、嫌がってましたが、看護婦さん達に上手におだてられて

すっかり、ご機嫌になり、上げ膳据え膳の生活が気に入ったようです。

お年寄りは、誰でも、病院にしろ、ホームにしろ、入所を嫌がるものです。

母の場合、自分で、食事の用意、買い物、掃除、洗濯などすべて自分でやってましたから、

それら、雑用から解放されて

病院生活を楽しんでいます。

私と姉が、母の世話をするな！自分でさせなさい！と言ってたからです。

以前は、私達子供はもちろん、遠方にいる孫、孫の連れ合い、連れ合いの会社まで

日に何度も電話してました。

弟の会社、嫁さんの職場、姉の婿（義兄）の職場まで、電話しまくってました。

私にも、最高、一日20回くらいかかってきてました。

今、病院にいますから電話はかかってこなくなりました。

お父さん、お姉さんの電話番号を覚えているのですか？

電話帳を見ながらかけてるのなら、電話番号マジックで消したらどうですか？

あるいは、病院から、睡眠剤を貰って、お父さんの飲み物に入れて、眠ってもらうのも

いいかもしれません。

私の母は、医師から、睡眠剤を飲ますように言われて、実行したら

とてもおとなしくなりました。

私は、2ヶ月ほど入院したことがありますが、病院では、お年寄りには、皆さん、睡眠剤

を飲ましてました。

夜間の看護師が少ないから、手のかかる年寄りを眠らせるためですが、、、。

睡眠剤は効き目があっていいですよ。

お姉さんが尊属殺人を起こす前に、お姉さんを助けてあげましょう。

Answer

大変な状況のようですね
お医者さんに相談して、気持ちが穏やかになる薬や
脳の血流が良くなる薬を
処方してもらうことはできませんかね？
本人を連れて行けなくても
まず相談だけでもしてみてください

それと電話は話し相手が欲しいのだと思いますから
なるべく昼間はデイケアに預けてけては如何でしょう
慣れるまで嫌がるかもしれませんが
１００歳なら最高齢になると思いますから
かなりちやほやしてもらえるはずなので
案外気に入るかもしれません

昼間活動すると夜は寝てしまうでしょうから
夜の電話は無くなるかもしれません

ケアマネさんに相談してみてください

困惑する家族の介護事情と父親の問題行動