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人生の後半は寂しいことの連続?
2023/09/05 12:09
- 人生の後半は寂しいことの連続ですね。子供が巣立ち、親は非常に寂しい思いをします。
- 結婚し子供が出来、親子で楽しい思い出を作りますが、子供たちは成長し友達と遊ぶことを好むようになります。
- 両親との死別、連れ合いとの別れ。人生の後半は寂しさに満ちたものとなります。
人生の後半は寂しいことの連続ですね
2013/11/24 06:48
小津安二郎の生誕100年とかで、GYAOで彼の映画が毎日1本づつ無料配信されています。
それらを観ていてあらためて、タイトルのような感慨を噛みしめています。
結婚し子供が出来、子供たちと一緒に海へ山へ、遊園地へと遊びに出かけます。子供たちも喜んで付いて来ます。親も楽しいです。しかし、思春期に達する頃から、友達と遊ぶ方を好むようになり、親と一緒に遊ぶ子供ではなくなります。こうして子供は巣立って行くんだと思っても、親としては非常に寂しいです。
子供は結婚する年齢になると結婚します。小津安二郎が「晩春」や「秋日和」で描くような悲哀を親は経験しなければなりません。芦屋雁之助が「娘よ」という歌を歌って大ヒットしましたよね。娘を嫁がせる父親の寂しさを歌っています。
両親との死別が来ます。私は母親が大変好きでしたので、彼女が死んだ時は太陽が無くなったくらいの衝撃を受けました。一ヶ月くらいは、毎日思い出しては泣いておりました。
最後に「連れ合い」との別れがあります。私は昨年末、連れ合いを亡くし、太陽どころか、宇宙が無くなったほどの衝撃を受け、1ヶ月どころか、そろそろ1年になるのに、まだ毎日々々泣いております。
悲しい時には、悲しい話を聞いて見て涙を流すのが癒しになるとのことで、韓国ドラマの悲しいのばかり観ています。
そのドラマの中のセリフで人間の悲哀をぴったり表現したものがあり、びっくりしました。以下です。
親なら寿命だったと…
幼子なら また産めばいいと
人はそうやって、死んだ人間を忘れようとする。
だが、伴侶は違う
後を追いたくなるんだ。
幸いにも私は、自分の子を死なせる悲哀は経験せずに済みましたが、最後のセリフは正にそのものズバリです。多分死ぬまで、私の妻への"後追い願望"が無くなることはないだろうと思います。
人生の最後の最後に、こんな苦しみが待ち受けていたとは想像もしませんでした。
日が立てば立ち直れると言いますが、おかしなことに、立ち直りたくないのです。誘蛾灯に突っ込む虫のような気持ちで、このまま苦しみと共に突っ込んで死んでしまうのが一番幸福を感じるのです。
で、私の結論は、「こんなことなら生まれないほうが良かった」です。
皆さんはどうですか?
人生は悲哀の連続なのに、打ちのめされず愉快に生きて行けるのですか?
まあ、人生の前半部分だけなら、生まれて来ても良かったですけどね・・・