ジンジャーが増えすぎて困っています

花を楽しむジンジャーというのは、食用の生姜とは別属のヘディキウム属のジンジャーリリー（和名ハナシュクシャ）の方では無いでしょうか？もしこちらだと食べられません・・・。ご自分で検索して出て来た画像で確認してみて下さい。

よほど栽培環境が合っているのでしょうね。でも殖えすぎるのも大変・・・。ジンジャーリリーは種類（花色）によっては欲しがる人もいますから、もし手間では無いなら掘り上げられる時期にネットの植物交換サイトでお譲りの募集をかけてみると、欲しい方がいるかも。興味があれば検索してみてヒットしたサイトの利用の決まりを必ず読んでから利用してみて下さい。

殖えすぎた部分を枯らすなら、葉に薬剤が付着すると根から枯らすグリホサート系除草剤を葉が出ている時期に散布するだけで枯れますが、増えている中の一部だけを部分的に枯らすのならスコップで繋がっている根を切って、生き残らせたい方と刈らせたい方を切り離します。根が繋がっている部分があると葉に薬が掛かっていなくても一緒に枯れますのでご注意ください。
全体を枯らすならジョウロに薬剤を薄めた物を入れて撒いていくのでも良いのですが、生き残らせたい部分があるのなら、手にゴム手袋をつけ除草剤の原液を刷毛に染み込ませて枯らせたい株の葉に塗っていく方法が良いです。２週間ほどで完全に枯れますが、塗布後２～３日の間に雨が降ると効き目が弱まる事があったり、かなり性質が強く枯れにくい物もあるので、２週間経ってもし枯れずに残った部分があればもう一度葉に塗ってみて下さい。

除草剤の種類の多くは散布した場所の土に残留し、その場所では暫く植物が育たない事もありますが、グリサホート系の除草剤は根に成分が移行し根が枯れて葉も枯れる効き方で、散布後に植物の葉以外に触れた成分は分解されて消滅しますので、枯れた植物を抜いた後は普通に別の植物が育ちます。ただ、念のため食べられる植物は植えない方が良いかも。

グリサホートの除草剤はラウンドアップと言う製品名で売られている物がありますが、現在はこの商品だと原液では無く直接散布できるような容器に入っていてすでに薄められていて原液での購入は難しいようです。同じ成分の他のジェネリックの製品だと名前は違いますが原液で売られている物もあるので、刷毛で葉に塗るのならジェネリックの物を購入なさると良いです。

お礼

2016/01/24 00:37

赤の他人のためにここまでお答えいただき御礼を申しあげますとともに、感激でいっぱいです。食用や除草剤のこととても勉強になりました。　　

質問者