ゴムの木の葉が落ちた

カイガラムシの除去は、使わなくなった歯ブラシで、こそげ落とす方法があったんですが。
園芸店売り場に行けば、観葉植物に散布してカイガラムシを除去できる物も売ってるんですがね～。
落ちてしまった葉は仕方ありません。
また、暖かくなってきたら、新葉が生えてくるでしょう。

確かにキンチョールは殺虫剤です。カイガラムシは外注ですが、だからと
言って何でも使えば良いと言う事はありません。
薬剤を使用する時の基準は厳しくあり、場合によっては薬害を起こし枯れ
てしまう事もあります。
害虫に対して有効であり、植物に対して認可されていない薬剤は使用して
は駄目だと言う法律がありますので、今後は下手に薬剤は使用しないよう
にして下さい。

カイガラムシの場合は体内に蝋状の膜を作っています。この膜があるため
冬場には一切の薬剤は効きません。カイガラムシが死んだと言われてます
が、正確には弱っただけで実際は死んでいません。目に見えない幼虫も残
っていますので、再び被害に遭われるのは避けられないと思います。

たぶん葉が全て落ちたのは間違った薬剤を使用したため、薬害を起こした
のだろうと思います。幹にも成分が付着しているので、この薬剤を除去し
ない限りはゴムの木は弱る一方だと思います。
応急処置としてですが、まず鉢をビニール袋に入れて覆ってください。
土が見える部分も覆うようにします。終われば風呂場に行き、シャワーで
２０～３０度程度の湯を幹にかけてキンチョールを洗い流します。
幹を傷めないように歯ブラシで幹の表面を軽く擦ると良いでしょう。
終わればビニール袋を取り除き、ガラス越しで光線が当たる場所に置いて
下さい。これで春先まで様子を見て、新葉が出れば回復した事になります。

もう一つ、置いてある場所はエアコンや暖房器具を使用している所ではあ
りませんか。ゴムの木は乾燥に弱い植物ですので、暖房器具を使用してい
る場所では空気が乾燥し湿度不足になります。こうなると下葉の方から葉
が落ちて行きます。そのまま何もしないと全ての葉が落ちてしまいます。
冬場や夏場に空気が乾燥する場合は、ぬるま湯を霧吹きに入れて葉の裏表
に噴霧してやります。また加湿器を作動するのも方法です。

長くなりましたがもう少し。先程に書いたように冬場はカイガラムシを駆
除する事は困難です。体内に蝋状の膜があるため薬剤が浸透せず死滅させ
るだけの力はありません。冬場は竹べらや歯ブラシで掻き落としてから、
規定量に薄めたマシン油乳剤を霧吹きで噴霧します。
とにかく無駄と言うか植物に逆効果となる事はしない事です。

カイガラムシは乾燥すると発生するそうです
発生したら歯ブラシなどで優しく擦り取り除きます

キンチョールは殺虫剤ですが植物用では無いので植物に掛けたら植物も弱まりますよ
もう遅いかもですが掛かった部分を濡らした布等で拭き取るか、シャワー等で洗い流すか
した方が良いかも
放置しておくと親等しかねないですから…ですが、土に掛かってしまっていた場合は水やりをする度に根に浸透してしまいますね
今は植え替え時期ではないので何もできません
今までより管理環境に注意し、何とか植え替え時期まで頑張ってもらうしかないのかな


ちなみに安易に殺虫剤を使用しなくとも害虫を駆除する方法は色々ありますよ
専門誌だけでなく、現代はネットでもヒントが載っていますから検索して試してください

そりゃキンチョールは植物用の殺虫剤じゃないですから、ゴムの木も枯れるでしょう。ちゃんとした植物用の農薬を使っても、使い方が悪いと葉焼け起したりするぐらいですから当然です。

完全に枯れたかどうかはまだ分かりませんから、しばらく様子見て新芽が展開するようなら再生するかもしれませんが、基本的に常緑樹ですから全部の葉が落ちてしまうとかなり具合悪いです。木の一部が駄目になったのであれば、それ以外の部分から再生するのを待ちましょう。