ソフトバンクコマーシャルについて

「拒否」ではありません、「事実」です。

あれは人（お父さん）が犬の姿になってしまったという設定です。
そして、人としての記憶・思考・言葉を持っています。
つまり、姿だけが犬で中身は人間なのです。
ですからドッグフードを出されても本人は「そんなの食べれるかっ！」となります。

あくまでもCM上での設定・演出ですから実際のものではありません。
普段からというよりCMのままの状態で生活しているわけではありません。
フィクションとして作られた映像です。
普通の人はそれがわかっているから動物虐待などの文句が出ないのです。
そして、フィクションと現実は混同すべきではありません。
サスペンスドラマのような事件は起こらないし
缶コーヒーのCMに出てくる宇宙人ジョーンズもいません。

前の雑種犬は家族の残飯を食べさせていましたが、20年以上生きました。塩分は減るようにしていましたが。
ドッグフードが本当に健康に良いかどうかは疑問ですね。

ソフトバンクのコマーシャルに出ているお父さんの白い犬は、犬のように見えるかもしれませんが、もともと人間です。外見は犬のようですが、中身は人間ですし、ペットではありません。ペットなら白ちゃんみたいな呼ばれ方をするかもしれませんが、彼は父であり、白戸次郎というれっきとした名前があります。

ソフトバンクのコマーシャルを初期の頃より見ていた私は、ペットという認識はありませんし、人間がドッグフードを食わされるようなことがある方がイジメと感じます。ソフトバンクのコマーシャルの歴史を知らず、普通の犬にしか見えていない人には理解できないかもしれませんが・・・。

ソフトバンクのコマーシャルに出てくるお父さんは、役者として犬を採用していますが犬じゃありません。お父さんです。
お父さんですから家族と同じものを食べるのは当然です。

ソフトバンクのお父さんを見た子どもにねだられて、役者さんと同じ犬種の犬を買って「この犬はコマーシャルみたいに人の言葉をしゃべらない」とクレームをつけるなんて話をどっかで見た気もしますが、お父さんというものはペットショップで買えるものではないので言葉を話さなくて当然なのです。

お父さんは犬ではないので人と同じものを食べますが、犬はヒトではないので犬が食べるべきものを食べるようにしてあげるのが愛情だと思います。人の都合でヒトと同じものを食べさせるのは間違いだと思う人がいるのは普通ではないでしょうか。