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他大学の大学院か、自分の大学の大学院か
2023/08/09 14:34
- 私が大学院へ進学したい理由は、自分の教養、知識、スキルを伸ばしたいからであり、一般的に言われる、「~を研究したいから」というものではありません。
- 推薦入試を受けることができるため、この権利を棒に振ってまで他大学へ行くメリットがあるのかが不安です。
- 修士課程卒業後就職を考えていますので、有利になることがあるのなら他大学の院へ進学したいと考えています。
他大学の大学院か、自分の大学の大学院か
2010/06/04 01:25
他大学の大学院か、自分の大学の大学院か
初めて質問させていただきます。
私は、現在筑波大学情報学群情報科学類の4年生です。
来春から大学院に進学したいと考えているのですが、他大学の院と筑波の院のどちらを目指すかで悩んでいます。その理由は、以下のようになります。
1.大学院進学の理由
私が大学院へ進学したい理由は、自分の教養、知識、スキルを伸ばしたいからであり、一般的に言われる、「~を研究したいから」というものではありません。こんなことを書くと、「そんな理由で大学院に行くのか?」、「大学院をなめているのか?」と思う方もおられるかと思いますが、まったくその通りだと自分でも思いますし、返す言葉もありません。
2.筑波大学大学院への推薦入学
推薦入試を受けることができるため、この権利を棒に振ってまで他大学へ行くメリットがあるのかが不安です。ちなみに、推薦入試はほとんど落ちることはないそうです。
3.就職
修士課程卒業後就職を考えていますので、有利になることがあるのなら他大学の院へ進学したいと考えています。
大きく分けるとこの3点です。
「何でこんな中途半端なやつが大学院に…。」と思っている方もおられるかと思いますが、今更就職活動をするわけにもいきませんので進学せざるを得ないのが現状です。ここ2~3ヶ月ほど自分なりに真剣に悩んでみたのですが、いまだに結論が出ません。来週には推薦入試に必要な書類の提出があるので、切羽詰っています。何かご助言や考え方の提案等ありましたらよろしくお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
大学院に行く人、学歴ロンダする人の希望理由はまちまちでしょうが、多くいます。当然それなりにメリットがあるからです。あなたが気にしている就職にしても旧帝大は多くの会社で大学別の採用枠が有ってないようなものですから。
僕もあえて理由をかけば単に就職をする気になれなかったからです。何故修士で就職したかを書けば博士課程に行く気になれず就職したいなと思ったからです。でも「この会社に入りたい」という会社がなかったので、必死になって就職したい会社を探しました(^^;;
かっこいい理由などありません。あなたが言う通り強く理由をもっている人もいますが、そうでない人もいます。
ただ1つだけいえるのは、他大学の院へ進もうとする人はそれなりに数年前から大学院入試の準備のため、その大学の教科書や試験問題を入手し勉強し、進学希望先の大学の研究室の教授に挨拶する人もいます。もし他大学へ進学を希望するなら早めに結論を出し準備をした方が良いです。
なんとなくですが、あなたの場合、自大学にしておいた方が無難なような気がします。準備不足の人が昔あこがれた大学に再挑戦したい気になって浮ついているだけに見えます。
筑波大の院で就職しようとして旧帝大の人と就職で競うことになった場合、筑波だから選ばれないということはなく、旧帝大だから有利ということもなく、面接試験までたどり着いた人は基本条件は満たしている人なので、あとはその人の人間性が大きく左右しますので、今から学歴ロンダするリスクに対してメリットは少ないかなと思います。ただ面接試験までたどり着ける確率は旧帝大より下がるということです。
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その他の回答 (6件中 1~5件目)
No.1の回答者です。
筑波大出身者への評価についてですが、私の前回回答に書いておけばよかったですね。
大企業(工業)の中においては、筑波大学出身者への評価は高いです。
目安として地方国立を4、東大を10とすれば、東大・京大以外の旧帝大が9、筑波はざっくり7ぐらいというイメージです。
しかしながら、私が以前勤めていた大企業では、地方国立出身の人でさえ東大卒以上に出世頭になっているケースが多々ありました。
具体的には、山形、富山、信州、新潟・・・。
筑波はそれより上ということです。
そして、院の名前より大学の名前の方が重視される傾向にあります(前回回答の東大院修了者の例もそうです)。
なお、
質問者様は研究活動には固執されているわけではないようですけれども、
企業における研究開発費という数字について一言述べておきます。
企業のプロフィールに書かれている「研究開発費」のうち8~9割は、実は事業部門の中の製品開発費です。その残りが事業から離れた研究部門で使っているお金です。
そして、旧帝大以上の学歴を勝ち取ったり博士号を取ったりして、高い競争率の研究部門への配属を勝ち得ても、入社後10年もすれば事業部門に異動させらるケースが多いです。実際、私の同期の人達もそうです。
以上が「あえて他大学の院は勧めない」と回答した理由でした。
筑波の院に進み、自分の研究内容を堂々とプレゼンできる能力を身につければ、修了後の希望はきっとかなうことでしょう。
お礼
2010/06/04 18:50
度々の回答ありがとうございました。
自分の予想より筑波大学が高い評価を得ているようで驚きました。また、企業の研究開発費の内訳がそのようになっているとは知りませんでした。修了後の就職活動の参考にさせていただきます。
>>筑波の院に進み、自分の研究内容を堂々とプレゼンできる能力を身につければ、修了後の希望はきっとかなうことでしょう。
結局はこれが一番大事なのですね。
おかげさまで、だいぶ頭の中も整理できました。本当にありがとうございます。
「どこそこ大学でこれこれをやりたい」という明確なものがないなら,内部推薦で進学するのが無難だと思います。
内部推薦というのも実にへんてこな制度であり,つまり教員自身が自分に対して自分の指導学生を推薦するわけでしょう? そんな八百長の裏書きがついた院生ライフなら,指導教員に見限られることもなく,適当にやっていれば修了させてくれるんじゃないでしょうか。
お礼
2010/06/04 17:14
回答していただきありがとうございました。
>>「どこそこ大学でこれこれをやりたい」という明確なものがないなら,内部推薦で進学するのが無難だと思います。
やはりそうなんですね。自分でもそうだと思いつつも、これまでなんとなく他大学院に対する憧れを捨てることができませんでした。
今後は、回答内容を参考にして考えを進めていきたいと思います。
筑波にしておいたらどうですか。
他大学院への進学にはそれ相応のリスクが伴いますし、研究が中断するというデメリットもあります。
それでも、どうしても他大学院に進みたいという熱意があり能力もありそれ相応の努力ができるのであれば他大学院に進むメリットもあるでしょうけど、あなたにそれほども熱意があるように思えません。
それともう一点、むしろこちらの方が重要かもしれませんが、筑波大学自体が評価の高い大学ですので、どこの大学院に進んだにせよ、それほど評価が高まるとは思えません。だとすればリスクを冒す動機に乏しいことになります。
お礼
2010/06/04 17:20
回答していただきありがとうございました。
>>どうしても他大学院に進みたいという熱意があり能力もありそれ相応の努力ができるのであれば他大学院に進むメリットもあるでしょうけど、あなたにそれほども熱意があるように思えません。
厳しいご意見ですが、その通りなのかもしれません。やはり、他大学院へ行くからにはそれなりのモチベーションがなければ厳しいのですね。
参考にさせていただきます。
補足
2010/06/04 17:24
回答内容に、
筑波大学自体が評価の高い大学ですので、どこの大学院に進んだにせよ、それほど評価が高まるとは思えません。
という記述がありますが、そうなのですか?
ネットなどで調べる限りではそれほど評価が高いように感じられないのですが…。これは、私が勘違いをしていて気付いていないだけでしょうか?
>自分の教養、知識、スキルを伸ばしたいから
日本にはありませんが、米国にはmaster of arts と master of science (technologyでも何でも良い)がありまして、前者は研究と言うより教養のために院に行く人のためのコースで、高校の先生なんかに多いです。
master of artsには、時々、教科書を「信じている」困った人がいますが、それを除けば日本でもあっても良いと思うんですがね。
なお、master of science 等はPhD落伍者です。
筑波大からそれも情報分野で別の院を受けるのはよっぽど先進的な研究をやっている研究室に行きたいんじゃなきゃ意味無いです。
補足
2010/06/04 17:35
>>筑波大からそれも情報分野で別の院を受けるのはよっぽど先進的な研究をやっている研究室に行きたいんじゃなきゃ意味無いです。
これは、筑波の情報分野の大学院も世間的にはそれなりによい評価を得ているからでしょうか?
自分ではいまいち実感しにくいのですが…。
理系のおっさんです。
整った文章を書かれますね。感心しました。
まず、私の例ですが、
あなたよりもっと安直な理由で、同じ大学の大学院に進みました。
当時は今のように学士だと就職で不利になることはない時代でした。
それなのに院に進学したのは、進路面接のとき学科の主任教授から
「sanoriくん、大学院に進んでみないか」
と言われた、という非常に単純な理由からです。
また、研究室の先輩から
「修士のほうが学士より社会人になってからの効率がよい」
とも言われましたが、これはあまり大きな理由ではありませんでした。
私は1~2年次のときの一般教養では「可」の成績ばっかりで、単位数も最小限でした。
しかし、3年次から心を入れ換えて専門科目で「優」を連発しました。就職で有利になるためでした。
おそらくはその成績が見込まれて、主任教授は私に大学院進学を勧めたのでしょう。
あなたには他大学の大学院は、あえて勧めません。
かつての同僚で、某私立大学から東大の院に進んだ人がいました。
尋常ではない努力をしたらしいですが、結果としてその苦労は、就職後には報われませんでした。
そして、毎日、その日の仕事を終えると、ひとり喫煙所で、疲れた表情で煙をふかしていました。
かわいそうでした。
お礼
2010/06/04 17:04
こんな遅い時間に早速回答していただきありがとうございます。
ちゃんと伝わるような文章が書けていたようでよかったです。
やはり、有名な大学の大学院に行ったからといって必ずしもよいとは限らないのですね。
参考にさせていただきます。
お礼
2010/06/05 00:00
回答ありがとうございます。
>>かっこいい理由などありません。あなたが言う通り強く理由をもっている人もいますが、そうでない人もいます。
全員が全員確固たる理由をもって進学しているわけではないないのですね。不謹慎ですが、少しほっとしてしまいました。
>>準備不足の人が昔あこがれた大学に再挑戦したい気になって浮ついているだけに見えます。
かなり的確な指摘です。耳に痛いお言葉です。
色々と厳しいご意見をありがとうございました。参考にさせていただきます。