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建築学科卒業後、土木工学科に進学する場合
2023/10/12 20:28
- 建築学科卒業後に土木工学科に進学する場合、環境工学や都市防災、省エネルギー分野に興味があることが明らかになりました。
- 土木分野の仕事内容に衝撃を受け、環境・都市基盤の分野で働きたいと考えるようになりました。首都大学東京の都市基盤環境コースに注目し、進学を検討しています。
- 進学先としては、首都大学東京の都市基盤環境の大学院に進学するか、学士編入して学部卒になるか、1年次からやり直すか、建築系分野の大学院に進学するかを考えています。しかし、29歳以降になることや、建築分野で都市基盤・インフラ分野に対抗できるかについて悩んでいます。
建築学科を卒業後、土木工学科に進学する場合
2017/07/08 21:13
こんにちわ。私は、1浪して有名中堅私立の建築学科に入った3回生です。
実は、今後の進路について悩んでいます。と言うのも、元々は建築のデザインには余り興味がなく、代わりに環境工学や都市防災、省エネルギー分野に興味がありました。
当時、同じ大学内で土木工学科も併願していて合格を貰っていましたが、「1・2級建築士の受験資格」という大型資格の魅力に惹かれて建築学科に入学しました。
しかし、実際に建築学と向かい合い、1回生から設計デザインの課題等をこなしている内に段々と違和感を感じてきました。
でも自分は余りの難題で嫌気をさしているだけだと思い、このまま継続して設計や建築座学に潜り続けて行けば解消されるだろうと考えていました。
ところが、今年の1月に新宿で行われた建築家の伊東豊雄先生の講演会や、大学内でのゼネコンを含む建築の各分野の企業で働くOBによる講演会にも積極的に参加しましたが、違和感が薄れるどころかむしろ増してきました。
そして、5月に入り周りが就活に向けてインターンシップやらなんやらで動き始めている時、東京都庁について調べ始めた際に、土木分野の仕事内容に衝撃を覚えました。
私がやりたかった事は環境・都市基盤の分野である事に気付かされました。モヤモヤの正体がわかった気がしました。そして私は公務員、特に東京都庁や地元の神奈川県庁の土木技術分野あたりを志望し始めました。
私は今建築のコンクリートについて特に学んでおり、来年度はコンクリート系の研究室を希望しています。
その影響か河川や湾口、トンネルについて学びたくなりました。
しかし、それは土木分野であり、河川やダムについては水理学や土質学、トンネルについてはトンネル工学といった具合に実験を必要とする分野の学問が多く、今の建築学に加え、独学でそのような土木分野を学ぶ事は困難を極めると考えています。
そこで、私は首都大学東京の都市基盤環境コースに注目しました。首都大学東京は東京都庁へのインターンシップ制度が充実していると聞きます。
現在、進学先は首都大学東京を志願しています。
首都大の都市基盤環境の大学院を調べていますが、正直、やはり土木分野を学んでいないと入った後が厳しそうで悩んでいます。
そこで、今の私は4つの選択肢を考えています。それは
1.首都大学東京の都市基盤環境の大学院に進学
2.首都大学東京の都市基盤環境学部に学士編入する
3.首都大学東京の都市基盤環境学部に1年次からやり直す
4.諦めて建築系分野(コンクリート)の大学院に進学
仮に、学士編入して学部卒にした段階で25歳、更に修士卒まで行くと27歳、1年次から4年次までも同じく27歳。
そこから修士だとさらに29歳以上となってしまいます。
いくら技術職(土木)公務員志望でも、29歳は流石にマズイとは考えていますが、土木工学を学びたい気持ちが凄く強いです。
結局何が言いたいかと言うと、建築学科卒業後(1.2級建築士の受験資格は保有)に土木工学科に入り20代後半で公務員を初受験する場合のリスクや弊害並びに今の建築分野(コンクリート)でも都市基盤・インフラ分野に太刀打ち出来るかの助言をいただきたいと思います。
何卒、よろしくお願い致します。
※べつに学歴コンプレックスという訳では有りません。学歴だけで見れば今の大学でも満足してます。
長文失礼いたしました。
回答 (2件中 1~2件目)
explorer_civil さん、こんにちは。
1番しかあなたに残されたチャンスはないですね。それも、今の学校の教授にも相談に乗っていただくべき問題ですね。ここの博士課程まで出るとしたら、28歳ですよ。都の職員だったら、最大で31歳までとなっていますが、微妙ですね。
都職員試験選考情報
http://saiyou2.metro.tokyo.jp/pc/selection/29/
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技術職(土木)公務員とはいえ、必ずしもあなたが興味を持ち望んでいる分野の仕事ができるとは限りません。
運良く港湾や河川に関する課に配属されたとしても、長くて7~8年程度までしか勤務できず、他の課に異動になることがほとんどです。たとえば道路等の営繕や下水道課に配属になることもあります。
また、都庁や県庁の技術職公務員は「図面が書ける」のではなく「図面が読める」のであれば良く、実際に図面を書いたりすることはまずありません。都市基盤やインフラに関する大規模な事業だとしても、すべて企業に発注して行われます。
すなわち、技術職公務員とは言っても、他の一般の公務員と同じく「コーディネート」することが仕事なのです。
よって、公務員を志望したとき、土木か一般的な建築設計なのか、はっきり言ってどちらでも構わないです。もしも、あなた自身が図面を書いて設計をしていきたいのであれば、公務員よりも「〇〇組」のような名前の企業に勤めた方が良いと思います。
なお、一級建築士に関しては、受験資格として実務経験が必要となるので、大学卒業と同時には得られません。
ひとまず、現在の大学を卒業し、大学院で都市基盤環境を選ぶのがベターだと思います。
そのうえで、設計士としての仕事を目指すか、公務員などの設計をコーディネートする仕事を選ぶか、じっくりと考えてみれば良いと思います。