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広島と福島の核爆発の比較です。
2011/04/11 10:04
広島に投下された原爆はウラン235の核爆弾であることは報道で知りましたが 何kgのウラン235が核分裂したかはわかりません.
今起きている福島第一原発 各号基に何kgの核燃料が入っているかどれくらいの核分裂物質があるのか報道を見てもインターネットで調べてみても まわりの人に聞いても全くわかりません.
知っておられる方教えてください. お願いします.
回答 (7件中 1~5件目)
大雑把な数字ですが、1~3号機の炉心には各約100トンずつの核燃料が入っていました。合計すると約300トンです。
4号機は定期検査中だったため炉心には燃料はありませんでした。
4号機の使用済み核燃料プールには約300トンの使用済み核燃料があります。
1~3号機の使用済み核燃料プールにもそれに近いくらいの量の核燃料があると思います。
1~3号機の炉心の核燃料はメルトダウンしているのは確実なので今は炉心にない可能性もあります。どこにどれだけあるのかは実際のところ現時点では誰にも分かりません。
広島の原爆はウランが数百キロ以上は入っていたと推定されますが、実際核分裂した量は1kgくらいだったといわれています。
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私が新聞で読んだところを総合すると、1~4号炉までの全ての各部室は、7、5トンと、記憶しています。それぞれ、濃度、ぶしつの違いはあるでしょうけど。
また、ある雑誌で読んだ記事では、チェルと、同等の核物質が飛散したのを、報告せず、誤魔化している
だけだろう、と言う記事も、目にしています。
また、人が住んでいる地域としてはチェルノブリィより、影響が大きいし、ソ連の放射線県内と、日本の土地の狭い国で30キロ県内を考えれば、ひがいは、ずっと、福島の方が大きいのではとおもいます。
また、まだ、だらだら放射能ぶしつを撒き散らしているわけなのだから。
あとは、個人的に、情報を総合して自己判断をして下さい。自分の身を守るのは、自分で。
中性子と反応して初めて核分裂が起きるわけで、
意図的に反応させる核爆弾や反応させてる最中に爆発したチェルノ原発
と
自然反応しかしない原発
を一緒にしても答えなんか出るわけがない。
まず、簡単に説明しますと、ウラン235とウラン238、この二つが大まかに分類されると思って下さい。
最初に「ウラン238」のご説明からしますが、これが天然ウランとして、一番多く自然界に存在するものです。
次に「ウラン235」ですが、これは自然界には非常に少なく「核分裂しやすい」と言う特徴を持っています。
もっと分かりやすく言えば、「ウラン238は弱い」「ウラン235は強い」と言う事だと思って下さい。
そして、「原発で多く使われている方が弱いウランの238」、「原爆に使用されるのは強いウランの235」だと言う事ですね。
ちなみに、広島型原爆で使用されたウラン比率的に見れば、ウラン235が80%、ウラン238が20%であります。
元々、自然界に多く存在するウラン238は、核分裂が起きにくい性質の為、遠心分離機などで濃縮し、ウラン235を取り出します。
原発で使用すると言っても、核分裂が起きやすいウラン235は、ごく少量でも十分なのです。
235だけで言えば、3~5%くらいのものです。
何kgまでは分かりません。
原爆は、その強さと破壊力のみを追求した結果なので、性質の強いウラン235の比重を多くすればする程、効果は大きくなりますよね。
そこが、原発と原爆の大きな違いです。
仮に、原発が爆発しても、広島、長崎のような爆風や爆発は起きません。
ただ、238も235も使われている量が量なので、じわじわと被害は広がるかとは思います。
ちなみに、チェルノブイリ原発事故の際の放射能被害では、広島型原爆の600発分の放射能量が漏れたそうです。
あの時は、一機だけの爆発だったはずですが、今回の福島原発が異常に陥っているのは、一機だけではありませんからね。
ま、チェルノブイリの時は、初めから格納容器も何も無かった訳ですし、爆発しちゃって建屋も無くなって遮る事も出来なかった訳ですから、コンクリートで全て覆って隠しちゃえ、って事しか出来なかった訳ですが。。。
「矛盾」って言葉の意味知ってますか?
なんでも貫ける矛、と、何物も通さない盾。。。
絶対安全だから、万が一の事は考えていなかった。
万が一の事があれば、絶対安全なんて言葉は使えない。
今回の事は、矛盾の典型的な例でしたね。
勉強になります。