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東日本大震災と阪神淡路大震災のマグニチュードの比較
2011/05/05 17:15
東日本大震災と阪神淡路大震災のマグニチュードの比較ついて。
雑誌Newtonの「大特集 原発と大震災」P14では、
東日本大震災のマグニチュード9.0(モーメントマグニチュード)は、
阪神淡路大震災のマグニチュード7.3の360倍と記載があります。
※asahi.comには阪神淡路大震災のモーメントマグニチュードは6.9と記載あり。
一方、msn産経ニュースでは、約1000倍と記載があります。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110313/dst11031320510108-n1.htm
また、asahi.comでは約1450倍と記載があります。
http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY201103130085.html
マグニチュードが1大きくなると地震のエネルギーは約32倍大きくなるというのは、
どのサイトみても共通しているので、仮にこの32倍が正しいのであれば、
東日本大震災は阪神淡路大震災のマグニチュードの約1000倍となろうかと思います。
どの情報が正しいのでしょうか?また、全て正しければ、なぜこのような違いが生じるのでしょうか?
震度のとの違いではなく、マグニチュードの比較についてご教授下さい。
ご回答よろしくお願いします。
回答 (1件中 1~1件目)
asahi.comが正解です。
Newtonのは完全なる間違い。
Mjは単位が違うのでMw6.9のほうで計算するのが正しいです。
計算方法ですが、Mwが2違えば32×32で1024倍だけど、実際は2.1差ですよね。
Mw+0.1は約1.413倍なので、1450倍のほうが正確です。
計算が得意な人なら
M+1=32倍 から M+0.1=1.413倍
っていうのがすぐに出てくるでしょうが、
数学苦手な人だと+0.1の倍率がいまいちわからず
0.1ぐらいなら1000倍に近いままだろうと予想する人も多いと思います。
しかし実際は+0.1の差は非常に大きいです。
というわけで、asahi.comが正確で、
産経は計算が苦手な記者だったんじゃないでしょうか。
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