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ベストアンサー

日本に、原子力発電は不要か?

2011/06/25 20:40

福島第一原発の事故以来、世論の流れは明らかに「脱・原発」に動いています。
5月の発電量の内訳では、原子力の占める割合が21%まで低下しています。
イタリアでも、国民投票により「脱・原発」が閣議決定されました。

しかし、日本政府は「原子力発電は維持する」という見解を示しました。
本当に、今の日本で原子力発電は必要なのでしょうか?
皆様は、どう思われますか?必要/不要と、その根拠を簡潔に教えてください。
よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2011/06/28 14:56
回答No.11

当面必要。(混乱を避けるため)
将来的には不要にすべき。

原発事故の作業員は、健康被害があっても東電本体は何ら補償せず、下請け、孫請け・・などの各自の所属会社の社内規定によるそうです。
そして、下請け会社は、作業員に「被曝量250msvを越えてからの作業は自分の意志で行ったものです」という書面を書かせているそうです。
こんな体制で現場で働く人を扱っておいて、原発を使い続けるというなら、エアコンは病院以外では使えなくして原発をなくしたほうがましと考えます。
安全に使いたいのはやまやまですが、単純操作ミスのような危なっかしいニュースが多く、無理なんじゃないかと思います。また、廃棄物をどうするのかも目処が立っていないくせに使い続けるということが理解できません。

今回は事故収束のためかもしれませんが、そもそも、国も電力会社も臭いものに蓋のような管理しかできないのだと思います。
まあ、過酷な労働現場は他にもあるし、元請けは補償などしないというのもよくあることかも知れないですが、原発は危険なので予告なしでの労働環境の抜き打ち検査ができず、実態把握すらできないという特殊な状況になってしまっており、それなのに電力会社がまともに自主管理せず、税金を使って開発した無人化ロボットすら解体してしまうような呆れた体制しか準備できないのならば、原発の運用をやめるべきと思います。

ただ、危険でもいいから仕事がほしいと労働者の側が思っているのかも知れませんが。。

お礼

2011/06/29 18:54

ありがとうございます。確かに、貴殿の仰るように原発で働く労働者の問題は重要ですね。
賃金がいくら良くても、被曝してしまったら終わりです。
安全対策にしても、単純な操作ミスなどあってはならないものですし、こんなことが多発している
ようでは運転再開へのめどは立ちませんし、自治体の理解も得られないでしょう。

電力会社にしても、もう少しリスクマネージメントをしっかり行ってもらいたいものですね。

質問者

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その他の回答 (12件中 1~5件目)

2011/07/09 16:37
回答No.12

 原発が必要か、不要かを議論する以前に、原発事故対策を何も考えていなかった電力会社や政府に問題があったように思います。

 現在も事故対策を何も考えていない状況が続いているのに、このまま原発をまかせて良いのかという疑問を持つ人が多いのは無理もないでしょう。福島第一原発事故処理に数十年かかるという見解を管総理が発表しましたが、必要な事故対策予算は7~20兆円に達し、これに東日本大震災の対策予算が40兆円、さらに今後起こるかもしれない地震対策予算、金融危機対策などを考慮すると、財政が行き詰るのは必至で、日本の未来は真っ暗です。

 それでも電気が無ければ生活出来ない以上、採算が採れるまでに数十年の時間を必要とする新エネルギー政策が軌道に乗るまでの間、原発を存続する以外にないようです。

 原発計画は今後、縮小し、統廃合に向かうでしょうが、それでも新規原発計画が不要というわけではなく、老朽化し、危険な状況にある原発を廃炉にした後で、安全基準を引き上げた新規原発建設が必要になるだろうと思います。

 矛盾して聞こえますが、原発の再開発計画を進めながら、原発の縮小解体に向かうしか道は残っていないようです。

お礼

2011/07/12 08:55

返信遅くなりました。
ありがとうございます。確かに、福島原発の事故処理では数十年単位での時間と数兆円の費用が
必要になりますね。貴殿の仰るように国のエネルギー政策や電力会社の経営体質に大いに問題が
ありそうです。
しかし、我々は電気がなくては生活できない(しようと思えばできる?)ので、ある程度柔軟に
考える必要があります。
原子力発電の在り方を、見直す必要があるでしょう。

質問者
2011/06/26 23:27
回答No.10

私は推進派です.
の近くに作って欲しいとも思っています.
残念なことに家は都市に近いため作れないのですが・・・
この理由は単に私が原発が好きで,研究・開発することが面白いと思っているためです.

日本に必要かどうかと聞かれた場合,電気が今の値段で供給可能ならば別にいらないと思っています.
不可能ならば維持するべきかと思います.

お礼

2011/06/27 09:50

ありがとうございます。
原子力発電がなくなったら、現状の電気料金で供給するのはまず不可能でしょうし、最低2割は
料金の値上げをせざるをえないと思います。

今夏の電力事情は相当厳しいものがありますし、代替エネルギーがどうこうという議論をしている
時間はないと思います。

質問者
2011/06/26 22:21
回答No.9

福島原発事故がまだ収束もしてなく、今、作業員さんたちがどんな過酷で危険な状態で作業されているか知らない、知らされていない、想像もしたことのない人たちや、
放射性物質の怖さをしらない人たちは原発がまだ必要だとおもわれるのでしょうね。

そして、国民が原発のためにどれだけ税金を払い、実際は高い電気料金を払わされているか知らないのだと思います。 

また、福島原発の収束までいくら掛かるのでしょうか、何時になったら国民は放射能の不安から開放されるのでしょうか。

原発がある限り、ずっとその不安や危険にさらされ、今の私達は将来の日本人に多大な借金と放射性廃棄物を残します。 それは、今原発を止めても同じことですが、遅れれば遅れるほどどちらも多くなります。

今の日本の原子力の技術はこれまでの技術のうちでは最高水準だと思います。 それでも、暴走した核を止められる学者は世界中に一人も居ません。 今現在、原子力を学ぶ学生は殆ど居ないそうです。 学生が集まらないので、大学の学科も殆ど無いそうです。 ですから、将来、原発は素人が運営、稼動させなければならなくなります。

また、原発事故はたびたび事故を起こしているにも関らず、公表されずに済まされているようです。
JCOの事故は素人じみた操作事故で被曝し、その被曝でその作業員の方は身体が解けるように亡くなったそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=mzU7pu0Gh4k&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=DFyBq4sLRhU
JCOの事故で其の作業員を救助した人たちや近隣の住民も被曝しました。 

「もんじゅ」で先日、作業中に落ちた炉内中継装置の引き上げ作業が行われましたが、
其の事故も作業者が機械の操作を知らなかったという単純事故だったそうです。
「もんじゅ」は液体化ナトリウムを炉内の冷却材に使っていることから、空気や水に反応し発火しやすく、普通の原発より危険と言われ、先進国ではもんじゅの様な高速増殖炉は計画倒れしています。

原発がある限り、地球上の死の灰は増え続け、健康な人間の比率は低くなるでしょう。
また、親よりも子供が先に死んだり、奇形児が生まれる確率が高くなると思います。
 
冷戦時代の水爆実験の放射能も、アフガニスタンやイラクで使われていた劣化ウラン弾の死の灰も、海洋に廃棄された使用済み燃料の死の灰も、スリーマイル島やチェルノブイり原発事故の放射能も福島原発事故の放射能も皆、大気圏中に残っていてこれからも原発がある限り、使用済み核燃料の死の灰と無くなることは殆どなく、ただ積算されて、私達や私達の子供の将来まで脅かしているのです。 
其の死の灰は全部「人のエゴイズム」が生みだしたものです。 このたった70年間くらいに人の手によって生み出された死の灰は将来の罪もない子供達の健康までも脅かすのです。

日本語は核と原子力と言う言葉を使い分けますが、
核=原子力です。 原発=核兵器の隠れ蓑です。
原発による交付金は強い麻薬です。

原発は無くとも電気は足りるとのことです。 MP3の3番目をお聞きください。
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/21/tanemaki-jun20/
原発は一日も早く止めるべきです。

お礼

2011/06/27 09:55

長文の回答ありがとうございます。
原子力発電が盛んになったのはここ40年くらいのことですね。果たして、現状の日本で
原子力発電がなくても電力は足りるでしょうが、相当の電力料金の値上げを余儀なくされる
と思いますし、電力事業者の体力がもたないでしょう。

完全に日本から原発をなくすというのは難しいでしょうが、死の灰を後世に残さないように、
安全対策を怠らず、政府としては対応してもらいたいと思います。

質問者
2011/06/26 03:10
回答No.8

他の電源が立ちあがるまで、概算なら10年程度は必要。
そうでないと夏場や冬場の一部(2月などの渇水&火力が軒並み定期点検に入る時期)に大規模な停電が発生するし、現在の日本はそれに対する国民や産業界の準備が出来ていないので、相当厳しいダメージが出てしまうからです。


それ以後は状況次第。

不要となる状況は以下のようなものでしょう。
国定公園等を多少破壊しても地熱を推進する、電気料金の上昇に耐えて太陽光や風力を導入するとして、代替電源の開発を行います。
同時に脱原発に対する海外の圧力、例えば日本だけが世界の潮流に反して「原発止めた!」となると、海外から「それなら原油確保にモット貢献しなさい、具体的には産油国の治安維持のために自衛隊を派遣しなさい。」という圧力や、「それならTPPも容認しなさい」などという要求、ロシア等のエネルギー供給をちらつかせた干渉を外交的に解決します。
必須なのは生活様式と産業構造の変更。
スマートグリッドを導入しようが自然エネに皆が万全の協力をしようが、どうしても供給の不安定さは増すし電気料金の値上げも伴うので、No2さんが言われるところの電力の要不要も大事なので、それも含めて考え行動する。

これらが出来ない場合は原発はどうしても必要。


つらつらと書きましたが、こういう風に考えます。

蛇足ですが。
万難を排して脱原発を達成できるのが最高(それが10年後でも30年後でも)
安全性を今より相当高めて原発を稼働し続けるのが次善。
何もしないで稼働し続けるor感情的に原発を止める......が最悪。

お礼

2011/06/26 19:44

ありがとうございます。
どうも、現在では原発の安全面だけが表に出ていて、本当に原子力発電がなくなったら?
という議論はされてないですし、原発=危険というレッテルが貼られているように感じます。

何もしないで感情的に原発を止める、浜岡原発が良い例かと思います。
やはり、何らかの安全面を強化して原子力発電を続けるしかないと考えます。

この夏、電力事情がどうなるのか?計画停電はあるのか大いに注目しています。

質問者
2011/06/25 23:14
回答No.7

原子力発電所は将来的にも必要です。
この度の大震災及び大津波によって福島第一原発事故が発生した事は誠に残念な結果ではありますが、起こってしまった事故を責めても進歩がありません。
人類の文明は失敗の繰り返しを教訓として発展して来た事実を忘れてはならないと思うのです。

福島第一原発の場合は、原子炉は安全に停止したものの、非常用冷却水ポンプが運転出来なくなったことなどで大事故に繋がった経緯を知らない人達が、原子炉事故の結果だけを取り上げて大騒ぎしてるだけのように思います。

ただ、事故の結果が深刻だっただけに原発の安全性だけが槍玉に挙がってますが、幾つかの火力発電所も大震災の被害を受けて停止した現実もあるのです。

事実、火力発電所とは違いますが、幾つかの石油コンビナート火災が発生した事実があるのですから、火力発電所の燃料タンク火災が起こっても不思議ではないですし、水力発電所のダムが決壊することもあり得ることを考えたら、絶対安全な発電所なんかは存在しません。
これ等を考えたら、多様な方式の発電所が必要ではないでしょうか。

また、日本の発電電力構成比を見れば、石炭・石油・天然ガスで2/3以上を占めてるのが分かると思いますが、これ等の燃料は殆んどが輸入に頼ってる事も忘れてはなりません。
もし、これ等の燃料が何等かの事情で輸入出来なくなった事を考えないのでしょうか?

私は、日本で初めて原子炉が灯った「東海村」を誇りに思ってる茨城県民ですから、今後は徹底的に安全性を高め「進化した原子力発電所」の見直しを検討して欲しいと願っています。

お礼

2011/06/26 19:50

ありがとうございます。茨城県も大洗、ひたちなか、北茨城を中心に地震の被害が大きかった地域
ですね。謹んでお見舞い申し上げます。

おそらく、原子力発電が無くなったら、今夏の電力を賄うことは至難の業と思います。
にもかかわらず、自治体のほとんどは安全対策が十分でないし、住民の理解が得られないので
運転再開できない、というところがほとんどです。

貴殿の仰るように、原子力以外にも、風力、火力、水力のどの発電所でも絶対安全ということは
ないと思います。ただ、世論では原子力=危険という図式が独り歩きしているような気さえ受けます。

福島の二の舞にならないように、原子力発電の在り方、安全対策を考え直さないとならないですね。

質問者

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