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【結局・・・将来に向けての『津波対策』は?】

2011/09/09 09:10

高台移転案は反対者多く、大防潮堤/大堤防建設はコスト大、景観損ねるからダメとのこと。
結局今何もしなかったら何十年~何千年後にまた同じ悲劇が。。。。
津波対策はいったいどうなると思いますか?津波タワー建設?

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2011/09/09 10:34
回答No.3

喉元過ぎれば厚さを忘れるという言葉のように、今は高台に
移転しても必ず100年後には便利な沿岸部に戻ることでしょう。
また、生活基盤から遠い高台への移転は現実問題として不可能です。
交通事故で10年で5万人の人が亡くなっていますが、車の使用が
やめられるでしょうか?
私が考える災害対策(特に津波)は以下のものです。

(1)避難経路の確保
津波はほとんど到達時間が予測できる災害です。
1分以内に高台に逃げられる経路を事前に確保しておくことです。
コスト0円で実現できます。
大川小学校の悲劇を繰り返してはいけません。

(2)津波タワーの設置
沿岸部ではどうしても逃げられないエリアができます。
建物の被害は避けることができませんが人命は失われてはなりません。
沿岸部には20m以上の津波タワーが必要です。

(3)エアーバブル装置
津波の被害が大きいのはリアス式のV字形の港湾です。
そこの開口部にエアーバブル発生装置を設置するのです。
そうすれば津波の海水にバブルが混ざり、質量が軽くなるので被害が
低減されます。また、波が移動するときにバブルが減っていくので
結果的に波が小さくなります。

(4)防潮堤の形状の工夫
現在多いのは断面が台形の防潮堤です。
これが最も巨大な構造にでき、津波を100%ガードするのには有効だと
考えられました。しかし、今回のように想定を超える津波では住民を
ガードするのには不十分でした。
このような大型の防潮堤よりも、逆傾斜のついた3m程度の防潮堤を
設置する方が効果的でしょう。逆傾斜により、津波の前部のエネルギーが
跳ね返されて逆流となり、後部のエネルギーと中和されてピークの高さが
低くなります。

(5)災害対策船の建造
災害で大きな被害を受けるのはたいていは沿岸部の都市です。
1万tクラスの船に病院施設、淡水化施設、簡易工事基材、備蓄食糧を
積載し、このような船を2~3隻用意しておきます。災害があった時点で
船を被災地に回想すれば二次的に亡くなる人が減らせます。

お礼

2011/09/12 09:25

全く同感です。
提案型の回答をしてくれてありがとうございます。非常に頭のよい方ですね。
確かに、120%津波被害を防御できる完全無欠で遺漏ない対策を講ずるのは困難ですが、だからといって不作為に放置していていい問題ではないと思います。

質問者

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その他の回答 (6件中 1~5件目)

2011/09/11 12:50
回答No.6

>Saturn5さんへ
>保険にお金を使って何かが生み出されるのでしょうか?

保険金を請求する権利が生まれ、今回の震災のようにもしもの時のための保障が得られます。
残念ながら亡くなった方は戻ってきませんが、残された遺族もたくさんいらっしゃいます。その方たちが保険金を受け取って生活を再建する助けになっていることは事実なのです。

今回の震災保険金を受け取った方の声を聞いたことがあるのなら、軽はずみな回答は出来ないはずです。
涙を流して喜ばれる方の話をラジオや新聞などのメディアではあまり多く報道されていないから知らないのかもしれませんね。

Saturn5さんの他の回答を読む限り、正確な情報や、コスト、リスク、検証結果などの情報が無いので信じることは難しいです。

例えばNo.3の(2)なんてリスクがありすぎます。
20メートルのタワーに何人が避難できるのですか?仮に60キロの大人が1千人避難できたら60トンの重さです。巨大地震でタワーの基礎が歪んだりしてその重さを支えられるのですか?人口の多い沿岸部でタワーをつくれば、多くの人が我先にと、おしくら饅頭になって圧死する人が出る可能性もあります。
そしてこれ以上タワーに人が入れないとなると、その分だけ逃げる時間を消費することになるのです。
時間を消費する間に津波が迫ってきたら、今回の二の舞になるでしょうね

2011/09/11 00:27
回答No.5

No.4の回答はおかしいです。
一番大事なものは人間の命です。
>地震保険に入っていた人は生活再建が出来ていますしね
死んでしまてどうして生活再建ができるのでしょうか?
500年に一度しか来ない自身のためにどれだけの保険料を支払わなければならない
のでしょうか?人間は保険会社の奴隷ではないのです。

地震は幸いなことに被害地域が限定されます。
私は関西に住んでいます。
阪神大震災のときは東北を含む他の地域の人に助けてもらいました。
今回は東北に対してできることをしています。台湾からもたくさんの
援助をもらったので、万一あの国に災害があれば助けなればいけません。
この互助精神こそが保険ではないでしょうか?

>最強レベルの自然の脅威の前に人間の作った人工物など役に立たないのは証明されました
逆です。
防潮堤は大津波に対して全ての人を守ることはできませんでした。
しかし、津波の高さを数m低くし、到達時間を数十秒遅くさせたことは証明されています。
先人の工夫と努力は我々を完全に守ることはできませんでしたが、かなりの人々が
助けられたのです。
保険に入るお金があれば、もっと効果的な防御法を研究し、リスクを分散することに
お金を使った方がいいのです。
伊勢湾台風や室戸台風では数千人の人が亡くなりましたが、今では台風でそんなに
大きな被害はでません。それは災害インフラが整ったからです。

自然をコントロールすることは不可能ですが、災害を低減することは可能です。
保険にお金を使って何かが生み出されるのでしょうか?

2011/09/10 23:51
回答No.4

もうすでにCMとかでもやってるから知ってると思うけど、地震保険に入って個々に対策するほうが早いでしょう。

地震保険に入っていた人は生活再建が出来ていますしね。保険の役割をきちんと認識することが大事。

最強レベルの自然の脅威の前に人間の作った人工物など役に立たないのは証明されました。
大堤防など作ったとしても、維持費にだってお金はかかります。建設コストやそういったものに税金をあてるより、個々に保険に入るなどして、自助努力したほうが効率的だと思います。

保険に入っていなくて、避難所で亡くなっていく、自殺する方がいることに心を痛めます。

2011/09/09 10:25
回答No.2

巨大防波堤も、足下が揺れりゃ、強震でたわんで倒れる。
山奥の高台に住んでも、噴火・山火事が起こればそこもダメ。
地球上に住む以上、すべての災害に対応するモノは不可能。
故に、案だけ示しておいて、意見はまとまらずに、そのまま復興されるだろう。

2011/09/09 09:37
回答No.1

大型の津波に対する地震観測計を、何時だかの補正予算に盛り込んで行くとの記憶が有ります。
確か、10mを越える津波に関しては現在の機材では30分~40分程掛かる所と
誤報も有る様ですが、大型津波様の機材では約15分全国80か所程設置する意向だったと
ニュース報道で最近放送して居ると記憶して居ます。

まだ、補正予算に盛り込む段階なのですが恐らく実施して行くと考える。

防波堤は、重要と思いますから重点的に何とか設置実現して
災害の被害予防にと切に願う所です。

小さい所を見て、遠くを見れないのは誠に悲しい事です。

お礼をおくりました

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