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10月21日の地震について
2011/10/22 16:24
10月21日金曜日の夕方、北海道上川地方を震源とするM6.2の地震が発生しましたが、震度が発生地よりも東北の方が大きい地震でした。震源よりも震度が大きくなったのはなぜですか
質問者が選んだベストアンサー
発表された情報を確認しましょう。
すると、震源の深さが190Kmと有ります。
地殻はゆで卵の様にいくつかの層になっています。層によっては地震波が伝わりにくかったり逆に伝わりやすかったり。
また地震波は波の一種ですから、波の性質(屈折や回折)があります。
190Kmもの深さの場合、震源に近いから=震度が大きいとは単純に言えなくなります。
地震のエネルギーがまっすぐに伝わらなかったり、一点に集中したり普段よく経験する地震の揺れ具合とは少し異なる結果になります。
この辺は専攻していなかった分野なので、何となくこんな感じとしか説明できませんが
多分ネット上で調べれば、その原理などを説明する資料は見つかると思いますけど。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
この地震の詳細は未確認なので一般論として・・・
震源の近くが一番揺れが大きいわけではありません。地震のエネルギーは震源域と呼ばれる広い範囲から放出されます。断層の場合、ずれの生じた範囲と震源域はほぼ一致します。震源は震源域の中で最初にズレの始まった場所です。だから、震源は断層の端っこということも結構あります。この場合、震源よりも震源域の中でズレが大きい場でより大きなエネルギーが放出され、その場所に近い方が揺れが大きいこともありますね。(例:阪神大震災)
お礼
2011/10/23 20:48
なるほど!断層のずれが大きいところが震源とは限らないんですね。勉強になります。ありがとうございました。
お礼
2011/10/22 18:32
屈折や解析ですね。なんとなく理解できるような気がします。ご説明ありがとうございました。