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回答 (2件中 1~2件目)
地震の起きかたには、特に法則性はありません。小さな地震が何回か(複数回とは限りませんが)来てから、大きなものが来ることもあれば、(東日本大震災はそうでしたね)、いきなり大きいのが来ることもあります。阪神・淡路大震災はこのパターンでした。
大地震の前には、小さな地震も含めて何らかの兆候が出るのではないかと考えられて来ましたが、どうやら「出ることもあれば、出ないこともある」としか言うことができないようです。
一応、傾向としては、東日本大震災のような海溝型の大地震の場合には、同じ震源域で事前に小さな地震が起きる可能性が比較的高く、阪神・淡路大震災のような、内陸の浅い断層が動くような地震の場合は、何の前触れもなくいきなり大きいのが来ることが比較的多いというくらいの感じでしょうか。
でも、その逆もあります。正直なところ、良くわからないのです。小さな地震が続いたからと言って、大きな地震に繋がるケースは確率的には非常に低いものですし、何も無いからと言って、安心できるわけでもありません。
少なくとも現在の地震学で、ある小さな地震が大きな地震の前触れ(前震)であるかどうかを知る方法は、全くありません。同じ震源域で大きな地震が起きて初めて、「ああ、あれが前震だったのか」とわかるだけです。
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