もし、原発の真下から平成新山が吹き出したら？

　私も素人ですが、巨大地震よりは人命に関わる被害者は少ないと思います。

　巨大地震は前触れもなく、最初の・・・ まあ1分くらいで壊れるものは壊れます。逃げる暇もない。そして津波が逃げ遅れた人すべてを窒息させる感じです。

　たくさん亡くなるでしょう。

　山は、「突然の噴火」と言ったってなんらかの前兆はあります。地熱の急上昇とかひび割れとか。昭和新山だって、雪が積もらないなど畑の状態がおかしかったと歴史の先生が言ってました。

　いかに突然でも、原発停止の措置を執る時間も避難する時間もあるはずです。

　皆殺しにする気満々で突然落とした原爆（リトルボーイ）だって、えっと広島で・・・ ウィキによると被爆死亡者は９～12万人だそうです（但し一定期間内の死亡者？）。当時の広島市の人口が25万人くらいで、全員は亡くなりません。

　※参考　中国政府の言っている南京大虐殺なるものの死亡者は30万人だそうです。この数字がいかに荒唐無稽かわかります。

　原爆でさえそういう状況なので、日本中の原発全部が一気に破壊されても、逃げる時間のある事故で、億の人命被害が出るなんてことはありえませんね。

　とりわけ、中国・韓国での被害はゼロでしょう。

　但し、風評被害や人間差別による間接的な被害はかなり予想されます。例えば中国人は、放射能に効くと勘違いして塩を買いだめし、売る・売らないで殴り合いしてますから、打ち所が悪ければそれで亡くなります。

　放射能は顕微鏡でも見えませんが、それを出す物質は見えます。それが風に乗って飛びます。

　ですから、東北大震災の時も、放射能が新潟へ来るかもしれない心配した新潟県人はほとんどいません。距離的には近いのですが。

　ずっと日本海（新潟）側から太平洋（福島）側へ風が、それも強風が吹き抜けていたからです。季節風です。

　加えて、中国の上空から日本の上空には「偏西風」という強い西風が、アメリカ大陸へ向けて一年中吹いています。地球が自転をしているかぎり、永遠に吹き続けます。

　第二次大戦の時、日本が飛ばしたたくさんの風船爆弾のうちの数発が、偏西風に乗って太平洋を越えてアメリカに落ちています（当然アメリカは発表しなかった）。とりあえず、それくらい強い風だと思ってください。

　だから、中国や韓国の大気汚染や原発の放射能などは日本国土を汚染し、日本人に被害が及びますが、日本の汚染や原発が中国や韓国に被害を与えるということは（風向き的に）ありません。

　ヨットのように、空中を、風上へ向けて浮遊していく物質があれば別ですが。んなものはないので、「塩」の買いだめなんてする必要はありませんでした。

　どっちかという話なら、むしろアメリカ・カナダのほうが危ないですね。

　それでも長い距離を移動する間に薄まりますから、あちらで死亡する人が出るはずもなく、直接の死者は日本で数百人程度（多くは原発関係者）でしょう。

　勘違いしてほしくないのは、それはあくまでも失われる人命の数（質問者さんの心配されていること）で、国土・海洋の汚染はかなりひどいことになりそうです。

　地震や津波と違って火山は、原発の地下、重要施設のある根っこ部分からひっくり返すのですから広域に被害が広がるはずですね。

　長い間にはね、癌などが多発することと思われます。