のし紙について教えて下さい

お礼をお金でするのなら、「お礼」又は「御礼」と印刷されている金封（封筒のような紙袋）を買って使用されるのが良いでしょう。
品物でお礼をするのならば、「お礼」又は「御礼」と書いた（印刷でも差し支えはない。）掛紙をかけます。

水引（「水切り」はあなたの聞き違い。）は、葬儀や法事の当日でないこと、お香典などのお返しではないこと、の点から、特に必用はありません。
水引を使用したいのならば、「黒・白」「黄・白」「黒・銀」などがありますが、紅白は絶対に使用しません。
水引が印刷された掛紙の場合はそれほど気にすることはありませんが、水引そのものを使用する場合は、その本数と差し上げる物（価格）とが比例します。
結び方を気にされていますが、ご自分で結ばれるのですか？市販の結んだものならば、不祝儀のものは全て「結びきり」になっているはずです。

なお、「掛紙」のことを一般に「のし紙」といっていますが、のし（熨斗）は祝い事にしか使いません。掛紙の右上に小さなお札のようなものが張ってあったり、印刷されていたりしますネ、あれが「のし（熨斗）」つまり「のし鮑」でおめでたいものに付けるのです。したがって、正確に言うと不祝儀に「のしがみ」は使わないのです。

紙幣を四つ折にして入れる「ポチ袋」は、運転手さんや仲居さんへの心付け（チップ）なら兎も角、手伝いに来てくれた方にお礼を上げる際は失礼です。また、「寸志」と書くのは、自分より目下の者、地位の低い者（人に上下はない、職業に貴賎はないという議論は別として）に上げる場合です。

病気見舞いのお礼の表書きは「お見舞いお礼」、全快でなくても退院されていれば「退院祝い」と書くこともありますが、前者が無難です。

水引を掛けるより、掛紙に「紅白・結び切り」の水引が印刷されたもの、単に赤色又は紅白で帯状の印刷がされているものがあり、贈答品となる商品を扱っている商店ならば、大概は用意をしているはずです。

以上が一般的なことで、あなたのお住まいの土地の風習、相手との社会環境内での慣習を考慮してお決めになれば良いと思います。

＞＞法事、葬式などにお手伝いに来て頂いた方にする御礼(食事を食べて頂けなかった方に)

黒白又は黒グレー又は紫グレーなど結び切りが
印刷されているポチ袋（金封の小さめの物）
あるいは無地のポチ袋に、
寸志、と書きます。
御車代、御膳部料と目的を書いても良いと思います。
５０００円までの金額。
それ以上でしたら、目上の方へするのと同じように、
白封筒に謝礼あるいは御膳部料と目的をはっきりと
書いても良いです。

＞＞紅白の水切りで良いんでしょうか
＜＜いけません

＞＞熨斗はつけませんよね。
＜＜つけません

＞＞蝶結びではなく・・・５本の結びきりでしょうか。
＜＜　結び切りです。
　最近は水引の奇数偶数にあまり拘らない金封が出回っています。
　高額の金銭を入れない場合は５本と６本があると思います。
　
完治しないけれど退院・・
完治しないまま入院の継続・・

完治しないわけですので、快気祝いはできないです。
あまり御返しには拘らなくても良いものですが、
気にはなりますね。
私の考え方です。

患者さんが病名を知らない、知らせたくない場合
せめて退院でもすれば、
”快気祝い”と、願望を込めて、
するのが一般的かと思います。

入院が継続される場合、
何とかお礼をしたいという事は
いろいろの場面で出ると思います。

親族が代理で”お見舞い御礼”として
経過報告を、さしつかえない程度に
書いてと云う事になるかと思います。
頂いた方はそれで察しはつきますね。