同性愛者に対する理解と対応について

日本人は割と同じような考え方であるという事を好みます（特徴的なのはマスクの件とか）。同性愛者が嫌われたり、からかいの対象になるのは、割合として少数派だからです。あなたがからかわれたのも「同性愛者に対して、どう思うか」の答えが少数派だったからです。

考え方に正解はないし、不正解もそんなにないです。犯罪に関わるとか人様に迷惑をかけること以外は何を考えていてもどう思っていても大丈夫です。あなたの考え方をしていてもいいし、その男子の考え方をしていても大丈夫です。ただ、問題は自分と違う考えをそういう風にからかう事です。

＞私が皆様にお聞きしたいのはなぜ異性愛者と同性愛者でこんなにも対応が違い、理解がないのかです。

それは人間の多くが自分の考え方以外を理解できない（しようとしない）からです。ある程度はそういう人間の考え方も許容してあげるのが大事だと思います。

不条理、不道徳、異質なものに、苦痛を感じるからです。
そのように教育されてきたから、そう感じるだけです。

高いところがこわい
蛇が怖い
暗闇におばけ
空にUFO
ギャルの服装をしたおじさん
人前で、えげつなくいちゃつくカップル
近親相姦
手をつなぐ男同士
若いママと手をつなぐ高校生くらいの息子

トイレも風呂も洋服も化粧も男か女かで区別する仕組みの中で育ってきました。その枠から外れる存在に苦痛を感じるから、自分に関係していなくても気持ち悪いと感じるのは、自分のルールが崩れるから。

まず、勘違いしてはいけないのが同性愛者は相対的に数が「少ない」という点です

そこの点を忘れないことを条件として「民主主義とは何か？」ということが重要ポイントです

そして、またの重要ポイントが「義務教育」で無理強いで習わされているという点です

ご質問としては、この３つが絡み合う事柄なのです

私たちの子どもの頃やそれ以前は「戦争について」とか「公害問題について」とか「弱者について」というモノが多かったと思います

また昔の道徳には「成績」があり、他の教科のように点数をつけられ、評価の対象でしたが、今は違うということもあります

感想から書かせていただければ「あぁ大人でもはっきりと議論をしあっていない内容を、無理くり、学校で題材にされていて、不幸だなぁ」という感じですが、所詮最後は「みんな違って、みんな良い」という「みつお」が登場しそうな落ちだとは思います

さて、よく馬鹿な大人も「民主主義は多数決」と言うように、そもそも「民主主義とは何か？」について昇華（消化）していない子どもに教える題材ではありません

また、圧倒的に少数の同性愛者について、真剣に授業で話しあうべきなのか？もあります

つまり、民主主義は少数の意見であっても吸い上げて、議論しあい、その時点での解決策をみんなで導き出しあうことが大切である・・という根本を、知らない子どもに対して、ごく少数派の題材を無理くり話し合わせることへの不快感をまず、考えるべきかと思います

社会に出ればだいたい「は？聞かれたから答えたんだけど？」ということの繰り返しで「聞かれたから答えた」ことに関して、真意も責任も思想もあるわけではないことに気づくと思います

なので逆に「聞かれたから答えた」だけのはずのことに、自分の想いを注入して、自分の意見を強く反発するように話すことも、違います


今回の件は、様々なことが絡み合う中で、たんに「クラスメイトのバカに、大声でイジられた」ことが問題であるだけのことですよね？


それだけのこと・・そのことが問題であって、そこから学校が敷いたレール上で「同性愛ついてどう思いますか？」と、思考を間違えた方向に誘導（洗脳）されていることに、気づくほうが大切かと思いますよ

いじめのひとつに異質なものを排除しようという心理がありますが
それと同じですね。
正しい知識を持たずに先入観だけで判断しているという一面もあります。
同性愛も異性愛も　好きな人とともに暮らしたいということは同じですが　そういった恋愛感情なしに迫って来ると思い込んで嫌うという人も多いみたいです。
昔　料理の仕事で赤坂のクラブに勤めていた頃　隣の店がゲイバーでした。隣なのでよく会ったり話をしたりはありました。
私の勤めていた店のママが寿退職で店を閉めることになったとき　隣の店より少し広かったので　隣のママがこちらに引っ越すことになって　私も調理師としてそこに勤めることになりました。
1年ほどでしたが　普通に仲良く働いていました。

１．隣の男子について
バカなのです。およそ新聞や雑誌（TVも）などによって知識を得ることなく暮らしているのでしょう。
また、自分がマジョリティであることを確認しなければ安心できない程度の自己評価しか持っていないタイプの2級市民です。
確認のために攻撃的になることが必要なほどマジョリティにぶら下がりたい＝それによって自分の在り方の正当性を確保したい、という必死の思いが透けて見えます。

２．その他の否定的な発言「気持ち悪い」「そういうのいらないｗ」について
これも同様に知識のないままに発言しているのですね。
それから、これらの人々は自他未分化という状態です。質問者様の言う通り「そのような恋愛をしたい人はご自由に。私は私のしたい恋愛をする」というように自分と他者を弁別することができていないのです。
仮に同性に恋愛感情を向けられたとしても、「お友達でいましょう」で済むことは異性のアプローチと同じです。もしかして「あわよくば、相手の恋愛感情を利用して”ヤリ逃げ”する」という下心を持っているのでしょうかね。
（道徳の授業がある年代の質問者様には少し下品な表現でしたね）

３．いささか疑問なのが「道徳の授業」なのに先生がそれに対応していないように読めることです。
なんのための道徳の授業なのかな？と思いました。
まさか「不道徳な同性愛を攻撃する正しい態度」を学習させようとしているわけではないですよね。

４．先生に質問してもダメだったのはやむをえません。
先生は生徒一人一人の偏見や先入観にコメントする権利がないからです。（それで道徳の授業をするのも意味不明ですが）
本来は「各自が自分の偏見・先入観に気付き対処するための事例」として授業を組み立てなければならなかったのに、教科書を読むだけでお茶を濁したかった無能な先生なのでしょう。お気の毒です。