結婚しなかった理由と苦しみから解放される方法

今、流行（はやり）の所謂「おひとりさま」の方ですよね？

三代続く開業医の家に生まれた私は、優しくて思いやりのある両親の元で何不自由なく育ちました。

子供のころから理系が好きなリケジョだったので大学は理学部へ進み、某会社の研究所へ就職しました。

やがて職場の同僚で好きな人が出来て、お互い結婚を意識し始めましたが、一応、親に相談すると、
「今は若いからいいけれど、医者の家に生まれたお前は先になってきっと後悔する。やはり医者と結婚すべきだったと・・・まあ、よく考えなさい」

さすがにその時は反発しましたが、何事にも先を見通す思慮深い父の言葉に徐々に考えが変わりました。

そして適齢期を少し過ぎるころになると親がお見合いの話を持ってきて、相手の男性（病院勤務医）も私のことを気に入ってくれてやがて結婚しました。

子供にも恵まれ、やはり私たちのＤＮＡを受け継いだのか現在東京の理系大学の院生で毎日研究に明け暮れています。

私達夫婦も年金受給の年齢に近づきました。
夫は私の家には入らず（父の後は継がず）、結局病院勤務で定年を迎えます。
実家の医院は長男である兄が継いでいます。
私は結婚してもしばらくは仕事を続けていましたが、やがて子供の育児・教育のために退職し家庭に入りました。

優しかった父もすでに他界。
今、思うとやはりあの時父の言う通り素直に見合い結婚して正解だったと思います。
私のような家庭環境に生れ育った者は、それが最も合っているのです。言い方は悪いかもしれませんが普通のサラリーマン（たとえ一流企業、教員、公務員だとしても）の暮らしは出来ないのですね。自分とは全く違った別の世界は始めはとっても新鮮さがあるものの、やがて時間が経つと無意識の内にこれまで育った自分の環境と比較し相手を見下すようなとてもイヤな面があるのです。（とっても優しくて誠実でマジメでいい人・・・でも残念ながら医師では無い）人としてとってもいけないのですが心の底ではそういう意識を否定出来なのです。自分の心に正直になるのです。申しわけないけれどこれが私の打算です。（表面上のお付き合いでは誰にでも愛想よく可愛くて穏やかな顔をしてても・・・実は、なのです。）

勿論、長い人生ですのでその間にはいろいろありました。誰もが仰る通り、結婚とは忍耐と妥協の連続ですから・・・。でも、子供の誕生～成長など楽しいことも沢山あります。

一見、はた目には良いと思える私のような家庭環境の者も日々、過酷な現実と向き合い、様々に葛藤し、やがて、先人（せんじん）が辿った道を同じように繰り返し辿るのです。結果的にやはり、それが一番なのだとこの頃やっと思います。

この歳になって新たに趣味と言えるものは特にありませんが、子供のころから好きだった音楽（ピアノ）と絵を観ることでしょうか。今でも週末などに気の合った音楽仲間達と一緒にアンサンブルをしたりしています。

仮にこの先、一人になったとして、子供には頼れません。それぞれの家庭があるし、ものごとの価値観も全く違いますから・・・
その時はその時です。独りで老後を迎えるしかありません。人間、老いてからの寂しさは誰も一緒だと思います。生れ育った家庭環境、今自分が置かれている境遇、経済力、等々には関係なく公平・一律に。
以上、長々と○○失礼致しました。

お礼

2014/10/24 17:48

私からはとても羨ましい人生を歩んでこられたようで、心がけの違いでしょうか？
誰もが最後は独り、公平に。というところは、そうかもと思いました。
回答ありがとうございました。

質問者

現実を卑下しても何も始まりません。

私は職業柄延べ300件くらいの家庭を見て来ましたが、結婚していなくても、子供がいなくても、他人と幸せそうに関わって老後を暮らしている人は沢山います。

逆に、結婚していてもパートナーと不仲とか我慢する生活をしていたり、子供がいるからと言って必ず幸せで子供が親の面倒を見てくれるとも限りません。

そんな実例は山ほど見てきました。

もちろん信じられないような仲の良い夫婦や親子関係も見てきました。

が…残念ながらそんな幸せそうな家庭は一握りのでしたよ。

年金受給者なら終活をそろそろ考えませんか…？

あなたが亡くなった後、親も兄弟も居ないなら財産は親戚縁者へ権利が移ります。

それが嫌ならあなたが寄附をしても良いと思えるところを探しておいて正式な遺言書を作成されてはいかがですか…？

難病で苦しんでいる人の病気の研究の資金とか…

盲導犬とか…

子供達の施設とか…

薬物依存症の施設とか…

老人施設とか…

探せばいろいろあると思います。

人生の最後に人のお役に立てる境遇にあることは、素晴らしいことだと思います。

あなたが今まで一生懸命働いてきた努力は一切ムダテはありません。

人生最後まで好きな事を好きなように後悔しないように思い切り楽しんで生きて下さい。

私からしたら、そんな人生もうらやましい限りです。

お礼

2014/10/24 17:52

終活を考えてみたいと思いました。
参考になる事例をいただき、助かりました。ありがとうございました。

質問者

時間の関係もありますので2-3の方の回答とお礼を見せて頂きました。
他の皆さまの回答はあまり読んでいません。

70歳男子です。
長い人生においてよき伴侶に恵まれなかったことに　お悔やみ申し上げます。
いま、焦っても決して良い結果は絶対に出てきません。

もし現れてもその方の目的はあなたの持っている財産と考えるべきです。
近所に住む公認会計士さんがいます。
60歳過ぎて奥様を亡くしました。

羽ぶりも良く、収入も有った彼は外での遊びも収入の多さを覗わせていました。
そこに初婚の女性が現れました。
付合って3年目に入籍しました。

羽振りのいい生活は、そのまま男性には有りました。
近所の自治会長まで引き受けていました。
しかし年齢とともに収入も途絶え・・・
老いて、認知症が出始めた最近、財布を預かることになって奥さんは初めて、彼の財産状況を目にします。
自分が老後の為に貯めていたお金もいつの間にか少なくなっています。

そして今　
ただ、介護の為に日々を送っている彼女を見るに付け可哀そうに思えます。

家内からのまた聞きですので、真相は判りません。
が、その日の生活費すら残っていなかったようです。

しかし　パートナーとして何年楽しく生きられるでしょうか？
今までの事を振り返って、＃20さんの実話を参考に「凛」として生きて行かれては如何でしょうか？
どうか「心」を鍛え直してください。

お礼

2014/10/21 10:01

参考になる回答ありがとうございました。
確かに結婚はマイナスが多いこと頭では、わかってました。
一人暮らしを55歳までしたことがなく、家族がいなくなって、友人や知人には、それなりの距離があることを思い知らされました。一人は凍りつくほどきびしいものでした。心細いし、たまらなく不安になることもあり、でも、何とかやりとうしてきてます。が、
正月のひとりは苦痛です。友人もこの時ばかりはいなくなります。

質問者

５０代の未婚の独身女です。両親はすでに亡くしていますが、友人にも恵まれ、趣味も充実しています。
私もあなたと同じように、幸せな家庭で育ち、仕事にも恵まれてきたので、すでに働かなくても生活できるだけの資産があって、老後のことも特に心配していません。

私も恋愛下手でしたが、恋愛に必死になることもなく、恋愛下手なまま年をとってしまったのは、結婚しなくても困らなかったからだろうと思っています。独身を貫く人生ですが、寂しいと思うこともないし、叶えたい夢もあって、年をとることを楽しみながら暮らしています。

不思議なのは、あなたはなぜ何も困っていないのに、パートナーがいないことを「寂しい」と感じるんでしょうか。。

「寂しさ」というのは言い換えれば「満たされない依存心」ですが、あなたはもしパートナーがいたとしたら、その人にいったい何をしてほしいと思っているんでしょうか。

高齢の既婚女性たちをちゃんと見てますか？そんなに幸せそうでもないでしょう？旦那さん連中が奥さんたちの役に立ってるように見えますか？

この先もし、健康上の問題が起きても、その他のトラブルが起きても、男性がそれほど役に立つわけじゃないし、経済的に余裕があるんだから、お金を払ってプロを雇えばいいことじゃないですか？

ないものねだりなんてやめて、ご自分の幸運に感謝しながら生きた方がいいのでは？

お礼

2014/10/18 17:21

ズバリの指摘の回答、まったく違う考え方に助けられました。
もっと、自分の寂しさの原因を追求してみます。
ガラリと変われるかもしれません。
ありがとうございました。

質問者

おはようございます。

＞よくないのですが、打算で考えると、自分にはマイナスの人が多いように思う現実。
　でも寂しさはたまらないです
↑しっかりと経済計画を立てお一人で頑張って来られたのですから
見る目が肥えたととらえます(笑)


質問者様
たいへん羨ましい生活スタイルですよ(笑)

何故なら

私の周りのシニアの悩みは
・子供さんが居る方は【何故もっと会いに来てくれないのか？】【優しくしてくれないのか？】

また
・子供さんの無い方は【子供が居たら素晴らしい人生だったかも】などと取り留めもない理想を追い求めています…

どちらにせよ無い物ねだりで悩むんですね？(苦笑)

そんな中

やはり質問者様のように独身でバリバリ働いて
悠々自適に交友関係を広めてる方々を楽しんでる方を存じております。
(私の目標です)


質問者様は たぶん
最上級までやり遂げた後の燃え尽きから
そのような虚無感をお持ちなのかな？と

誰しも 心に寂しさはあるかと思います。
例え長年連れ添っている夫婦でも 親子でも。

他回答お礼にありましたが
＞養子
↑これはたいへん危険です(財産家の質問者様にはオレオレ詐欺と同等位に)

もし質問者様が【生む】ということに拘りがあるならば

・ボランティアで施設の子供(乳児)と接してあげてみては？
(社会的地位もおありなご様子なので施設内に立ち入る許可は下りるかと
たぶん現場は人手不足なはずです)

・育てるという作業をおススめしたいです。
出来れば難しい植物や果実や 後年まで遺る樹木類
↑とても素直に反応してくれますし
何より癒やしにもなります(自他含め)

・印 2点を個人的におススめします。

きっと新しい生命の息吹きが 質問者様を違う感覚に導いてくれ 幸福感に包まれることと思った次第です。

どうか質問者様の今迄の頑張りが報われるような日々になることを切に願ってコメントさせて頂きました。

模索するのも楽しいですよ♪

お礼

2014/10/18 17:15

大変、参考になる回答をありがとうございました。
おすすめの2点は考えになかったので、時間がありすぎるので、実行できそうです。

質問者