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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:果樹栽培の為の、粘土質改良について)

果樹栽培の粘土質改良について

2023/10/13 06:23

このQ&Aのポイント
  • 果樹栽培における粘土質改良の方法とは?
  • 穴に入れる混合土の割合とは?
  • 適した植物種とは?
※ 以下は、質問の原文です

果樹栽培の為の、粘土質改良について

2016/01/09 11:09

色々と検索して調べましたがお手上げですのでご教示願います!

我が家の庭土、粘土質の為掘るのも一苦労でしたが、なんとか左縦1m、右縦70cm、横幅3.6m、深さ50cmを掘りました。

掘り上げた土は近隣の我が家のスペースにとってあります。必要ない場合は燃やすゴミの日に廃棄できる地域にすんでおります。

穴に、Sunbellex果樹用苗の土(20lX6袋=3400円)と、掘り上げた粘土と何かを混ぜ混んだものを半量ずつ入れようかと考えています。

何をどれくらいの割合で混ぜ混めば良いでしょうか。
バーク堆肥とかパーライトとか腐葉土とか、、色々書かれておりどれが正しいのかわかりません。

植えるのは、フェイジョア、ブラックベリー、フサスグリです。

よろしくお願いします!

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2016/01/10 17:47
回答No.2

造園屋に勤務しています。

土壌改良とは通気性、排水性、保水性、保肥性を高めるために行います。
相当幅広く深く掘られましたが、通常はそこまで掘る必要はありません。
一つの樹木や果樹の対して、幅1m深さ1m程度で十分です。植えられる
のは3種ですよね。もっと多くの果樹を植えられるなら、今回のように広
い面積を振る必要はありますが、ハッキリ言って無駄な事をされましたの
で、ご苦労様でしたとしか言えません。

土壌改良に使う物としては僕らはバーク堆肥とパーライトを使います。
掘り上げた土の量に対してバーク堆肥が2~3割、パーライトは1割程度
土に混ぜます。改良した土は掘り穴の半分ほど埋め戻し、残りの土は何も
混ぜない土を使用します。つまり掘り上げた土は全て使うと言う事です。
よって破棄する土はほとんど無いと言う事です。

何を使えば良いか分からないようですから、それぞれの場所で使う物だけ
を下記に書こうと思います。
田畑=バーク堆肥、牛糞堆肥、豚糞堆肥(庭での家庭菜園を含む)
庭=バーク堆肥、腐葉土(花壇を含む)
鉢と花壇=腐葉土

堆肥と腐葉土は土壌改良材で肥料とは違います。植物や樹木に対して必要
とする養分は含まれていません。含まれてても僅かです。そのため肥料は
与える時期が来たら必要量施す事になります。
堆肥や腐葉土を通常より多く使用されても構いませんが、ただ多く入れて
しまうと不都合が起こります。粘土質の土は水分を含み重いです。堆肥や
腐葉土はどちらかと言えば軽いですよね。つまり多く入れてしまうと土が
軽くなり苗が倒れやすくなると言う事です。支柱は必ず使用しますが、そ
れでも土が軽過ぎると弱い風でも倒れてしまいます。根が完全に活着する
までは根は動かない工夫が必要ですから、混ぜる量は加減しましょう。

元肥えとして肥料を入れるのは構いませんが、化成肥料、鶏糞、油粕等を
入れる時は、必ず被せ土をします。そうしないと成分が直に根に触れるた
め根枯れを起こして枯れてしまいます。

お礼

2016/01/10 20:51

非常に分かりやすい回答をありがとうございました。
確かに、一種に対して1mx1mでいいのは購入した所から聞いて知っていたのですが(深さは50cmと言われました。。)、上手くいけば増やせたらと思ったのと、とにかく園芸に使える1区画が欲しくて1週間掛けてやってしまいました。
教えて頂きました通りに、春までに地道に進めようと思います。
専門の方のご意見が聞けてとても有り難く勉強になりました。
ありがとうございました。

質問者

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その他の回答 (2件中 1~2件目)

2016/01/09 13:13
回答No.1

お住まいの敷地の土の状態は、元々の物でしょうか?それとも家が建つ前は田畑だったり斜面などを造成して建てられた物でしょうか?
それと言うのも、元々の粘土地と粘土が多く混ざる土を運んできて敷き詰めたのでは対処の仕方が違うので・・・。
もし、元々何も手を加えていない土地に家を建てたのなら粘土地の下には粘土層がある事が考えられます。お住まいの周りの土地の地形から予粘土層がありそうか予想が付くこともあります。もし粘土層が地下にある場合、50cm位しか深さを掘っていないなら粘土層を残してしまっている可能性があります。せめて1mの深さまで粘土層が無いか掘って見るべきです。1m掘っても粘土層が無い様なら、堀った穴に新たな土を入れてから果樹を植え付けるだけで問題はありません。でも1m掘った途中から粘土層が現れたなら粘土層を突き破り下の土の層が現れるまで掘って下さい。そして粘土層のあった部分に砂や小砂利など同じ厚さに詰めて暗渠を作るのが良いです。これを行っておくと水はけが格段に良くなり果樹の根の育ちも良くなって育ちもよくなります。
畑や造成地に粘土を含む土を運んできて積んだ土地だと粘土層が有る事はほとんどないと思いますが(元の土地によっては土を積む前の前の地面にあたる場所にあるかもしれませんが対処は出来ないかも)、田圃を宅地にしたところだと田土自体が水はけ悪いのに更に粘土土を積みあげられ、果樹の周りだけ土を入れ替えても水はけがあまり改善できない場合もあります。

掘り出した粘土交じりの土は極力使わない方が良いです。せっかく水はけを改善するために掘ったのに、元の粘土土を混ぜてはあまり改善の意味は無く、どうしても使うとしても粘土土自体はそれほど多く使えない上に混ぜる方の新たな土がかなり大量に必要となってしまい費用がかさみます。そこまでしてももし思ったほど改善されない結果が出るかもしれないのなら、最初から粘土土は混ぜずに新たな土だけを使う方が粘土土を混ぜるほど費用はかさまないと思われます。

使う土はまだ果樹用苗の土を購入していないのならホームセンターなどで袋売りで売られている「野菜の土」をベースに使うと手軽ですが、土を販売している業者からトラック一台分買った方がかなり割安となる事が多いです。お書きになられている果樹用苗の土はもう購入なさってしまった後なのでしょうか・・・。この土は普通問題の無い土地に掘った「植穴に植え付けるのに向く土」で、粘土地を改善させるのにはあまり向かない土と思います・・・。これは栽培地の地中環境改善のベースに使える類の物ではなく「苗木の初期育成に効き目があるただの培養土」で、またすでにいろんな資材がミックスされ土環境のバランスが整えられている物なので、これにもし他の資材や土を混ぜてしまうと「果樹苗の生育に最適な土」では無くなる可能性があります・・・。それに、混ぜられているココピートなど資材の種類を見ると保水性を高めているので水はけ改善目的に粘土土に混ぜて使うには改善度合いがあまり良くないと感じます・・・。

粘土地の改善(土壌改良)ならここまでお金をかけずともベースは野菜の土で充分ですし、野菜の土の方が余計ないろんな資材が混ぜられていない分ちゃんとしたベースが作れます。
穴にベース土を埋めて上からしっかり土を締めておいてから苗の大きさに合った植穴をあけ、そこに果樹苗を植える時果樹用苗の土を適量使う程度が望ましく、もしもうご購入済みであるのなら6袋もの量は要らないと感じますが・・・。

ベースに市販の野菜の土を使うなら、購入前必ず堆肥と肥料があらかじめ混ぜられているかいないかを確かめ、混ぜられているならそのまま野菜の土だけを穴に入れれば良いです。堆肥や肥料が使われていないのなら、バーク堆肥か馬糞堆肥を土の量の2割ほど混ぜます。肥料は元肥を穴の底に入れて、そこに土を20cm以上の厚さ入れてから果樹苗を植えると良いと思います。牛糞堆肥は元肥の肥料としては使えますが、堆肥として土に混ぜるのはいろいろリスクの方が多いので避けた方が良いです。

パーライトは別段水はけには必要なく、個人的経験ではかえって水持ちを良くしてしまう働きがあるように感じますので混ぜる必要はありません。
腐葉土は、必ず完熟腐葉土を使うのが良いです。野菜の土にもし混ぜるなら2~3割程度でしょうか。土と名前に付きますが元々堆肥の一種です。ただ堆肥ほど効き目が早くも目だった効き目も無いのですが、腐葉土に多く含まれる植物繊維は地中に住む微細生物の餌となるので、混ぜて無いよりは混ぜた方が良いです。土資材内の立ち位置としては土と堆肥の中間と言う所でしょうか。また、バーク堆肥は微細生物の補給になりますので、できれば良質な物を使った方が将来の土質が良い方に働きます。腐葉土とバーク堆肥は土に一緒に混ぜても構いません。

土壌改良の基本的な事と、市販の培養土の正しい使い方がイマイチ理解されていない様な・・・。果樹用苗土はまだ購入されていないならわざわざ買う事はありません。ベースの土さえできていれば培養土など使わずとも植えられますし、下手に混ぜてしまうとかえって土壌改良が悪い方に向く場合もあります。
お植えに成りたい植物はどれも性質的にはとても強い物ですから、別段特別な土など必要なく水はけさえ改善でき、土環境が整えばグングン育ちます。

ただ、気になるのはブラックベリーの事。この木は将来とても大きくなり根が地中広く伸びていき地中の養分を吸うので、近くには何も植えられません・・・。初めの数年は目立ちませんが年々株が育つにつれ近くにある植物が徐々に弱ってきて枯れていきます。昔我が家で植えた時には植える前から生えていた植物が何株も枯れました。
そのため広いスペースが必要で、周り3メートル四方には何も植えない方が良いです。
それと、根が地中内でかなり長く伸びてきて親株から離れた所から不定芽を出す事があります。昔植えて10年経った株を、借家から引っ越しする事が決まった時に処分に困り(庭を入居前の状態に戻す決まり)欲しい知人に掘って持って行ってもらったのですが、翌春掘り跡に残った根からごっそりと新たな根が出てきて引っ越し前に取り除けるだけ取り除くのにとても骨が折れました(それでも残っていたかも・・・)それだけにとどまらず離れた所に植わっていて転居先に持って行き庭に植えた植物の所までブラックベリーの根が伸びていて掘った時の土に紛れ込んでいたらしく、転居地の庭で芽生えてきて育ち凄く大きなブラックベリーの茂みになりそこからの転居時には処分を覚悟していましたが、毎年実が沢山採れたので大家さんから残して行ってと言われ残してきました。さらに、引っ越し時に親戚に貰われていった植物にも根が紛れていて、親戚の家でも庭の数か所で芽生え、親戚は農家なので敷地が広く親戚もブラックベリーの実が気に入り困ってはいないようですが、普通の家で同じ様に生えてしまえば他の植物の多くに影響が有るでしょう・・・。
どうしても近くに別の植物を植えたい場合は、ブラックベリーを植える場所直径1mくらいを波板で円形に囲い中に土を入れてから植え付けたり(材質によっては劣化しないうちに新品と取り変える事)、材質が丈夫な大型バケツの底を抜いて穴に埋めてから中に土を詰めて植え付ける等、他の植物と地中内で隔離できるような工夫が必要です。ブラックベリーは一度地面に植え付けてしまうと何か事情があって始末したくてもしぶとくてなかなか絶やす事ができませんし、年々規模が大きくなり手に負えなくなる事も多いので地面植えするには充分ご検討なさった方が良く、できれば苗のうちは鉢植えで将来は酒樽プランターで栽培するなど地面に直接植え無い栽培にされた方が後々悩まされませんよ・・・。

お礼

2016/01/10 20:56

回答ありがとうございました。
とても参考になりました。
ベリー農園の知人に聞いた所、ある程度の剪定をすれば、ブラックベリーは地下茎が発達しすぎて悪さをすることは無さそうなので計画のまま進めようと思います。ラズベリーは隣家まで侵入するそうなので、気を付けたいと思います。
勉強になりました。

質問者

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