男性が女性を見るとき

足を止めてまで見られるブスって相当だと思うし、そんな非常識で心無い人ばかりではないと思いたいですよね。
質問者さんがとてもお綺麗か、もしくは一部の人だけが知っている有名人に似ている、とかじゃないでしょうか。

私も片寄った層の男性にだけ、しょっちゅう二度見や立ち止まっての凝視をされます。さすがに振り返るような美人ではないので、似ている人がいるのだろうと予想しています。

さすがにブスな人をそんな感じでジロジロ見るってのはあまりないですね。どちらかというと美人・可愛いので見るケースが多いと思います。あまり気にしないでいいかと。

ちょっと気にし過ぎというか、病的にも思えます。
男って女性を見るものなんですよ。
どんな男でも、道を歩けば女性を見てますよ。
彼女連れでも、1人でも、おじいちゃんみたいな人でも。

他の女性が男性からどのくらい見られているのかご存知ですか？
よっぽどの不美人じゃない限り、すれ違う時に見られています。それでも皆さん平然としている。
それは当たり前の光景だからです。
幾つになっても女は見られるのが当たり前。
あなたは誰よりも自分が見られていると思うのでしょうか？それはどうやって知ったのでしょうか？
もしかしたらそれは至って普通レベルかもしれないんです。
見ている側（男性）は、好みだったり特徴的だったりすると見る時間がちょっと長いですよね。


男は視覚で刺激を受ける生き物です。
それが故に女が目の前にいたら見ずにはいられないのです。
顔、胸、ウエスト、下半身、お尻、髪、脚…ありとあらゆる部位を見て、満足しています。だって見るだけじゃ罪にならないから。

男性はあなた個人を見ているのではなく、オンナを見ているんですね。そこに人格とか人間性は関係ありません。
見た目の優劣、美醜、メスとしての能力なんですね。
デリカシーないオッさんなんかはすれ違いざまにその評価を口に出すこともあります。
それがたとえお褒めの言葉であっても不快なことには変わりないんですけどね、分かってないんです。
綺麗だから見ていいだろう。褒めてるんだから口にしたっていいだろうという具合に。
あなたを見る5秒前に他の女を見て、次にあなたを見て「おっ」とか思って気に入ってるパーツを再度見たりするんですね。

大抵、見られている側のオンナは「はいはい」ってな感じで流しています。
見られることを嬉しいこととして意識する人は、少し露出のある格好をする人もいますよね。

そこで流せないと、見られて気持ちが悪いとかムカつくという風に視線を気にして病んでいきます。
自分は見られている→見張られている→攻撃されるかも
という風に自意識が過剰となり、過剰な防御反応が出るのです。そのうち外に出ることが億劫になります。

精神的な強さも結構外見に出てきますから。
他人がどういう風にあなたを見ようとも、影響されないことです。
「視姦」という言葉がありますね。
あれは見られている側も、それなりに意識してしまうのでその言葉が成立するのです。
薄着で歩いても全然気にならない人は視姦されてもへっちゃらですから。


励ましの言葉としては、「大丈夫。世の中の小綺麗なオンナはみんなそうやって見られているから、あなただけじゃないわよ」
ですね。
あまり気に病むことがありませんように。
私が可愛いからよね！見るなら見れば！
ということです。

まず、見知らぬ女性をジロジロ見るのは失礼だと思います。
そのうえで、
時は関係ありません。
男に限らず、人間は美しい物を見るときは本能で瞳孔（黒目）が開きます。
良識ある大人は本能を理性で抑え、ジロジロ見るという行為を行わないだけです。

今度ジロジロ見られたら、目を合わせて相手の黒目を見てみましょう。大きくなっているはずです。でも、変に勘違いされないよう、程々にね。

男性です。回答します。

ジロジロ見られるというのは間違いなく、あなたが美人だからですね。
あなただって街を歩いていて素敵な男性を目にしたら思わず視線が行ってしまいませんか。
それと同じことです。

ただ、それで外出まで苦痛になってしまうというのは、問題です。
少し考え方を紹介したいと思います。

唐突ですが、自尊心の低い人というのは、その実、物凄くプライドの高い人でもあります。
あなたは自身の容姿に自信が持てないとの事ですが、これは裏返せば・・・、

・・・「この世で一番美しいのは私。私ほど美しい女性がほかにいる訳が無い」
と思っているのと同じことなんです。

ですが誤解しないでほしいのは、だからといってあなたが実は傲慢な人間だとか、性格が根っこの部分で歪んでいるだとか、そんなことを言いたいのでは全くありません。

むしろ逆です。
あなたが誠実で、真っ直ぐな人だからこそ、学生時代のトラウマで自分を責め、あなた自身を卑下し過ぎてしまっているんです。

そしてその劣等感や自意識の苦しさを埋め合わせたいがために、無意識のうちに反対の自己イメージを過剰に抱くことで、自分自身を過剰防衛してしまっているんです。

この苦しみから抜け出すためには、自己認識のバランスを取り戻さないといけません。

一つ単刀直入に言えば、あなたが飛び切りの美人だろうと不細工だろうと、そんなことは他
人にとってはほとんどどうでも良い事なんです。

けれども、どうでも良くないことだと思っていませんか。
あなたの容姿がどうだかが、周囲の見知らぬ男性にとっての、一大事なのだと勘違いしていませんか。

男はきれいな女性が大好きです。
勿論僕も大好きです。モデルと見紛うような美女にいきなり遭遇したら、何も考えずにとにかくそっちに目が行きます。たぶん瞳孔も開ききってます（笑）。

けれど、それがいったい何だっていうんですか。
男なんて、そう云うのは本能で反応しているだけの話で、自動販売機や自動ドアがボタンを押せば動くのと、同じようなものにすぎません。

思慮分別があって、相手の思考や感情を理解し、事情や立場に配慮し、行動するのが人間であって、本能というのはそれとは全く関係のない話です。

あなたを街でジロジロ見てくる気持ち悪い奴らが、もしそういう本能にだけ従って生きている家畜のような男だというなら、放って置けばいいだけの話なんです。

というか男の性的本能なんて、妄想とか全部包み隠さずに白状してしまえば、ただのバカの百科全書みたいなもんでしかないんだから、気にしなくていいんですよ。

本当に大事なのは人間的な関わり合いの部分でしょ。

あなたも女性として本当はそれを良く解っているからこそ、おじいちゃんの視線が気持ち悪すぎるとか、まあ別に気持ち悪いのは確かに気持ち悪いですけど（笑）、それに拘ってばかりいるのは明らかに矛盾してる。

だから、美人だろうが不細工だろうが、どっちでも同じこと。
男女の付き合いで一番肝心なところは、そこじゃない。それはあくまでもただのきっかけ。

そして男という生き物は、そのきっかけへの反応を、理性で制御できない、馬鹿な生き物なだけだということ。

本質の観点からすればどうでも良い、容姿の問題でトラウマになってしまってたという、あなたも今まで物凄く辛かったとは思うけれども、どうでも良い事はどうでも良いことでしかないんだから、少しでも早く踏ん切りつけて、前に進んでいってほしいです。

幸せは、自分の心が決めるものだから。